【オークス】3歳牝馬にとって試練の2400m!適性高い注目馬体はコレだ!
2023/5/19(金)
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- 5/20(土)夕方発行
東京スポーツ(オークスの予想を掲載) - 5/20(土)13:00頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部前半
(東京7~9R) - 5/21(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京10~12R)
キタウイング
牝3
[美]小島茂厩舎
父 | ダノンバラード |
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母 | キタノリツメイ 母父:アイルハヴアナザー |
通算成績 | 7戦3勝[3-0-0-4] |
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前走時馬体重 | 432kg |
胴詰まりで背中が短く、腹側のラインが後躯に向かって引き締まっている。伸縮性に長けた馬体構造で、後肢の飛節は緩やかにカーブ。バネが利いて瞬発力を繰り出せそう。クビさしは細く、全体にシャープで素軽さが前面に出たフォルム。繋ぎは立ち気味で、荒れ馬場・水分を含んだ馬場でも力は発揮できる。馬体重の変動が少ない馬だが、今回は1週前の時点で前走よりもボリューム感ある体つき。ただし太くは映らず、トモの張りはさらにパワーアップ。いい状態に仕上がっている印象。
ゴールデンハインド
牝3
[美]武市厩舎
父 | ゴールドシップ |
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母 | オレゴンレディ 母父:Shamardal |
通算成績 | 7戦2勝[2-2-0-3] |
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前走時馬体重 | 486kg |
胴周りに伸びが感じられる体形。関節の可動域も広く、筋肉の質感・フットワークもしなやか。出走メンバーの中でも、純粋な距離適性は一番といっていいのではないだろうか。胴長に出ている分、切れよりも持続力に長けている印象。フローラSでは先手を奪い押し切ったように、今回も積極策でどこまで粘れるか。後躯も十分に発達しており、テンのダッシュは速い。中3週での参戦も馬体減りはなく、筋肉の張りも良好。前走に続き、いい状態でレースを迎えられそう。
コナコースト
牝3
[栗]清水久厩舎
父 | キタサンブラック |
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母 | コナブリュワーズ 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 4戦1勝[1-3-0-0] |
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前走時馬体重 | 454kg |
肉付きが良く、力強い立ち姿。クビさしは太めで、前駆・後躯ともに筋肉量は水準以上。パワフルな馬体でも筋肉の質感は柔軟性があって、関節の可動域は広い。背中周りにもゆとりがあり、距離が延びる点は悪くない。ただし、本質は2000m辺りまでといった印象。桜花賞は持ち前のパワーで先行、2着に踏ん張っているが、オークスは先行馬にとって受難のレース。展開面はカギになる。デビューから馬体重は減り続けているものの、腹周りには膨らみが感じられ、細すぎる印象はない。
ソーダズリング
牝3
[栗]音無厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | ソーマジック 母父:シンボリクリスエス |
通算成績 | 3戦1勝[1-2-0-0] |
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前走時馬体重 | 470kg |
長躯短背で背中周りに伸縮性を感じさせる、バランスのいいフォルム。後肢に長さがありつつ、緩やかにカーブしてバネが利き、優れた瞬発力を秘めている印象。父がハーツクライに替わったこともあり、半姉マジックキャッスルよりも胴周りには伸びが感じられる。繋ぎは長めでクッションが利きそうな造り。広いコース、また綺麗な馬場でこそのタイプ。ガッシリとした体形ではあるものの、距離自体は対応できるはず。まだ冬毛は抜けきっていないものの、フローラSも同様の毛艶で好走。馬体の細化もなく、力は出せそう。
ドゥアイズ
牝3
[栗]庄野厩舎
父 | ルーラーシップ |
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母 | ローズマンブリッジ 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 6戦1勝[1-3-1-1] |
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前走時馬体重 | 448kg |
骨格自体はコンパクトにまとまっているが、胸前から肩周りの筋肉が発達しており、本質はややパワー型。雨は苦にしないタイプで、時計が掛かる状況になればなお良い。2歳時と比較して全体に馬体は引き締まり、メリハリのある体つきに変化。決め手勝負にやや課題を残すものの、体形的には距離延長も対応できると見た。肋骨が薄っすらと浮き上がる、理想的なボディコンディションをキープできており、毛艶に光沢がある。前走に続き、トモの大腿筋膜にも膨らみが見られ、筋肉の張りも良好。
ハーパー
牝3
[栗]友道厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | セレスタ 母父:Jump Start |
通算成績 | 4戦2勝[2-1-0-1] |
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前走時馬体重 | 462kg |
長躯短背のフォルム。胴周りは父ハーツクライ譲りで窮屈に見せず、腹周りをスッキリと見せていて、ムダ肉が少ない。クビ周りにも長さがあり、中距離志向が強く、距離は延びて良さそうなタイプ。桜花賞よりもオークス向きのイメージが強く、距離延長はプラスに働きそう。後肢のバネ感は十分で、瞬発力勝負にも強い。前走時も毛艶・筋肉の張りともに良く見せていたが、今回もいい状態をキープ。1週前の時点でキッチリと仕上げられている印象。
ペリファーニア
牝3
[美]鹿戸雄厩舎
父 | モーリス |
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母 | ケイティーズハート 母父:ハーツクライ |
通算成績 | 3戦1勝[1-0-2-0] |
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前走時馬体重 | 490kg |
父がモーリスに替わったこともあり、半兄エフフォーリアよりも筋肉質でまとまりを感じさせるフォルム。大腿筋膜周辺が膨らみ、半腱半膜様筋も浮いて見え、後躯の肉付きがいい。牝馬としては水準以上の馬格があり、高速決着でこそ持ち味が活きてくるタイプ。兄は2000~2500mで活躍したが、本馬は1600mがベストのスピード型。体形的に2400mはやや長い印象がある。キャリアが浅い馬で、キ甲周辺を見てもまだ背は伸びそう。いい意味での成長余地を感じさせる。前走に続いて、毛艶は黒光りしており、体調の良さが窺える。
ライトクオンタム
牝3
[栗]武幸厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | イルミナント 母父:Quality Road |
通算成績 | 3戦2勝[2-0-0-1] |
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前走時馬体重 | 428kg |
バランスのいいディープインパクト産駒。背中は短く、中間的な造りの飛節はバネ感十分で、追ってからの瞬発力は一級品。四肢には十分な長さがあってストライドは大きく、広いコースが合っている。コンパクトにまとまっているので、立ち回りひとつで2400mもこなせるはず。決め手に秀でている点も好材料だ。デビュー4戦目とキャリアこそ浅いが、体つきにはメリハリがあって、完成度はさほど低くない印象。休み明けだった桜花賞よりも筋肉の張りはアップ。小柄な馬ではあるものの、使っての上積みも見込めそう。
リバティアイランド
牝3
[栗]中内田厩舎
父 | ドゥラメンテ |
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母 | ヤンキーローズ 母父:All American |
通算成績 | 4戦3勝[3-1-0-0] |
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前走時馬体重 | 466kg |
全体に筋肉量が豊富で、特に大腿筋膜周辺の発達は目を引く。ガッシリとした体形ではあるものの、骨格のバランスが整っているため、重たくは映らない。伴って、どんな舞台でも力を発揮できるタイプに見える。パワフルな体つきのため、本質的には2000m辺りがベストの印象も、終いを活かす形なら2400mも全く問題ないだろう。ふっくらと見せた前走と比較して、今回は肋骨がよりハッキリと感じ取れるようになってきた。桜花賞が80%なら、今回は100%と言っても過言ではない、絶好の仕上がりに映る。
ラヴェル
牝3
[栗]矢作厩舎
父 | キタサンブラック |
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母 | サンブルエミューズ 母父:ダイワメジャー |
通算成績 | 4戦2勝[2-0-0-2] |
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前走時馬体重 | 446kg |
四肢をスラっと見せており、胴にも程よい伸びがある。馬体重は440キロ前後でまとまっている上、1800mでデビュー勝ちを収めているように、中距離への適性は高い。筋肉の質感にも柔軟性があり、関節の可動域も広い。スピード勝負ではやや分が悪いが、2400mの距離で終いを活かす形ならまだ見限れない。阪神JF以来の立ち姿となるが、当時よりも筋肉が隆起していて、体重こそ変わらないが馬体の完成度は高まっている印象。毛艶も良く、1週前の時点でムダ肉無く仕上がった。
ドゥーラ
牝3
[栗]高橋康厩舎
父 | ドゥラメンテ |
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母 | イシス 母父:キングヘイロー |
通算成績 | 6戦2勝[2-0-0-4] |
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前走時馬体重 | 472kg |
脚長で、腹周りに余分な肉が付いていない、素軽いフォルム。近3走はひと息の競馬が続いているが、骨格のバランスは良く、潜在能力は高い。体形的には中距離志向の強いタイプ。長躯短背で胴周りは程よくまとまり、伸縮性にも優れている。後肢の飛節にもバネ感があり、決め手勝負も対応可能。距離延長でタメを利かせる競馬ができれば、巻き返しがあっても。桜花賞時との直接比較はできないが、休み明け3戦目で馬体はさらに引き締まってきた印象。今回も毛艶には光沢があって、体調の良さが窺える。
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全体に余分な肉が少ないシャープな馬体。小柄な馬だが、四肢に長さがあって骨格のバランスは整っている。胸の縦幅も十分にあり、心肺機能は高そう。スピードよりもスタミナを活かした競馬が得意なタイプで、ハービンジャー産駒らしく背中にも伸びが感じられる。速い脚を問われる、決め手勝負になった場合にどうかも、2400mへの距離延長はプラスに働くはず。桜花賞時はタイトなローテもあってかなり細く映ったが、今回は気持ちふっくら。体が増えたように見えるのは好材料だ。毛艶や筋肉の張りも上々。