【金鯱賞】有力馬6頭の馬体写真を掲載!フィリーズRも診断
2023/3/10(金)
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金鯱賞
フィリーズR
- 3/11(土)夕方発行
東京スポーツ(金鯱賞の予想を掲載) - 3/12(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(中山10~12R)
ディープモンスター
牡5
[栗]池江寿厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | シスタリーラヴ 母父:Bellamy Road |
通算成績 | 11戦4勝[4-3-0-4] |
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前走時馬体重 | 464kg |
ムダ肉が少なく、四肢は長め。胴周りにもやや伸びが感じられ、中長距離適性は高い。同時に持続力も感じさせ、長くいい脚を使えるタイプ。極端な切れ味勝負になるとどうかも、直線の長い中京コース自体は悪くない舞台。菊花賞以来の立ち姿となるが、以前よりも体つきにメリハリが出ており、筋肉の輪郭がハッキリと浮いている。5歳になり本格化してきた印象。馬体の張りは過去の写真と比較しても、今回が一番良く見えるくらい。春先でも毛艶は黒光りしており、代謝の良さが窺える。
プログノーシス
牡5
[栗]中内田厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | ヴェルダ 母父:Observatory |
通算成績 | 7戦4勝[4-1-1-1] |
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前走時馬体重 | 478kg |
背中がやや短く、腹側のラインは後躯に向かって右上がりに引き締まった体型。前後の連動性・伸縮性に優れた瞬発力タイプ。飛節は緩やかにカーブしてバネ感があり、後肢自体も長め。いい脚を持続して繰り出せるのが本馬の武器。直線の長いコースでこそ、末脚が活きてくる。肩周りの筋肉が発達していて、立ち姿自体はかなりパワフル。体型的にも1600~2000mが合っている。写真での比較こそできないが、肋骨がわずかに感じ取れる理想的なボディコンディション。下腿部にも血管が浮き上がり、筋肉の張りも良好。
ポタジェ
牡6
[栗]友道厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | ジンジャーパンチ 母父:Awesome Again |
通算成績 | 19戦6勝[6-4-2-7] |
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前走時馬体重 | 472kg |
ディープインパクト産駒の中では骨格に対して筋肉量が多く、全体にガッシリとした馬体。切れ味勝負よりも、上がりを要するような持久戦のほうが向いていて、パワー型の印象が強い。コロンと見せる体つきのため、2500mの有馬記念は距離が長かった。今回ベストの2000mに戻る点は好材料。馬体に大きな変化はなく、見た目に衰えは感じない。本質的に叩き良化型で、一度使えば馬体はより引き締まってきそう。それでも毛艶は黒光りしているように、体調そのものは悪くない。リフレッシュ効果は十分。
マリアエレーナ
牝5
[栗]吉田厩舎
父 | クロフネ |
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母 | テンダリーヴォイス 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 17戦5勝[5-4-3-5] |
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前走時馬体重 | 424kg |
母と同様にコンパクトにまとまった馬体。本馬は父クロフネの血が出て、母よりも若干胴に伸びが感じられるため、やや持続型に寄っているイメージ。同時に牝馬ゆえの素軽さも秘めていて、上がり勝負も苦手ではない。骨格のバランスが良く、胸周りも縦幅があり、心肺機能は高い。高速決着・道悪の両方で安定した結果を残しているように、好走レンジは舞台や条件を問わない。仕上がりに関してはいつも安定しているため大きな変化こそ感じないが、冬毛も伸びておらず体調の良さが窺える。小倉記念の時と同じくらい、後肢の筋肉はパンと張っている印象。
フェーングロッテン
牡4
[栗]宮本厩舎
父 | ブラックタイド |
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母 | ピクシーホロウ 母父:キングヘイロー |
通算成績 | 11戦3勝[3-1-4-3] |
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前走時馬体重 | 480kg |
半兄・ピクシーナイトと同様に筋肉質でパワフルな馬体。兄よりも本馬のほうが前後に伸びが感じられ、その分距離適性は長めに出ている。一瞬の切れよりも長く脚を使う、持続力勝負に向いているタイプ。腹周りの造りにも重厚感があって、パワーや上がりを要する競馬も得意。胸の縦幅が深く、心肺機能も高い。後躯のボリューム感は素晴らしく、安定した先行力を秘める。昨秋よりも後躯のスジがハッキリと浮き上がっており、筋肉の張りは増している印象。1週前の時点で太め感なく仕上がっている。
ヤマニンサルバム
牡4
[栗]中村厩舎
父 | イスラボニータ |
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母 | ヤマニンエマイユ 母父:ホワイトマズル |
通算成績 | 13戦4勝[4-4-4-1] |
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前走時馬体重 | 494kg |
骨格の大きさは水準以上、筋肉量も豊富でパワフルな体つき。一見パワー型に映るものの、父イスラボニータ譲りの柔軟性を秘めており、芝の中距離がベスト。500キロ前後の馬格がありながら、好位からの上がり勝負にも対応する自在性があり、総合力は高い。後躯の発達が目立ち、デビュー当初は短距離を使われていたように、良質なスピードを秘めている。
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クビから肩周りの筋肉が発達していて、力強いフォルム。トモの横幅も広く、父譲りでパワフルな立ち姿。長躯短背で骨格のバランスが良く、筋肉の質感にも柔軟性がある。舞台を選ばずに活躍できるタイプだが、ややパワー型に寄っていて、高速決着よりはタフな馬場のほうが合っている印象。前走の中山金杯は+24キロ、過去最高体重となる484キロで出走。余裕残しの体つきだった。今回は1週前の時点で腹周りはスッキリ、毛艶にも光沢がある。前走からの上積みは十分。