【菊花賞】3000m戦は馬体適性が重要!最後の一冠はどの馬に⁉人気薄の特注馬も公開
2022/10/21(金)
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※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!
- 10/22(土)夕方発行
東京スポーツ(菊花賞の予想を掲載) - 10/22(土)14:30頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京10R~12R) - 10/23(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京10R~12R)
アスクビクターモア
牡3
[美]田村厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | カルティカ 母父:Rainbow Quest |
通算成績 | 8戦3勝[3-1-3-1] |
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前走時馬体重 | 476kg |
アスクワイルドモア
牡3
[栗]藤原英厩舎
父 | キズナ |
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母 | ラセレシオン 母父:ゼンノロブロイ |
通算成績 | 9戦2勝[2-3-0-4] |
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前走時馬体重 | 464kg |
肉付きの良いパワフルな馬体。腹周りをふっくらと見せているが、これは腹袋の大きなマイニングの血を持つ、母父ゼンノロブロイの影響が大きい。レコード勝ちの実績があるものの、本質はパワー型。馬体の造りは時計・上がりの掛かる条件が合っている印象だ。体型的には中距離~2400mが合っており、3000mは少し長いと見る。ただし、消耗戦には強いタイプなので、阪神内回りコースは悪くない条件といえそうだ。休み明けだった神戸新聞杯を一叩きして、筋肉の張りはグンと増してきた印象。型どおり良化が感じられる。
ガイアフォース
牡3
[栗]杉山厩舎
父 | キタサンブラック |
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母 | ナターレ 母父:クロフネ |
通算成績 | 5戦3勝[3-2-0-0] |
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前走時馬体重 | 498kg |
母がダートの活躍馬ということもあり、本馬も蹄底には厚みがある。繋ぎは立ち気味で、長さがあるのでクッションが利くことから、本馬は芝でのスピード勝負で強さを発揮している。跳びが大きく、胴長のフォルムで持続力勝負に強い。筋肉の質感がやや硬めなパワー型ではあるものの、全体にムダ肉は少なく、立ち姿は重たく見せない。3000mの距離も十分に対応可能と見ている。セントライト記念出走時でスッキリ仕上がっていたので、前走から劇的な変化はないものの、引き続き筋肉の張りは良好。皮膚を薄く見せていて、状態の良さが伝わってくる。
ジャスティンパレス
牡3
[栗]杉山厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | パレスルーマー 母父:Royal Anthem |
通算成績 | 6戦3勝[3-1-0-2] |
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前走時馬体重 | 452kg |
長距離路線で活躍している半兄アイアンバローズよりも、本馬は胴にまとまりがある。兄は持続型だが、こちらは父ディープインパクト譲りの「長躯短背」で、優れた伸縮性が武器。瞬発力を活かした競馬が合うタイプなので、道中タメを利かせられるかがカギ。コンパクトな馬でも飛節は綺麗に伸びるので、フットワークは大きめ。体型的には2000~2400mがベストと見ているが、リズム良く運ぶことができれば。毛艶は前走のほうが見栄えするものの、後肢の下腿部には血管が浮き上がり、筋肉の張り具合はしっかりと感じられる。状態は高い水準でキープできている印象。
セイウンハーデス
牡3
[栗]橋口慎厩舎
父 | シルバーステート |
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母 | ハイノリッジ 母父:マンハッタンカフェ |
通算成績 | 7戦2勝[2-1-0-4] |
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前走時馬体重 | 474kg |
父シルバーステート譲りの筋肉質なボリューム感ある馬体。蹄は薄く、繋ぎは長めでクッションが利きそう。スピードの出る綺麗な馬場が合っている印象だ。後肢の下腿部は丸みを帯びて膨らみがあり、強いキックで推進力を生み出すことができる。1400mの新馬戦を勝利したように、今回のメンバーの中でもスピード能力は上位。胴は詰まり気味なので、本質はマイラー質が強いタイプと見ている。距離延長で持ち味を引き出せるかがカギ。前走同様に毛艶は黒光りしていて、代謝の良さが伝わってくる。ダービー時よりも立ち姿に迫力が出て、成長力を感じる。
ディナースタ
牡3
[栗]辻野厩舎
父 | ドゥラメンテ |
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母 | ラヴァリーノ 母父:Unbridled’s Song |
通算成績 | 8戦3勝[3-0-0-5] |
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前走時馬体重 | 458kg |
胸の縦幅が深く、前脚は長め。近2走は早めにマクる競馬で連勝しており、心肺機能に優れている。飛節の折りは深い「曲飛」タイプであるものの、関節の可動域は広く、一歩ごとに飛節は伸びるタイプ。余分な肉が付いていない、素軽いフォルムに加えて、筋肉の質感も柔軟。緩く映るくらいの体つきだけに、3000mへの距離延長は好材料。長距離馬らしい馬体の持ち主といえるだろう。まだ完成度は低いものの、毛艶は光沢があって、代謝はかなり良さそう。少し間隔は開いたがスッキリ仕上がり、現状のベストといえるデキ。
ビーアストニッシド
牡3
[栗]飯田雄厩舎
父 | アメリカンペイトリオット |
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母 | マオリオ 母父:ネオユニヴァース |
通算成績 | 9戦2勝[2-1-2-4] |
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前走時馬体重 | 456kg |
父アメリカンペイトリオット同様に、かなり筋肉質な馬体。前駆がパワフルで、胸前から肩周り、クビさしにかけて筋肉が盛り上がるように発達している。ダンジグ系の長所が体型に表れていて、パワーを活かして押し切るスタイルがベスト。切れ味勝負よりも、上がりが掛かる消耗戦が得意なタイプ。体型的にはパワーとスピードが活きる、2000mくらいまでの距離が合っているイメージ。今回は距離延長がカギになりそう。前走もスッキリ仕上がっていたので、いい意味でデキは平行線。状態はキープできていると見た。
フェーングロッテン
牡3
[栗]宮本厩舎
父 | ブラックタイド |
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母 | ピクシーホロウ 母父:キングヘイロー |
通算成績 | 9戦3勝[3-1-3-2] |
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前走時馬体重 | 472kg |
短距離路線で活躍中の半兄・ピクシーナイトと同様にパワフルな馬体。兄よりも本馬のほうが胴周りに伸びがあって、ゆったりとした体型に出た。父ブラックタイドの特徴が遺伝したモノと考えられる。持続力勝負に向いているタイプで、パワーや上がりを要する条件が得意。飛節の折りが深い「曲飛」タイプで、ラジオNIKKEI賞では内々をロスなく立ち回って勝利を収めたように、小脚が利くので小回りもOK。距離はやや長い印象も、折り合いと立ち回りひとつで。馬体のコンディションは大きな変化こそないが、薄っすらと銭型模様が浮き上がり、体調は良さそう。
ポッドボレット
牡3
[栗]辻野厩舎
父 | ジャスタウェイ |
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母 | シーエスシルク 母父:Medaglia d’Oro |
通算成績 | 9戦2勝[2-2-1-4] |
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前走時馬体重 | 510kg |
父ジャスタウェイ譲りの胴長体型。四肢をスラっと見せていて、関節の可動域も広い。走法を見てもかなり跳びが大きく、雄大なフットワークが特徴的。持続力タイプで長く脚を使う展開が得意。全体にムダ肉も少なく、体つきは引き締まっている。筋肉の柔軟性も感じさせるので、距離延長も対応できそうだ。蹄はやや膨らみがあるタイプ。時計の掛かる馬場のほうが持ち味は活きてくるだろう。1週前の時点で肋骨が薄っすらと感じ取れる理想的なボディコンディションに仕上がっている。毛艶や筋肉の張りも良好で、見た目に状態の良さが伝わってくる。
ボルドグフーシュ
牡3
[栗]宮本厩舎
父 | スクリーンヒーロー |
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母 | ボルドグザグ 母父:Layman |
通算成績 | 8戦3勝[3-0-3-2] |
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前走時馬体重 | 496kg |
490キロ台の馬格を有していながら、馬体はかなり素軽く見える、シャープな造り。背中はやや短めに映るものの、決して窮屈な印象はない。前脚の長さも十分にある。後肢の飛節は緩やかにカーブして、バネ感がある。追ってからの反応は速いほうではないものの、エンジンさえ掛かれば鋭い脚を繰り出せる父系のロベルトよりも、インブリードが掛かっているサンデーサイレンス系特有の切れが感じられ、スクリーンヒーロー産駒にしては珍しいタイプ。休み明けでも仕上がりが良かった前走時と同様に、馬体には一切緩みが感じられず、筋肉の張りも上々。いいデキをキープできている。
ヤマニンゼスト
牡3
[栗]千田厩舎
父 | シンボリクリスエス |
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母 | ヤマニンバステト 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 8戦2勝[2-1-1-4] |
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前走時馬体重 | 494kg |
シンボリクリスエス産駒ではあるものの、どちらかといえば母父ディープインパクトのほうが強く出ている印象。背中には程よいまとまりがあって、伸縮性を感じさせる。飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」で、こちらも母父の特徴が発現。神戸新聞杯でも溜めて切れる脚を繰り出していて、本質は瞬発力勝負に強いタイプと見ている。3000mの距離は少し長いものの、スッキリとしたしなやかさのある肉付きで、リズム良く運べれば。まだ成長の余地を残しつつも、筋肉の張り感は良く、現状の力は出せそうだ。
ヴェローナシチー
牡3
[栗]佐々晶厩舎
父 | エピファネイア |
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母 | アモーレエテルノ 母父:ゼンノロブロイ |
通算成績 | 8戦1勝[1-3-3-1] |
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前走時馬体重 | 498kg |
骨格全体のバランスに対して、背中の長さが目立つ、胴長のシルエット。クビ周りもシャープで長く、四肢も長い。さらに腹袋も大きめで、重厚感がある。優れた持続力が武器で、スパっと切れない代わりにいい脚を長く繰り出せるタイプ。胸の縦幅、肩の角度を見ても心肺機能は高く、ストライドも大きい。500キロ近く馬格を有しているが、距離延長は好材料と見ていいだろう。前走はレース間隔が開いていた分、多少絞れる余地があった。叩き2戦目となる今回は見た目にも腹周り、帯径(おびみち)周りはスッキリとしており、前走からの上積みはかなり大きい。
プラダリア
牡3
[栗]池添学厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | シャッセロール 母父:クロフネ |
通算成績 | 6戦2勝[2-2-0-2] |
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前走時馬体重 | 456kg |
背中の長めなディープインパクト産駒。決して大きな馬ではないが、胴伸びのいいフォルムも相まって、走行時のストライドは大きい。飛節の角度は中間的な造りでバネが利き、水準以上の切れ味と持続力を秘める。全体にムダ肉の少ない体つきで、中長距離への高い適性を感じさせる。3000mへの距離延長も問題なく対応できそう。蹄に厚みがあって、渋った馬場もこなす。神戸新聞杯時もシャープな馬体に仕上がっていたが、今回は使って張り感が増して、皮膚をより薄く見せるように。叩いた効果が感じられ、前走以上のデキで出走できそう。
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背中が長い、胴長の体型。背と腹のラインが平行に近く、ディープインパクト産駒の中では比較的珍しい、持続型に出ているタイプ。後肢は父とそっくりで、仙骨が傾斜した「斜尻」、飛節が真っ直ぐに伸びた「直飛」で、理想的な造りといえる。四肢をスラっと見せ、繋ぎも長め。跳びの大きな走りが特徴で、距離延長は折り合い一つで十分にこなせそう。日当たりの関係で毛艶こそ見栄えはしないが、休み明けのセントライト記念を一叩きして、馬体にはメリハリが出てきた。使った効果は明らかに出てきており、前走以上の状態で臨めそう。