【日本ダービー】馬体診断19頭から選ばれたイチオシ&特注馬は!?
2022/5/27(金)
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※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!
- 5/28(土)夕方発行
東京スポーツ(日本ダービーの予想を掲載) - 5/28(土)13:00頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京7R~9R) - 5/29(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京10R~12R)
アスクビクターモア
牡3
[美]田村厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | カルティカ 母父:Rainbow Quest |
通算成績 | 6戦3勝[3-0-2-1] |
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前走時馬体重 | 474kg |
アスクワイルドモア
牡3
[栗]藤原英厩舎
父 | キズナ |
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母 | ラセレシオン 母父:ゼンノロブロイ |
通算成績 | 7戦2勝[2-3-0-2] |
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前走時馬体重 | 462kg |
肉付きがいい馬で、立ち姿はパワフル。腹周りはふっくらと見せているが、これは腹袋の大きなマイニングの血を持つ、母父ゼンノロブロイの影響が大きい。前走の京都新聞杯をレコード勝ちしているものの、馬体の印象的には時計・上がりの掛かる条件が合うタイプ。ハイペースで消耗戦になったことも勝利の要因といえそう。蹄には厚みがあり、雨が降っても対応可能。前走との直接比較こそできないが、きさらぎ賞時の立ち写真よりも、筋肉が明らかにパンプアップしている。ボリューム感はあっても太め感はなく、またレコード駆け後の反動も感じられない。
イクイノックス
牡3
[美]木村厩舎
父 | キタサンブラック |
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母 | シャトーブランシュ 母父:キングヘイロー |
通算成績 | 3戦2勝[2-1-0-0] |
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前走時馬体重 | 492kg |
骨格のバランスが整っていて、高い素質を感じさせるフォルム。胴周りはやや背中が短めで、腹側のラインは後躯に向かって引き締まっている。「長躯短背」といえる造りで、優れた伸縮性を感じさせる。近年のダービー馬にも多く見られる馬体構造だ。飛節も緩やかにカーブしており、バネ感があって秘めた瞬発力はかなりのモノ。しなやかな体つきは母シャトーブランシュ似で、母は5歳夏に重賞初制覇を挙げたように、晩成傾向が強かった。本馬も成長余地を残しているものの、後肢の下腿部には皐月賞時よりもハッキリと血管が浮いていて、短期間で良化が感じられる。
オニャンコポン
牡3
[美]小島茂厩舎
父 | エイシンフラッシュ |
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母 | シャリオドール 母父:ヴィクトワールピサ |
通算成績 | 5戦3勝[3-0-0-2] |
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前走時馬体重 | 468kg |
背中は短めでありながら、胴周りに窮屈な印象はない。いわゆる「長躯短背」の理想的なバランス。歩様もしなやかで柔軟性を秘め、鋭い末脚を繰り出すことができる。胴の造り、飛節の角度などは父エイシンフラッシュと近く、決め手を引き出すことができれば食い込みがあっても驚けない。素軽い造りの馬だが、意外と腹袋は大きく、重厚感もある。底力勝負になっても力は出せるだろう。今回は休み明けの皐月賞を使った効果か、筋肉の輪郭はより明確に浮き上がり、状態は上向いている印象。毛艶も良化して、いい状態でレースを迎えることができそう。
キラーアビリティ
牡3
[栗]斉藤崇厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | キラーグレイシス 母父:Congaree |
通算成績 | 5戦2勝[2-1-0-2] |
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前走時馬体重 | 468kg |
母系にパワフルな馬体の持ち主が多い影響か、腹袋周辺には厚みがある。スピード勝負、底力が必要な上がりが掛かる展開、いずれもソツなく対応できるタイプ。体型的にはマイルから2000m辺りがベストの印象。ただし、胸の縦幅は深く、心臓や肺にあたる部分が発達している。優れた心肺機能で距離は十分に克服可能だろう。好位で進めて抜け出すような競馬に期待。前走の皐月賞はホープフルS以来の休み明けで、筋肉の張り具合には良化の余地が見られた。今回は一度使われた効果で、デキはグンと良くなった。薄っすら肋骨が浮き上がり、体つきも理想的。
コマンドライン
牡3
[美]国枝厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | コンドコマンド 母父:Tiz Wonderful |
通算成績 | 4戦2勝[2-0-0-2] |
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前走時馬体重 | 524kg |
※抽選除外
大型馬ながらシルエットは素軽く、重たさを感じさせない。骨格の大きさもさることながら、脚が長いためストライドが大きく、長く脚を使える。2歳時よりも胴に伸びが出て、切れよりも持続型にシフトしてきている印象。2400mへの距離延長は問題なさそうで、マイラーズC2着の全兄アルジャンナとはイメージが異なる。ホープフルS出走時の写真と見比べてみると、今回は後肢の下腿部に血管が浮き上がっていて、半年間での成長が窺える。トモはまだ良くなりそうな余地を残しつつも、毛艶は黒光りしていて、見た目に体調は良さそう。
ジオグリフ
牡3
[美]木村厩舎
父 | ドレフォン |
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母 | アロマティコ 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 5戦3勝[3-1-0-1] |
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前走時馬体重 | 494kg |
母アロマティコと同じ栗毛で、骨格のシルエットや筋肉の付き方は母似。ただし、発達した胸前から肩周りには父ドレフォンの特徴も感じさせ、父母からいいところをしっかりと受け継いでいる。胴に伸びがあり、体つきからも重たさは感じられないので、2400mは問題なさそう。胴長、直飛の持続力タイプで、本質的に広いコースは合っているはず。持続型ではあるものの、新馬戦では上がり33秒台の末脚を繰り出しており、決め手勝負にも対応はできる。前走からの大幅な上昇こそ感じないものの、筋肉の張りは高水準でキープされている。
ジャスティンロック
牡3
[栗]吉岡厩舎
父 | リオンディーズ |
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母 | フラワーロック 母父:アッミラーレ |
通算成績 | 5戦2勝[2-1-0-2] |
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前走時馬体重 | 494kg |
「くの字」に折れた曲飛が特徴的。水準以上の馬格がありながら、後肢の回転は速く、機動力に優れている。京都2歳Sでは3コーナーからマクるように進出して勝利。本質的には小回りコースのほうが、持ち味が活きそう。父リオンディーズ譲りの筋肉質な馬体で、母父アッミラーレはサンデーサイレンス産駒ながらダートで活躍。血統表通りのパワフルな馬体で、パワー・上がりの掛かる展開・舞台が合う。東京コースでの瞬発力勝負がカギになりそうだ。毛艶は前走時のほうが良く見えたものの、筋肉の張り感はキープ。ムダ肉の少ない体つきで、1週前で既に仕上がっている印象。
セイウンハーデス
牡3
[栗]橋口慎厩舎
父 | シルバーステート |
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母 | ハイノリッジ 母父:マンハッタンカフェ |
通算成績 | 5戦2勝[2-1-0-2] |
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前走時馬体重 | 468kg |
父シルバーステート譲りの豊富な筋肉量が目に留まる、ボリューム感のある馬体。蹄はやや薄く、繋ぎも長めでクッションが利きそうな造り。スピードの出る綺麗な馬場が合っている印象で、Cコース替わりは好材料。後肢の下腿部は丸みを帯びて膨らみがあり、強いキックで推進力を生み出すことができる。1400mの新馬戦を勝利したように、素軽いスピードを秘めている印象。マイルから中距離が合っている印象も、骨格のバランスは整っていて、タメが利けば2400mでも。中2週と間隔が詰まることもあり、ムダ肉無く仕上がった。筋肉の張りも十分で、状態はキープできている。
ダノンベルーガ
牡3
[美]堀厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | コーステッド 母父:Tizway |
通算成績 | 3戦2勝[2-0-0-1] |
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前走時馬体重 | 504kg |
骨格全体のバランスに対して、背中が長く映るシルエット。胴自体に伸びがあり、持続力に優れたハーツクライ産駒らしいタイプの馬体だ。後肢の飛節はカーブしている「曲飛」寄りの構造。バネ感があって、胴長ではあるものの強くてしなやかな質感の筋肉を有しており、柔軟性に富んだ走りで末脚は切れる。持続する末脚は広い東京コースでこそ。馬体のパーツ「だけ」で比較すると、昨年2着のエフフォーリアとニュアンスは近い。共同通信杯時の立ち写真と比較すると、一目瞭然。余分な肉が削げて筋肉の張りがアップ、3ヶ月余りで着実な成長を遂げている。肋骨が薄っすら浮いて、1週前時点で馬体は仕上がっている印象。
デシエルト
牡3
[栗]安田隆厩舎
父 | ドレフォン |
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母 | アドマイヤセプター 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 4戦3勝[3-0-0-1] |
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前走時馬体重 | 512kg |
大型馬の割に余分な肉が付いておらず、体つきは非常に素軽い。蹄底に厚みがあるので、もちろんダートも悪くないが、父ドレフォンよりも母アドマイヤセプターの特徴が馬体に出ていて、シルエットや筋肉の質感は芝向きの印象。胸の深さが目立ち、心肺機能の高さが窺える。胴伸びもあって、持続力を活かした先行策はこの馬の体型に合った戦法といえるだろう。2000mベストで距離は若干長いため、マイペースを刻めるかがカギ。前走も毛艶・馬体の張りを良く見せていたが、今回も馬体に光沢があって非常に良く見せる。大敗後でもダメージは感じられない。
ドウデュース
牡3
[栗]友道厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | ダストアンドダイヤモンズ 母父:Vindication |
通算成績 | 5戦3勝[3-1-1-0] |
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前走時馬体重 | 496kg |
後躯の大腿筋膜が膨らむように発達しており、トモの発達はメンバー一番といってもいいくらい。父よりも母方の米国血統が強く出ていて、腹袋も比較的大きめ、全体にパワフルな体つき。胴周りにはまとまりがあり、瞬発力勝負に向いている形。本馬は飛節も「曲飛」で回転力に優れているため、エンジンが掛かってからの加速は速い。体型的に距離延長は大幅プラスとはいかないものの、折り合いに不安はなく、心肺機能も高い。決め手を引き出せば、2400mも対応できる。キッチリ仕上がった皐月賞と比較しても、遜色のない筋肉の張り具合で、毛艶もピカピカ。距離延長のためか腹周りは余分な肉を削ぎ落され、お釣りナシに仕上げられている印象。
ビーアストニッシド
牡3
[栗]飯田雄厩舎
父 | アメリカンペイトリオット |
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母 | マオリオ 母父:ネオユニヴァース |
通算成績 | 7戦2勝[2-1-2-2] |
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前走時馬体重 | 468kg |
父アメリカンペイトリオット譲りのかなり筋肉質な馬体。特に胸前から肩周り、前駆の筋肉が発達している。前腕も筋肉の輪郭がハッキリと浮き出ており、前の掻き込みが強そうなイメージ。ダンジグ系のパワフルなタイプで、パワーを活かして押し切るようなスタイルが合う。本質はマイラー、長くても2000mまでが向いている印象で、2400mの距離は課題になりそう。腹袋は大きく、消耗戦は得意そう。コンスタントに使っている分、大幅な変わり身・上積みこそ感じられないが、迫力ある立ち姿をしっかりとキープ。力を出せる状態に整った。
ピースオブエイト
牡3
[栗]奥村豊厩舎
父 | スクリーンヒーロー |
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母 | トレジャーステイト 母父:Oasis Dream |
通算成績 | 3戦3勝[3-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 466kg |
460キロほどと決して大柄な馬ではないが、骨格に対しての肉付きが良く、馬体のフォルムは力強い。腹袋周りの造りも重厚感があり、同様にパワフルな体つきをしていた父スクリーンヒーローの特徴が表れている。程よく胴伸びがあり、飛節は中間的な造り。柔軟性も秘めているので、タメを利かせればある程度切れる脚を使えると同時に、持続力勝負にも対応可能。意外と自在性を秘めているタイプだ。前脚はやや短めで重心も低く、どっしりとした立ち姿からも、距離はマイル~2000m辺りがベストの印象。過去との比較はできないが、太め感仕上がっており、力を出せるデキにある。
プラダリア
牡3
[栗]池添学厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | シャッセロール 母父:クロフネ |
通算成績 | 4戦2勝[2-2-0-0] |
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前走時馬体重 | 456kg |
やや背中が長めに映るディープインパクト産駒。飛節の角度は中間的な造りで、胴の構造も相まってコンパクトな馬格でもストライドはしっかりと伸びる。水準以上の切れと持続力を秘めており、またムダ肉の少ない体つきから、距離はある程度長いほうが向いていそう。父の産駒にしては蹄にも厚みがあり、母父クロフネの影響もありそう。道悪の未勝利戦で圧勝しているように、道悪は得意なタイプだ。前走との直接比較こそできないが、肋骨はハッキリ浮いて、細身に映る。ただし筋肉の張りもキープできているので、この馬体を維持できれば力は十分発揮できるだろう。
マテンロウオリオン
牡3
[栗]昆厩舎
父 | ダイワメジャー |
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母 | パルテノン 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 5戦2勝[2-3-0-0] |
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前走時馬体重 | 484kg |
肉付きが良く、ガッシリとしたパワータイプの馬体。父ダイワメジャーと似ていて、母父は筋肉量の豊富なキングカメハメハ。血統がストレートに馬体の造りに影響している。腹周りの造りもふっくらとして、腹袋は発達。本質的には底力勝負、パワー勝負のほうが合っており、胴詰まりの体型からも、距離はマイル近辺がベストか。飛節は緩やかにカーブ、切れ味を秘めている。末脚勝負に懸けてどこまで。G1での激走後でも元気一杯で、馬体の張りは前走時とほぼ変わらない。毛艶にも光沢があり、銭型模様が浮き上がるほど、代謝の良さが伝わってくる。
マテンロウレオ
牡3
[栗]昆厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | サラトガヴィーナス 母父:ブライアンズタイム |
通算成績 | 5戦2勝[2-0-0-3] |
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前走時馬体重 | 482kg |
腹袋が膨らむように発達しており、母父ブライアンズタイムの特徴が発現している。上がりが掛かるタフな展開が得意そうな馬体。父ハーツクライ譲りで胴周りは長め、持続力勝負に強いタイプ。体型的に広いコースは合っているものの、決め手比べでどこまで。道悪は苦にしないので、雨で時計が掛かるようなら一発あっても。皐月賞に続いて、後肢の下腿部には血管が浮き上がっており、馬体の張りは上々。体調面に関しても高水準でキープされており、大敗続きでもデキに関して不安はなさそうだ。
ジャスティンパレス
牡3
[栗]杉山厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | パレスルーマー 母父:Royal Anthem |
通算成績 | 4戦2勝[2-1-0-1] |
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前走時馬体重 | 458kg |
半兄アイアンバローズよりも胴にまとまりがあるフォルム。父ディープインパクト譲りの「長躯短背」で、歩様にもしなやかさがある。優れた伸縮性を感じさせ、過去の上がりタイムは目立たなくても、潜在的な瞬発力はありそう。後肢の飛節も地面と垂直に近い「直飛」に近い角度。コンパクトな馬だが飛節が伸びるため、フットワークは大きい。素軽い体型で距離延長も問題なく、広い東京コースも合いそう。レース適性は高いと見ている。休み明けだった皐月賞よりも馬体の張りは増し、トモの大腿筋膜は膨らむように発達。短期間で良化を感じさせ、デキも上向き。
ロードレゼル
牡3
[栗]中内田厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | エンジェルフェイス 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 4戦2勝[2-2-0-0] |
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前走時馬体重 | 504kg |
母エンジェルフェイスと似た馬体のシルエット、背中周りにまとまりがある。父ディープインパクト譲りの長躯短背といえる造り。500キロ近い大型馬のため、スパッと切れるイメージこそないものの、胴周りの造りを見るともっと速い脚を使えても不思議ない。飛節は緩やかにカーブしており、四肢も長いためいい脚を長く繰り出すことができる。好位から早めに抜け出す競馬ができれば。青葉賞からレース間隔はやや詰まるものの、毛艶は黒光りしていて申し分のないデキ。薄っすら肋骨が浮いており、1週前の時点で張り感も十分。力は十分に発揮できるはずだ。
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骨格に対して、背中が長く映る胴長の体型。背と腹のラインが平行に近く、このような造りをした馬は長くいい脚を繰り出すことができる。ディープインパクト産駒の中では比較的少ない、持続型に出ているタイプだ。後肢は父とそっくりで、仙骨が傾斜した「斜尻」、飛節が真っ直ぐに伸びた「直飛」で、理想的な造り。中山コースで3勝しているが、四肢や繋ぎは長めで、跳びも大きい。馬体的には広いコースのほうがノビノビと走れそう。19年勝ち馬・ロジャーバローズのような早め抜け出しがベスト。大腿筋膜、下腿部周辺の張りは皐月賞以上で、毛艶もいい。順調に仕上がっている。