【ヴィクトリアマイル】豪華メンバーが集結!春のマイル女王はどの馬⁉イチオシ・特注馬を公開!
2022/5/13(金)
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※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!
- 5/14(土)夕方発行
東京スポーツ(ヴィクトリアマイルの予想を掲載) - 5/15(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京10R~12R)
アンドヴァラナウト
牝4
[栗]池添学厩舎
父 | キングカメハメハ |
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母 | グルヴェイグ 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 9戦3勝[3-4-1-1] |
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前走時馬体重 | 444kg |
骨格のバランスが非常に整っており、馬体重に体を大きく見せている。長躯短背で胴周りは伸縮性に優れ、かつ程よい伸びも感じられる。飛節は折れすぎず、真っ直ぐすぎない、理想的な角度。バネも利いて瞬間的な加速力も秘める。舞台を選ばずに安定した力を発揮できるタイプと見ていいだろう。もともと蹄が薄い馬で、今回は両前の蹄が接着装蹄となっている。形状を考えると、パンパンと綺麗な馬場でこそ持ち味が活きてきそうだ。いつも見栄えのする馬で、今回も毛艶は黒光りしていて迫力十分。馬体の張りも良好で、いい状態でレースを迎えられそう。
クリノプレミアム
牝5
[美]伊藤伸厩舎
父 | オルフェーヴル |
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母 | ダンシングクイーン 母父:Giant’s Causeway |
通算成績 | 21戦5勝[5-5-1-10] |
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前走時馬体重 | 486kg |
全体に肉付きが良く、パワフルな印象のある馬体。特に注目すべきはトモの筋肉。大腿筋膜周辺が膨らむように発達しており、仙骨の角度的に横幅が広い分、豊富な筋肉が付いている。力強いキックができそうで、スピードに秀でたタイプ。1800m戦で連続好走しているが、肩関節の可動域はさほど広くなく、肩のラインもやや立ち気味。1600mへの距離短縮は好材料と見ている。胴に伸びがあり、持続力が活きる展開は得意だ。蹄には縦に厚みがあり、馬場が渋っても問題なく対応できそう。近走の好調ぶりを物語るように、皮膚を薄く見せるほど馬体は張りがあって、毛艶も抜群。見た目に充実一途といったイメージ。
シャドウディーヴァ
牝6
[美]斎藤誠厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | ダイヤモンドディーバ 母父:Dansili |
通算成績 | 26戦3勝[3-5-3-15] |
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前走時馬体重 | 480kg |
ハーツクライ産駒らしく胴をゆったりと見せる体型で、持続力勝負に向いているタイプ。飛節はカーブしている「曲飛」でバネ感があり、瞬発力を秘める。胴の造りからも広々とした東京コースはベストの舞台といえるだろう。近走は中距離以上を使われており、昨夏の関屋記念以来のマイル戦。馬体的にも中距離志向が強いタイプゆえに、距離への対応はカギとなる。ベタ蹄で、綺麗な馬場状態でこそ持ち味が活きる。冬場は冬毛が伸びやすく、暖かい時期になるとガラッと毛艶が良くなる馬で、今回は張りツヤが前回の写真よりも明らかに良化。現状ベストの仕上がりといえそう。
デアリングタクト
牝5
[栗]杉山厩舎
父 | エピファネイア |
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母 | デアリングバード 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 8戦5勝[5-1-2-0] |
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前走時馬体重 | 470kg |
父エピファネイアの因子が感じられる、胴長のフォルム。長方形のシルエットではあるものの、四肢に長さがあり、バランスは整っている。肩周りやトモには立派な筋肉が付いており、実にパワフル。骨格、筋肉面を総合的に見ても、長く脚を使う持続力勝負こそがこの馬の得意分野。桜花賞馬ではあるものの、馬体的には中距離志向が強いタイプ。高速決着のマイル戦は課題といえる。今回は昨年4月の香港以来、実に1年ぶりの実戦。全体にふっくらと見せていて、まだ絞れる余地がありそう。当日の仕上がりには注意したいところ。毛艶は光沢があって、体調そのものは悪くない。
ファインルージュ
牝4
[美]木村厩舎
父 | キズナ |
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母 | パシオンルージュ 母父:ボストンハーバー |
通算成績 | 8戦3勝[3-3-1-1] |
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前走時馬体重 | 510kg |
前走時は510キロで出走しているように、牝馬の中ではかなりの大型馬。骨量・筋肉量は共に豊富で、高速決着への高い適性を感じさせる。飛節は「くの字」に折れた「曲飛」で、バネが利いて馬格は大きくとも、後肢の回転力に優れており、末脚勝負も向いている印象だ。東京マイルはスピードとスタミナ、両面が問われる舞台。胴に伸びがあって広いコースも合うイメージがあり、レース適性は高いと見ている。いつも良く見せる馬で、前走時と比較して大きく変化した点こそ見られないものの、引き続き馬体の張りは良好。薄っすらと銭型模様が浮き上がるくらい、毛艶もいい。
マジックキャッスル
牝5
[美]国枝厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | ソーマジック 母父:シンボリクリスエス |
通算成績 | 15戦2勝[2-6-1-6] |
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前走時馬体重 | 442kg |
胴周りにまとまりがある正方形のシルエット。2000mでも重賞を勝っているが、本質的にはマイル戦の方が合っていそう。身体の伸縮性に優れており、体型的にも瞬発力を活かした戦法が合う。飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」の構造で、キックした際にしっかりと飛節が伸び切る。本馬を始め、近年のヴィクトリアマイルでは同様の造りをした馬が活躍中。レース適性は不安なしといえそうだ。立ち姿は昨年のクイーンS以来となるが、体つきに大きな衰えは感じられず、後肢の下腿部には血管が浮き上がっている。昨年出走した時よりも、立ち写真の雰囲気は上。
メイショウミモザ
牝5
[栗]池添兼厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | メイショウベルーガ 母父:フレンチデピュティ |
通算成績 | 26戦5勝[5-3-2-16] |
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前走時馬体重 | 456kg |
ハーツクライ産駒の中では、比較的コロンとした体つき。腹袋は大きめで、肩周りの筋肉の質感もやや硬め。ゆえに、長らく短距離路線を走っていたのだろう。飛節の折りは父譲りでかなり深い、典型的な「曲飛」タイプ。テンのダッシュ力にも反映されていて、1200m戦でも好位置を取れる機動力を秘める。前走の阪神牝馬Sでは内目から抜け出したように、器用な競馬もできるタイプだ。過去との比較こそできないものの、馬体は張り十分、毛艶も良く見せている。デキの良さが目立つ1頭といえそうだ。
レイパパレ
牝5
[栗]高野厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | シェルズレイ 母父:クロフネ |
通算成績 | 12戦6勝[6-2-1-3] |
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前走時馬体重 | 434kg |
肩関節の可動域が広くないこともあり、かなりピッチの速い走りをするのが特徴。スタートダッシュが速く安定した先行力はメンバーの中でも随一。前向きな気性でマイルへの短縮は良さそう。ただし、馬体のフォルムは中距離馬といった雰囲気。大阪杯時にも述べたように、馬格がさほど大きくないので、高速決着よりも少し時計が掛かる馬場のほうが相対的に向いている。雨が降ったら注目の1頭。小柄な馬の今季3戦目となるが、毛艶はココ最近で一番良く見えるほど、代謝の良さが伝わってくる。馬体減りも感じられず、いい状態をキープ。
レシステンシア
牝5
[栗]松下厩舎
父 | ダイワメジャー |
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母 | マラコスタムブラダ 母父:Lizard Island |
通算成績 | 14戦5勝[5-5-1-3] |
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前走時馬体重 | 516kg |
胴周りに伸びがある持続力タイプ。背中周りには程よいまとまりもあって、仕掛けてから鋭い脚も使える点が本馬の長所。父ダイワメジャー譲りの豊かなトモで、スピード・スタートの加速力に優れる。骨格的には1400m~1600mが向いているため、距離延長は好材料。成長と共に筋肉量が増し、スプリント志向が徐々に強くなってきているので、東京の長い直線で押し切れるかがカギ。前走は立ち写真こそ太目には映らなかったものの、当日+18キロで少し重め残りの印象だった。今回は中6週とローテーションも理想的、体つきも引き締まって来ている。
ソングライン
牝4
[美]林厩舎
父 | キズナ |
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母 | ルミナスパレード 母父:シンボリクリスエス |
通算成績 | 9戦4勝[4-2-1-2] |
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前走時馬体重 | 484kg |
背中が短く、腹側のラインが後躯に向かって引き締まっている。典型的な瞬発力タイプの体型で、道中しっかりとタメを利かせることで、終いに鋭い脚を繰り出すことができる。飛節は折れすぎず、真っ直ぐ過ぎない、理想的な角度。近走は480キロ台で出走しているように、牝馬の中では馬格も大きいタイプ。長くいい脚を繰り出せる特徴は、東京マイルでこそ活きてくるだろう。レース適性はかなり高いと見ている。今回はサウジアラビア遠征後のレースとなるが、毛艶は黒光りしていてかなり良く見せる。馬体減りも見られず、筋肉も張り感があり、状態面に関しても不安なし。
テルツェット
牝5
[美]和田郎厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | ラッドルチェンド 母父:Danehill Dancer |
通算成績 | 10戦6勝[6-0-1-3] |
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前走時馬体重 | 432kg |
※最新の写真は21年エリザベス女王杯
背中が短く、前後にまとまった体型。体の伸縮性に優れており、スパッと切れる瞬発力を秘めている。飛節はカーブ系の曲飛で、折りの角度はそこまでキツくないため、広い東京コースで長く脚を繰り出せそう。420キロ台の小柄な馬ながら、骨格に対して十分な筋肉量を秘めていて、数字ほど華奢に見せない。また胸の縦幅も深く、心肺機能も高そうだ。コンパクトな分、高速決着よりも時計の掛かる馬場のほうが向いている。1800mからの距離短縮も好材料。
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大型馬ながら、筋肉の付き方はしなやかで、牝馬らしい素軽さを感じさせる。胸の深さがあり、心肺機能に優れているため、持続力勝負は得意。四肢をスラっと見せていて、胴周りにも伸びがあり、フォルムは中距離タイプ。後肢は緩やかにカーブしている「曲飛」で、馬格がありながらバネ感十分、瞬発力も秘めている。広い東京コースは末脚を活かせる舞台といえそうだ。近2走はいずれも冬毛が残っていたが、気温の上昇に伴って毛艶がグンと良化。毛色も相まって黒光りしており、体調の良さが窺える。今季一番の状態ではないだろうか。