【セントライト記念】皐月賞馬ソールオリエンスほか8頭の写真を掲載!ローズSも診断!
2023/9/15(金)
※イチオシ馬&特注馬は金曜日に公開します!
セントライト記念
ローズS
- 9/16(土)夕方発行
東京スポーツ(ローズSの予想を掲載) - 9/16(土)14:30頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
(中山10~12R) - 9/18(祝・月)13:00頃~
ラジオ日本「中央競馬実況中継」午後の部通し
(中山7~12R)
グリューネグリーン
牡3
[美]相沢厩舎
父 | ラブリーデイ |
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母 | レディーダービー 母父:スペシャルウィーク |
通算成績 | 7戦2勝[2-0-1-4] |
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前走時馬体重 | 482kg |
まとまりのある、バランスの整った骨格。水準以上の筋肉量を備えながらも、肋骨が浮いて見えるように余分な肉が付きづらく、馬体は素軽い。後肢の飛節は折りの深い「曲飛」の構造。決め手勝負はどうかも、立ち回りは上手なタイプで、小回りコースは苦にしない。道悪の皐月賞は大敗しているが、蹄には厚みがあり、渋った馬場もこなせるはず。春の立ち写真と比較して、トモにボリューム感がでてきた。ひと夏越して良くなっている。
シャザーン
牡3
[栗]友道厩舎
父 | ロードカナロア |
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母 | クイーンズリング 母父:マンハッタンカフェ |
通算成績 | 5戦2勝[2-1-0-2] |
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前走時馬体重 | 494kg |
筋肉量が豊富でパワフルな体つき。馬体全身に血管が浮いており、特に後肢の下腿部は網目のよう。皮膚を薄く見せ、力強いキックができそうだ。長躯短背のフォルムで前後にまとまりがある分、良質な伸縮性を秘めている。繋ぎが長いためストライドは大きく、広いコースで長く脚を使う競馬が理想か。休み明けの分、目一杯に絞り込んできた雰囲気ではないが、筋肉の張りは春よりも良くなっているくらい。力を出せる態勢に整っている。
シルトホルン
牡3
[美]新開厩舎
父 | スクリーンヒーロー |
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母 | シンメイミヤビ 母父:Langfuhr |
通算成績 | 10戦2勝[2-3-0-5] |
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前走時馬体重 | 458kg |
前後に詰まった馬体で、クビさしも短め。1600m~1800mで勝利を挙げているが、骨格的にもマイラーの印象が強い。今回は2200mへの距離延長が課題といえそう。後肢の飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」で胴周りにも伸縮性があり、ストライドは綺麗に伸びる。スクリーンヒーロー産駒としてはかなり素軽いタイプで、スピードを活かした形で粘り込みたいところ。少し間隔は開いたが太め感はなく、薄っすらと銭型模様が出てきているくらいで、体調はいい。
ソールオリエンス
牡3
[美]手塚厩舎
父 | キタサンブラック |
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母 | スキア 母父:Motivator |
通算成績 | 4戦3勝[3-1-0-0] |
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前走時馬体重 | 460kg |
母父モティヴェイターの影響で腹袋はやや大きいが、クビさしは細く、肋骨も感じ取れるようにムダ肉は少ないタイプ。長躯短背のフォルムで筋肉の質感はしなやか。世代トップクラスの瞬発力を秘めている。皐月賞の頃と比較すると、全体にボリュームアップした印象で、ひと夏越しての成長が窺える。徐々に緩さが抜けてきて、完成度が高まってきた。太め感はないが休み明けの分、トモの張りには良化の余地を残している。一度使えば中身が詰まって、より迫力ある体になりそう。
ドゥラエレーデ
牡3
[栗]池添学厩舎
父 | ドゥラメンテ |
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母 | マルケッサ 母父:オルフェーヴル |
通算成績 | 8戦2勝[2-2-0-4] |
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前走時馬体重 | 506kg |
クビは短めで太く、前駆の筋肉や腹袋の発達も目立つ。パワフルな体つきに加えて、繋ぎは立ち気味。UAEダービーで2着と好走しているように、馬体構造からもダート適性の高さが窺える。本来は1600~2000mでパワーとスピードを活かした競馬が合っているイメージ。胸の縦幅は深く、心肺機能は高い。渋太さを活かしてどこまで粘れるか。元の体型もあるが、若干ふっくらと見せており、休養明けの分良い意味で余裕残しといった仕上げ。体調面は悪くない。
レーベンスティール
牡3
[美]田中博厩舎
父 | リアルスティール |
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母 | トウカイライフ 母父:トウカイテイオー |
通算成績 | 5戦2勝[2-2-1-0] |
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前走時馬体重 | 474kg |
父リアルスティールよりもスッキリとしたフォルム。全体に余分な肉が少なく、クビさしや腹周りはシャープ。2200mへの距離延長はプラスに働くと見ている。背中周りにまとまりがあって、溜めが利けば終いに鋭い末脚を繰り出せる。中山でも外回りの芝2200mであれば、ノビノビと走れるのではないだろうか。まだキ甲は伸び切っていないものの、初の重賞挑戦だったラジオNIKKEI賞時と比較して、トモのボリューム感はアップ。毛艶、筋肉の張りも前走比で良化している印象だ。
ウィズユアドリーム
牡3
[栗]吉岡厩舎
父 | サトノダイヤモンド |
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母 | フラワーバレイ 母父:Discreet Cat |
通算成績 | 5戦3勝[3-1-0-1] |
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前走時馬体重 | 496kg |
父サトノダイヤモンド似のバランスが整ったフォルム。背中周りに伸びがあって、腹側のラインと平行に近く見える。一瞬の切れよりも持続力を活かした競馬が合う印象。トモの半腱半膜様筋には明瞭なスジが浮いていて、後躯は充実。安定した先行力に繋がっている。2000mで3連勝を飾っているが、体型的に1ハロンの距離延長も問題なくこなすだろう。良化余地を残しつつも、後肢の下腿部には血管が浮き上がり、筋肉の張りは上々。
ウインオーディン
牡3
[美]鹿戸雄厩舎
父 | エピファネイア |
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母 | ピエナビーナス 母父:フジキセキ |
通算成績 | 6戦1勝[1-2-0-3] |
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前走時馬体重 | 478kg |
※最新の立ち写真は23年共同通信杯
やや胴長で、筋肉の付き方がしなやか。柔軟性に富んだタイプで、クビさしはシャープ。後肢の飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」の構造。1600mの新潟2歳Sで2着の実績があるものの、体型は中長距離が合っている印象。フットワークが大きく、伸びのある走りが特徴的。中山コースでも外回りの芝2200mなら持ち前の持続力を活かすことができそうだ。
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全体にシャープで素軽い立ち姿。筋肉の質感は非常にしなやかで柔軟性を秘め、関節の可動域も広い。胴周りもゆったりと見せていて、中長距離への高い適性を感じさせる。現状では前駆が勝っている印象があり、馬格の大きさに対して、トモはやや薄い。まだ馬が出来上がっていない分エンジンの掛かりは遅いが、スピードに乗りさえすれば長くいい脚を繰り出すことができる。肌ツヤは良く見せていて、体調面に不安はない。