【アルゼンチン共和国杯】出走予定7頭の馬体写真を掲載!みやこSも診断
2023/11/3(金)
※イチオシ馬&特注馬は金曜日に公開します!
アルゼンチン共和国杯
みやこS
- 11/4(土)夕方発行
東京スポーツ(アルゼンチン共和国杯の予想を掲載) - 11/4(土)14:30頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京10~12R)
ゼッフィーロ
牡4
[栗]池江寿厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | ワイルドウインド 母父:Danehill Dancer |
通算成績 | 11戦4勝[4-3-3-1] |
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前走時馬体重 | 472kg |
テーオーロイヤル
牡5
[栗]岡田厩舎
父 | リオンディーズ |
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母 | メイショウオウヒ 母父:マンハッタンカフェ |
通算成績 | 13戦5勝[5-0-2-6] |
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前走時馬体重 | 456kg |
骨格全体のバランスに対して、四肢が長い。クビ周りにも長さがあり、腹周りもスッキリと見せていて、典型的なステイヤーのイメージ。筋肉質な馬体だった父リオンディーズよりも、しなやかで切れる末脚が武器だった母父マンハッタンカフェに似ている。飛節は緩やかにカーブしていて、バネ感十分。追ってからの速い脚も秘めている印象。今回は昨年のジャパンC以来、11ヵ月ぶりの実戦。太め感なく仕上がってはいるものの、筋肉の張りに関しては良化余地を残している。
ハーツイストワール
牡7
[美]国枝厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | レツィーナ 母父:キャプテンスティーヴ |
通算成績 | 18戦5勝[5-8-0-5] |
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前走時馬体重 | 476kg |
ハーツクライ産駒らしい胴長の体型。筋肉の付き方はしなやかで、柔軟性に富んでいる。関節の可動域も広く、ノビノビと走ることができる東京コースは合う。距離も2400m前後が一番合っているイメージで、昨年2着の実績が示す通り、コース適性は高い。意外と前駆の肉付きがイイのは、母方の血が出ているからか。今回は11ヵ月ぶりのレース。もともと腹周りをふっくらと見せるタイプだが、もう少し絞れそう。肌ツヤは良好で、体調そのものは悪くない。
ヒートオンビート
牡6
[栗]友道厩舎
父 | キングカメハメハ |
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母 | マルセリーナ 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 25戦5勝[5-8-4-8] |
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前走時馬体重 | 484kg |
後肢が長くやや腰高に映るシルエット。腹周りはシャープで素軽い。心肺機能も高く、典型的な中長距離タイプの馬体構造といえる。繋ぎには十分な長さがあって、良馬場でこそ父キングカメハメハ譲りのスピードも活きてくる印象。前走は道悪が主な敗因と見ている。馬体重は変わらないが、馬体のメリハリは良化していて、6歳秋を迎えてようやく本格化。肋骨がわずかに感じ取れる理想的なボディコンディションに仕上がっている。
プリュムドール
牝5
[栗]奥村豊厩舎
父 | ゴールドシップ |
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母 | シュヴァリエ 母父:フレンチデピュティ |
通算成績 | 18戦4勝[4-3-4-7] |
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前走時馬体重 | 472kg |
筋肉の輪郭がハッキリと浮いて見えるように、皮膚が薄くムダ肉が少ない好馬体。長躯短背のフォルムに加えて、牝馬特有の柔らかさがあり、パドック周回時には体を大きく使って歩くことができる。クビ周りも細めで、胸の縦幅を深く見せているように、心臓や肺の容量はかなり大きい。牝馬離れしたスタミナの源と言っていいだろう。約11ヵ月ぶりの休み明けでも、腹周りはスッキリ。毛艶や馬体の張りも上々。息さえ持てば、いきなり好勝負可能と見る。
ユーキャンスマイル
牡8
[栗]友道厩舎
父 | キングカメハメハ |
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母 | ムードインディゴ 母父:ダンスインザダーク |
通算成績 | 33戦6勝[6-6-1-20] |
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前走時馬体重 | 514kg |
持続力・長距離適性を感じさせる、ゆったりとした胴周りが特徴的。四肢も長さがあって、ストライドは広く大跳び走法。直線の長い東京コースは合っている。8歳馬でレース数もそれなりに使っているが、馬体面から目立った衰えは感じさせない。持ち前のスタミナと長く脚を使える長所を活かせれば。新潟記念では2着に入っているが、毛艶の光沢や後肢の下腿部の張り具合は前走以上。高い水準でデキをキープできている。
ディアスティマ
牡6
[栗]高野厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | スウィートリーズン 母父:Street Sense |
通算成績 | 16戦5勝[5-3-3-5] |
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前走時馬体重 | 484kg |
馬体のサイズは父ディープインパクトよりも大きいが、仙骨が傾斜した「斜尻」や飛節が真っ直ぐに伸びた「直飛」である点は父譲り。長距離実績の豊富な馬ではあるものの、胴は短め。長躯短背で伸縮性を感じさせるフォルム。先行してタメを作る形で好走が目立ち、追ってからもひと脚使える瞬発力も秘めている。6歳馬でも休養が長かった分、馬は若々しい。日当たりの関係もあるが、毛艶にも光沢があって、体調は良さそう。
ヒュミドール
セ7
[美]小手川厩舎
父 | オルフェーヴル |
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母 | アヴェクトワ 母父:チチカステナンゴ |
通算成績 | 30戦4勝[4-3-0-23] |
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前走時馬体重 | 468kg |
※最新の写真は23年天皇賞(春)
後躯よりも前駆、特に胸前から肩周りの筋肉が盛り上がるように発達。前肢の掻き込む力が強く、本質的にはパワー型。蹄に厚みがあり、繋ぎも立ち気味。ダートで2勝を挙げているほか、道悪での好走実績もある。腹袋はたくましく映るものの、全体のフォルムはスッキリとして、胸も深い。3400mのダイヤモンドSで2着と好走したように、長距離向きの優れた心肺機能を秘めている。
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全体に余分な肉が少ない、シャープに見せる体型。四肢も十分な長さがあり、父ディープインパクト譲りの斜尻直飛で、後肢は一完歩ごと綺麗に伸びる。筋肉の付き方はなだらかで、柔軟性を感じさせる質感。総合的に見て、中長距離への適性は高い。クビさしは意外と太く、長躯短背で前後の連動性は良好。回転力の高いフットワークで、良質な切れ味も秘めている。毛艶はさほど目立たないものの、太め感なく締まっており、まずまずの状態に仕上がっている。