【朝日杯フューチュリティS】昨年は勝ち馬がダービー馬に!2歳チャンピオンにふさわしい馬体は⁉
2022/12/16(金)
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※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!
- 12/17(土)夕方発行
東京スポーツ(朝日杯FSの予想を掲載) - 12/18(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(中山11~12R)
オオバンブルマイ 牡2
父 | ディスクリートキャット |
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母 | ピンクガーベラ 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 2戦2勝[2-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 422kg |
420キロほどの小柄な馬だが、背中には伸びがあって、立ち姿は小さく見せない。ただ全体に細身な面があり、筋肉量はこれから増える余地を残している。それでも重賞を制したように、潜在能力は高そうだ。飛節の折りが深い「曲飛」で、前脚も短く、短距離志向の強い馬体。筋肉の付き方はしなやかで、追ってから体を大きく使える点がこの馬の長所。マイル戦は少し距離が長い印象なので、スピードが活きる馬場でリズム良く運べれば。少し冬毛が出てきている分、毛艶は見栄えしないものの、馬体は太め感なく仕上がっている。
グラニット 牡2
父 | ダノンバラード |
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母 | インティワタナ 母父:フサイチコンコルド |
通算成績 | 4戦1勝[1-1-1-1] |
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前走時馬体重 | 444kg |
骨格に対して背中が長めで、腹側のラインと平行に近い。スパッと切れる脚こそないが、いい脚を長く使えるタイプ。馬体重以上に、体を大きく見せている。全体にスッキリと見せるフォルムで、四肢にも十分な長さがある。筋肉の質感も柔軟性があり、中距離志向が強め。新潟2歳S出走時と比較すると、筋肉量が増加して、より力強い体つきに変化してきた。一戦ごとに完成度は高くなっている。腹周りはムダ肉が付いておらず、毛艶も夏より良化。力を出せるいい状態に仕上がっている印象。
コーパスクリスティ 牡2
父 | エピファネイア |
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母 | レッドソンブレロ 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 2戦2勝[2-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 454kg |
背中が短く、腹周りのラインは後躯に向かって引き締まっている。胴は詰まり気味で、父よりも母方の影響が強そう。飛節は緩やかにカーブして、バネ感十分。トモの横幅は広く、大腿筋膜周辺は膨らむように発達。1600m以下で切れを活かす競馬が合っているタイプだ。1ハロンの距離延長なら問題なく対応できるはず。骨格はまだ幼い面が残っているものの、筋肉の張り感は悪くなく、後躯の半腱半膜様筋にもスジが浮いている。前走は馬体を14キロ増やしていたが、今回は肋骨が薄っすら感じ取れるくらいで、腹周りにも太め感はない。
ダノンタッチダウン 牡2
父 | ロードカナロア |
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母 | エピックラヴ 母父:Dansili |
通算成績 | 2戦1勝[1-1-0-0] |
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前走時馬体重 | 538kg |
530キロを超えるかなりの大型馬。骨格そのものが大きく、今回のメンバーでは馬格の大きさは際立っている。同時期の半兄ダノンザキッドと比較して、本馬のほうがよりパワー型に出ており、よりマイル向きの印象。トモの容量も大きく、父ロードカナロアの影響が感じられる。やや晩成傾向が強く、キ甲もまだ伸び切っていない。緩さも感じさせ、成長する余地は大きい。それでも重賞で2着に入ったようにポテンシャルは一級品。若干冬毛が伸び始めており、毛艶や筋肉の張りは前走時のほうが良く見えた。当日の気配に注意したい。
ドンデンガエシ 牡2
父 | ドレフォン |
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母 | トゥザハピネス 母父:シンボリクリスエス |
通算成績 | 3戦2勝[2-0-0-1] |
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前走時馬体重 | 466kg |
全体に肉付きが良く、丸みのある体つき。背中は短めで、胴も詰まり気味。距離はマイル戦が上限で、成長次第で将来的には短距離が主戦場になっていきそうなタイプ。蹄底には厚みがあって、繋ぎも立ち気味。前駆の発達も目立ち、脚元の構造を見るに、荒れた馬場やダートを使っても適性がありそう。筋肉質な馬で皮膚の薄さを感じさせる。完成度は比較的高い。1週前の時点で腹周りもシャープに見せており、毛艶にも光沢がある。いい状態でレースを迎えられそう。
バグラダス 牡2
父 | マジェスティックウォリアー |
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母 | メジェルダ 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 3戦2勝[2-0-0-1] |
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前走時馬体重 | 472kg |
初勝利をダート戦で挙げただけあって、全体に肉付きが良く、パワフルな体つき。特に前駆の発達が目立ち、クビさしも太い。筋肉に柔らか味があるため、芝のスピード勝負にも対応できている。前脚はやや短く、前後に詰まった体型で、短距離志向が強い。1600m戦は距離が1ハロン長い印象も、自在性に優れていて、立ち回りひとつ。冬場でも毛艶に光沢があって、代謝の良さが伝わってくる。腹周りは膨らみがあって重厚感があるものの、肘周りのラインはスッキリと引き締まっている。1週前の時点で仕上がりは良好。
フロムダスク 牡2
父 | Bolt d’Oro |
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母 | Foolish Cause 母父:Giant’s Causeway |
通算成績 | 3戦1勝[1-1-0-1] |
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前走時馬体重 | 496kg |
四肢が短めで、腹袋は大きめ。全体に重厚感のある馬体で、重心が低い。クビ周りもたくましく、パワーを感じさせる。骨格全体のバランスに対して、背中が長い。曲飛でダッシュ力に優れており、肩のラインも立ち気味。体型的には持続型のスプリンターといったイメージ。マイル戦への距離延長は課題といえそうだ。腹袋が大きめなので、上がりの掛かる消耗戦が合っていそう。時計の掛かる馬場も苦にしない。季節的に毛艶は見栄えこそしないものの、トモは膨らみが感じられるくらいパンと張っていて、完成度・仕上がりは悪くない。
レイベリング 牡2
父 | Frankel |
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母 | Noyelles 母父:Docksider |
通算成績 | 1戦1勝[1-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 464kg |
まだ腰高に映るように幼さを残すフォルムでありながら、皮膚を薄く見せており筋肉の質感は非常に見栄えがする。長躯短背で伸縮性に優れた、理想的な胴周りのバランスで、飛節にもバネ感がある。瞬発力勝負は得意なタイプだけに、外回りコースで切れ味を活かすことができれば。1勝馬でも、重賞勝ち馬に見劣らない潜在能力の高さが馬体から伝わってくる。毛艶も光沢があって、寒い時期でも代謝がいい。トモの肉付きはまだまだ良くなりそう。張り感は上々で、現状でのベストに近い仕上がりといって問題ないだろう。
オールパルフェ 牡2
父 | リアルスティール |
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母 | クイーングラス 母父:ルーラーシップ |
通算成績 | 3戦2勝[2-1-0-0] |
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前走時馬体重 | 482kg |
骨格のバランスが整った好馬体。キ甲の伸びも十分に感じられ、筋肉の付き方にもメリハリがある。出走メンバーの中では、かなり完成度は高め。飛節が真っ直ぐに伸びた「直飛」で、ストライドを伸ばした跳びの大きい綺麗な走りが特徴的。先行して長くいい脚を繰り出せる点が本馬の武器といえそう。胴周りにはまとまりがあって、追ってからの瞬発力も十分に秘める。肋骨が薄っすらと浮き上がる理想的なボディコンディション。後肢の下腿部には太い血管がハッキリと浮いている。筋肉の張り感・毛艶も素晴らしく、1週前の立ち姿としては万全。
ティニア 牡2
父 | Frankel |
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母 | Follow a Dream 母父:Giant’s Causeway |
通算成績 | 2戦1勝[1-1-0-0] |
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前走時馬体重 | 480kg |
前後にまとまりがあって、筋肉の質感は柔軟。歩様はしなやかで、良質な瞬発力を秘めている。体型的に、1600mへの距離延長はプラスに働きそう。現時点で骨格のバランスも整っており、成長余地を残しつつも、十分に好勝負できるだけの完成度を感じさせる。一戦ごとに緩さも解消されてきた印象。トモの半腱半膜様筋にはスジが浮いていて、下腿部の張り具合も上々。母父の影響で腹周りはボリューム感があるものの、肋骨がわずかに感じ取れるくらいで、体つきは締まっている。力は十分に発揮できそう。
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背中が短く、前後に詰まった体型。前脚は短めで、重心が前傾している。440キロ台の小柄な馬でありながら、筋肉質でパワフル。トモは横幅が広く、骨格に対して水準以上の容量があり、スピードの片鱗を感じさせる。父ファインニードルの特徴が馬体に表れていて、スプリンターらしい体型だ。繋ぎが短く立っているので、時計が掛かる馬場は得意。まだ背丈は伸びそうな一方、体つきにはメリハリがあり、筋肉の張り感は上々。完成度、仕上がり共に現状のベストといえそう。