【阪神ジュベナイルF】2歳戦は馬体が重要!コース適性高いイチオシ・特注馬に注目!
2022/12/9(金)
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※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!
- 12/10(土)夕方発行
東京スポーツ(阪神ジュベナイルFの予想を掲載) - 12/10(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(中山11~12R)
ウンブライル 牝2
父 | ロードカナロア |
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母 | ラルケット 母父:ファルブラヴ |
通算成績 | 2戦2勝[2-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 474kg |
しなやかな筋肉の質感は兄姉と似ており、スッキリとしたフォルム。見た目にも切れる脚を使えそうなタイプ。姉ステルナティーアよりも背中は長めで、馬体のサイズ自体もこちらの方が大きい。一方、兄ステルヴィオよりも牝馬ゆえにシャープで、軽さを感じさせる。キ甲がまだ伸び切っていないので、体つきはこれから変化しそう。それでも大腿筋膜は膨らみが感じられ、血管も浮いている。筋肉の張りは上々といえるだろう。冬場でも毛艶が良く、体調の良さが伝わってくる。輸送で絞れることを踏まえると、ほぼベストに近い状態と考えていいだろう。
キタウイング 牝2
父 | ダノンバラード |
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母 | キタノリツメイ 母父:アイルハヴアナザー |
通算成績 | 3戦2勝[2-0-0-1] |
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前走時馬体重 | 436kg |
背中が短く、腹側のラインが後躯に向かって引き締まっている。背中に伸縮性があって、後肢の飛節はカーブしてバネ感十分。デビューから安定した末脚を繰り出しているように、瞬発力勝負に強いタイプ。骨格のサイズはさほど大きくないが、肉付きは良く、ボリューム感がある。高速決着よりは、多少時計が掛かるくらいの馬場が合っている印象。繋ぎも短く立っていて、荒れた馬場や水分を含んだ馬場もこなせそう。若干冬毛が伸びているものの、肘周りを見ても太め感はなく、休み明けから力を出せる態勢に整った。
ドゥアイズ 牝2
父 | ルーラーシップ |
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母 | ローズマンブリッジ 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 3戦1勝[1-2-0-0] |
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前走時馬体重 | 440kg |
全体にボリューム感たっぷりの、パワフルな馬体。440キロ台の馬体重以上に迫力がある。胴詰まりの体型ではあるものの、腹袋は大きめで、筋肉の質感的にパワー型の印象が強い。父系の影響が馬体に表れている印象で、力強く押し切るような競馬が合っている。今回は上がり勝負への対応力が問われるところ。雨馬場は苦にしないはずで、時計が掛かる競馬になれば浮上の目も。ふっくらと見せる体型なので、休み明けでも太くは見えない。むしろ毛艶の良さが目立ち、体調そのものはかなり良さそう。
ドゥーラ 牝2
父 | ドゥラメンテ |
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母 | イシス 母父:キングヘイロー |
通算成績 | 3戦2勝[2-0-0-1] |
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前走時馬体重 | 466kg |
牝馬らしい素軽さを示しつつ、胸前の筋肉は盛り上がるように発達。トモの横幅も広く、力強いキックで大きな推進力を生み出せそう。デビューから一貫して中距離を使っているが、1600m戦も十分に対応できそうだ。胴周りは窮屈すぎない「長躯短背」で理想的なバランス。札幌を使って来た分上がりのタイムは目立たないが、溜めれば速い脚も繰り出せそう。後肢の飛節も緩やかにカーブして、バネ感がある。今回は札幌2歳S以来、3ヶ月ぶりの実戦。休み明けでも太め感は無く、いきなりやれていい好仕上がり。
ブトンドール 牝2
父 | ビッグアーサー |
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母 | プリンセスロック 母父:スウィフトカレント |
通算成績 | 3戦2勝[2-1-0-0] |
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前走時馬体重 | 484kg |
父ビッグアーサー譲りの筋肉質な馬体が特徴的。肩周りは隆起するように発達しており、トモの半腱半膜様筋もハッキリ浮いて見える。前脚は短く、重心が低い。飛節の折りは深い「曲飛」タイプで、回転力に優れており、スピード能力はメンバー中でも随一のモノを秘める。体型的にはやはりスプリント戦向きで、1600m戦は長い印象。前走控える競馬で結果を出したのは大きな収穫。この距離なら終いを活かす競馬が良さそう。腹周りは少し冬毛が伸び始めているものの、筋肉の張り自体は良好。
ミシシッピテソーロ 牝2
父 | ダノンバラード |
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母 | ハピネスフォーユー 母父:A.P. Indy |
通算成績 | 3戦2勝[2-0-0-1] |
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前走時馬体重 | 436kg |
背中が短く、胴詰まりのシルエット。ピッチの速い歩様・走りが特徴的で、一瞬の加速力は相当なモノを秘めている。コロンとした体型ではあるものの、重たさは感じさせず、筋肉の質感は柔軟で素軽い。切れる脚を引き出せれば面白い存在。繋ぎは短く、立ち気味。蹄は小さく、角度が立っている。脚元の造りを見た限り、渋った馬場は得意そう。体つきにはまだ緩さがあって、若干幼い印象がある。キ甲もまだ伸び切っておらず、馬体は変化・成長しそうな余地が残っている。太め感はないので、筋肉の張りがもう一段良くなれば。
ラヴェル 牝2
父 | キタサンブラック |
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母 | サンブルエミューズ 母父:ダイワメジャー |
通算成績 | 2戦2勝[2-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 452kg |
皮膚を薄く見せる好馬体。四肢をスラっと見せており、胴にも程よい伸びがある。1800m戦で新馬勝ちを収めているように、中距離志向の強いタイプ。今後、距離が延びても問題なく対応できそう。筋肉の質感も実にしなやかで、関節の可動域は広く、前走は上がり33秒0の切れる末脚を披露。総合力の高い馬で、長くいい脚を使う必要のあるコースは合う舞台といっていいだろう。まだ成長の余地を残しつつも、筋肉の張りは非常に良く、腹周りの造りもシャープ。1週前追いの遅れは気になるものの、馬体は仕上がっている印象。
リバーラ 牝2
父 | キンシャサノキセキ |
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母 | インドリヤ 母父:Stormy Atlantic |
通算成績 | 3戦2勝[2-0-1-0] |
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前走時馬体重 | 432kg |
トモの横幅が広く、大腿筋膜も膨らむように発達。半腱半膜様筋も浮き上がっていて、非常に力強い。飛節は「くの字」に折れた「曲飛」の構造で、後肢の回転は速い。前脚は短めで、前重心。スタートから素早くダッシュを利かせることができる体型で、スピード能力は高い。肩の角度も立ち気味で、本質的には短距離志向が強い。距離延長となる今回もリズム良く運びたいところ。肋骨が薄っすらと感じ取れるくらいスッキリと仕上がっていて、毛艶も良好。体調はかなり良さそう。
リバティアイランド 牝2
父 | ドゥラメンテ |
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母 | ヤンキーローズ 母父:All American |
通算成績 | 2戦1勝[1-1-0-0] |
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前走時馬体重 | 468kg |
筋肉の輪郭がハッキリと浮き上がっていて、腹周りもシャープ。全体にムダ肉の少ない馬体。軽さの目立つ体つきでも、筋肉量はしっかりと備えており、比較的完成度は高そう。後肢は斜尻・直飛で長く切れる脚を使える構造。ノビノビと走ることのできる、広い外回りコースはベストの舞台といえそうだ。骨格のバランスも整っていて、潜在能力は高い。肋骨が感じ取れる細身な仕上がりで、1週前の段階としては、もう少しゆとりがあってもいい。トモの張り具合は問題なし。当日の体つきにも注意したい1頭。
モリアーナ 牝2
父 | エピファネイア |
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母 | ガルデルスリール 母父:ダイワメジャー |
通算成績 | 2戦2勝[2-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 462kg |
やや背中が短めで、腹側のラインが後躯に向かって引き締まった「長躯短背」のシルエット。骨格のバランスが良く、伸縮性を感じさせる。本質的には上がり勝負、決め手を活かした競馬が合う印象で、良質な瞬発力を秘めている印象。そんな中でも札幌・コスモス賞では上がりの掛かる展開で勝ち切っており、総合力の高さが窺える。胸も深く、心肺機能が高い。斜尻直飛でいい脚を長く繰り出せそうな点もいい。4ヵ月ほど間隔が開いたものの、腹周りに太め感なく、輸送で理想的なボディコンディションに仕上がりそう。態勢は整った。
サンティーテソーロ 牝2
父 | エピファネイア |
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母 | ナガラフラワー 母父:ダンスインザダーク |
通算成績 | 3戦2勝[2-0-1-0] |
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前走時馬体重 | 420kg |
前脚が短く、重心は前傾寄り。テンのダッシュが速い点も納得できるフォルム。胸の縦幅があって、心肺機能は高そう。馬格はコンパクトにまとまっているが、胴周りには伸びがある。ストライドがしっかりと伸びるため、切れよりも持続力を活かした競馬が合う。細身な体つきで、筋肉はパンと張っており、皮膚を薄く見せているほど。今回の出走メンバーの中では、比較的馬体の完成度は高め。余分な肉が一切付いておらず、1週前の段階でキッチリと仕上がっている印象。デビューから体重が減っているので、体をキープできればチャンスアリ。
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前後に詰まったフォルムで、クビさしは短め。飛節の折りも深い「曲飛」の造りで、小気味よいピッチの利く走りが特徴的。馬格はさほど大きくないものの、筋肉量は豊富でスピード感十分。短距離志向が強いタイプの馬体で、距離延長は課題のひとつ。成長と共に、よりスプリント色が強まっていきそう。毛艶はまずまずで、寒くなってきたことを考えれば割り引く必要はない。筋肉の張りは十分に感じさせる。肋骨が浮いているように1週前の段階で細身に仕上がっており、このくらいの体つきをキープして本番に臨みたいところ。