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※イチオシ馬&特注馬は金曜日に公開します!

  • 4/29()夕方発行
    東京スポーツ(天皇賞・春の予想を掲載)
  • 4/29()13:00頃~
    ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部前半
    (東京7~9R)
  • 4/30()14:30頃~
    ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
    (東京10~12R)

アスクビクターモア

牡4
[美]田村厩舎

レース適性星
仕上がり星
ディープインパクト
カルティカ
母父:Rainbow Quest
通算成績 10戦4勝[4-1-3-2]
前走時馬体重 482kg
詳細
寸評

背と腹のラインが平行に近く、胴周りを長く見せる体型。腹袋も比較的大きく、母の父レインボウクエストの影響が感じられる。切れる脚こそないが、持続力勝負は得意なタイプ。繋ぎが長く跳びが大きいため、日経賞のような水分を含んだ馬場は結果的に合わなかった印象。昨秋と比較して馬体にメリハリが出て、完成度が高まってきた。後肢の下腿部には血管が浮き上がっており、筋肉の張りは菊花賞時よりも良化。肋骨がわずかに感じ取れるように、腹周りもスッキリ。前哨戦を使った上積みがありそう。

サンレイポケット

牡8
[栗]高橋忠厩舎

レース適性星
仕上がり星
ジャングルポケット
アドマイヤパンチ
母父:ワイルドラッシュ
通算成績 31戦5勝[5-4-5-17]
前走時馬体重 478kg
詳細
寸評

四肢は長めで、骨格のバランスがいい。距離は2000~2400mがベストの印象も、父は胴長体型のジャングルポケットで、本馬も窮屈さを感じさせない体型。3200mはやや長いものの、リズム良く運べれば。繋ぎは立ち気味で、荒れた馬場・雨馬場は苦にしないタイプ。年齢的に大きな上積みまではどうかも、筋肉量はキープできており、トモの半腱半膜様筋にはスジが浮いて見える。8歳馬でも馬体の衰えは感じられない。前走に引き続き、毛艶は良好で体つきも太め感なく仕上がっている。

ジャスティンパレス

牡4
[栗]杉山厩舎

レース適性星
仕上がり星
ディープインパクト
パレスルーマー
母父:Royal Anthem
通算成績 9戦4勝[4-1-1-3]
前走時馬体重 472kg
詳細
寸評

父ディープインパクト譲りの「長躯短背」で、背中に伸縮性があり、溜めて切れるタイプ。後肢のバネ感も十分に感じられ、飛節が綺麗に伸びるため、フットワークも大きい。体型的には2400m前後がベストの印象も、菊花賞や阪神大賞典でも結果を残しているように、心肺機能は高い。前走は休み明けで+16キロ。成長分と同時に、前哨戦仕上げで多少のゆとりが感じられた。今回は1週前の立ち姿から引き締まった体つきで、筋肉の張りも増している。状態面は勝って更に上向いている印象。

シルヴァーソニック

牡7
[栗]池江寿厩舎

レース適性星
仕上がり星
オルフェーヴル
エアトゥーレ
母父:トニービン
通算成績 21戦6勝[6-3-6-6]
前走時馬体重 456kg
詳細
寸評

骨格自体はコンパクトな馬だが、背中は長めで前後にゆとりのある、長方形のフォルム。長距離適性の高さが窺える。母の父トニービンの胴長因子を受け継ぎ、優れた持続力を秘めている印象。腹袋も大きめで、タフさが要求される消耗戦でこそ良さが出るイメージ。上がりが掛かる流れになれば浮上の目も。昨年、このレースに出走した時と比較して、体つきは引き締まっている。毛艶や筋肉の張り具合が判別しづらい芦毛でありながら、肩~肘周辺を見ても皮膚の薄さが伝わってくるほど、張り感十分。

ディアスティマ

牡6
[栗]高野厩舎

レース適性星
仕上がり星
ディープインパクト
スウィートリーズン
母父:Street Sense
通算成績 14戦5勝[5-2-3-4]
前走時馬体重 492kg
詳細
寸評

馬体のサイズは父ディープインパクトよりも大きいが、仙骨が傾斜した「斜尻」や飛節が真っ直ぐに伸びた「直飛」である点は父譲り。長躯短背で伸縮性を感じさせるフォルム。レースぶりを振り返ると、先行した際に道中はしっかりとタメを作っており、追ってからもひと脚使えるタイプ。京都外回りは合うのではないだろうか。2年前に出走した際と比較して骨格のバランスは良くなってきた。前走との比較こそできないものの、後肢の下腿部には血管が浮き上がり、毛艶も黒光りしている。

ディープボンド

牡6
[栗]大久龍厩舎

レース適性星
仕上がり星
キズナ
ゼフィランサス
母父:キングヘイロー
通算成績 21戦5勝[5-4-1-11]
前走時馬体重 514kg
詳細
寸評

腹袋が大きく、重厚感のある体型。やや切れ味に欠ける一方、長く脚を使える点が本馬の武器。後肢の飛節も真っ直ぐに伸びた「直飛」で、優れた持続力と中長距離への適性を示す。上がりの掛かる展開、底力を要する競馬が合うタイプ。筋肉量はキープできており、馬体に衰えは感じない。有馬記念、阪神大賞典出走時は冬毛が目立っていたが、今回はすっかり毛が抜けて肌ツヤが良くなってきた。それに伴い、筋肉の張りも良化しているように見える。前哨戦を一叩きして、デキは上向き。

ディープモンスター

牡5
[栗]池江寿厩舎

レース適性星
仕上がり星
ディープインパクト
シスタリーラヴ
母父:Bellamy Road
通算成績 12戦4勝[4-3-0-5]
前走時馬体重 460kg
詳細
寸評

骨格のバランスに対して四肢が長く、背中周りもゆったりとした造り。全体に余分な肉が少ない素軽いフォルムで、中長距離への適性は高そう。同時に持続力も感じさせ、長くいい脚を使えるタイプ。一気の距離延長がカギとなるが、リズム良く運ぶことができれば。筋肉の輪郭が浮いて見えるように、3歳時と比較して馬体にメリハリが感じられるようになってきた。完成の域に入ってきた印象で、馬体の張りもいい。充実している様子が窺える。前走に引き続き毛艶も良好、体調面は高い水準で安定。

ブレークアップ

牡5
[栗]吉岡厩舎

レース適性星
仕上がり星
ノヴェリスト
リトルジュン
母父:クロフネ
通算成績 19戦5勝[5-3-4-7]
前走時馬体重 494kg
詳細
寸評

大型馬ながら腹周りをスッキリと見せて、素軽いフォルム。胴はさほど長くないが、四肢を長く見せていて一完歩が大きく、中長距離適性は高い。後肢の飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」で、持続力に長けている印象。いい脚を長く使える点を活かせれば。切れ味勝負よりも、多少上がりが掛かるような消耗戦のほうが合っているイメージ。前走も太め感なく仕上がっていたため、大きな変化は見受けられないものの、毛艶・筋肉の張りはしっかりとキープできている。

ボルドグフーシュ

牡4
[栗]宮本厩舎

レース適性星
仕上がり星
スクリーンヒーロー
ボルドグザグ
母父:Layman
通算成績 11戦3勝[3-3-3-2]
前走時馬体重 500kg
詳細
寸評

全体に筋肉の質感がしなやかで、余分な部分が少ない体つき。中長距離向きの体型といえる。四肢をスラっと長く見せて、跳びは大きいタイプ。後肢にはバネ感があり、エンジンが掛かれば長くいい脚を繰り出せる。繋ぎは長めで、綺麗な馬場のほうが力は発揮できそう。ロングスパートで持ち味を活かしたいところ。前哨戦から仕上がっていたため、阪神大賞典時からの大きな上積みはどうかも、今回も馬体は引き締まっている。十分に力を発揮できる状態にありそう。

マテンロウレオ

牡4
[栗]昆厩舎

レース適性星
仕上がり星
ハーツクライ
サラトガヴィーナス
母父:ブライアンズタイム
通算成績 11戦3勝[3-2-0-6]
前走時馬体重 476kg
詳細
寸評

母父ブライアンズタイムの影響で腹袋は大きく、どっしりとしたフォルム。上がりが掛かるような、タフな展開が合っているイメージ。父ハーツクライ譲りで背中は長く、決め手比べよりも持続力勝負が得意なタイプ。コロンと見せるので3200mはやや長い印象。中距離辺りがベストレンジに映る。繋ぎは短く立ち気味で、グリップ力は高い。道悪は苦にしないタイプか。大阪杯から中3週での参戦となるが、今回も後肢の下腿部に血管が浮き上がり、筋肉の張り具合は素晴らしい。体も減らすことなく、いい意味でボリューム感がある。

イチオシ馬

タイトルホルダー

牡5
[美]栗田徹厩舎

レース適性星
仕上がり星
ドゥラメンテ
メーヴェ
母父:Motivator
通算成績 15戦7勝[7-2-0-6]
前走時馬体重 478kg
詳細
寸評

胸の縦幅に深さがあり、心臓や肺など、心肺機能に関連する内臓が発達。また母の父モティヴェイターの影響で、腹袋は大きめ。クビ周りもパワフルで、力強さと重厚感のあるフォルム。キングマンボ系らしく、後躯の肉付きもいい。後肢の飛節は「曲飛」で回転の速いフットワークが特徴。自らのスピードで得意な消耗戦に持ち込み、レースメイクできる点が本馬の強み。有馬記念出走時との比較で皮膚を薄く見せ、筋肉の張りは良化。毛艶にも光沢が感じられる。1週前の時点で肋骨が薄っすらと浮いており、理想的なボディコンディションに仕上がった。

やーしゅん
上がりが掛かる阪神コース向きではありますが、週末の降雨予報は大きなプラス材料。ボディコンディションも良好で、近走でも一番のデキといえる立ち姿です。水分を含んだ馬場で自らペースメイクして消耗戦に持ち込めば、連覇の可能性は高いと見ました。
特注馬

ヒュミドール

セ7
[美]小手川厩舎

レース適性星
仕上がり星
オルフェーヴル
アヴェクトワ
母父:チチカステナンゴ
通算成績 29戦4勝[4-3-0-22]
前走時馬体重 468kg
詳細
寸評

後躯よりも前駆、特に胸前から肩周りの筋肉が盛り上がるように発達。前肢の掻き込む力が強く、本質的にはパワー型。蹄に厚みがあり、繋ぎも立ち気味。ダートで2勝を挙げているほか、道悪での好走実績もある。高速決着への対応が課題も、雨が降って時計が掛かるようなら注意したい。腹袋が大きいため、体つきはふっくらと見せているものの、肋骨がわずかに浮いており太め感はない。過去の写真と比較しても今回は毛艶に光沢があり、体調はかなり良さそう。

やーしゅん
京都は土曜夜から日曜朝にかけて約30ミリの雨が降る予報が出ています。当日、多少でも水分を含む馬場になれば、パワー型の本馬が台頭する可能性は十分にあるはず。馬体の張りツヤ、調教の気配も良好。いい状態で出走できそうです。

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