【根岸S】先週も勝ち馬ズバリのイチオシ馬に注目!シルクロードSも馬体診断
2024/1/26(金)
※イチオシ馬&特注馬は1/26(金)に更新します!
根岸S
シルクロードS
- 1/27(土)夕方発行
東京スポーツ(根岸Sの予想を掲載) - 1/27(土)13:00頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京7~9R)
アルファマム
牝5
[栗]佐々晶厩舎
父 | マジェスティックウォリアー |
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母 | ダイオプサイド 母父:フジキセキ |
通算成績 | 15戦6勝[6-1-1-7] |
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前走時馬体重 | 466kg |
長躯短背でまとまりがあり、筋肉の質感はしなやか。父の産駒としては異質な素軽いタイプ。トモはやや薄く、テンのダッシュは遅いものの、後肢は「斜尻直飛」でエンジンが掛かってからは長くいい脚を繰り出せる構造。直線の長い東京コースは、持ち前の末脚を活かせる舞台といえるだろう。冬毛は伸びているが、筋肉の輪郭が浮いて見えるように、馬体の張りは上々。メリハリのある体つきで、太め感もない。
シャマル
牡6
[栗]松下厩舎
父 | スマートファルコン |
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母 | ネイティヴコード 母父:アグネスデジタル |
通算成績 | 17戦8勝[8-2-2-5] |
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前走時馬体重 | 510kg |
背中が短く、まとまりを感じさせるフォルム。飛節は「くの字」に曲がった、折りの深い「曲飛」で、やや硬めの捌きから繰り出される、回転力に優れた力強い走りが特徴的。重心も低く、短距離志向が強い体型。繋ぎはクッションの利く造りで、パサパサのダートよりも脚抜きのいい馬場のほうが合っていそう。水分を含んだダートでよりスピードが活きてきそう。ふっくらと見せる体型ではあるものの、今回は休み明けの分、腹周りに余裕を感じさせる。
タガノビューティー
牡7
[栗]西園厩舎
父 | ヘニーヒューズ |
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母 | スペシャルディナー 母父:スペシャルウィーク |
通算成績 | 32戦7勝[7-7-5-13] |
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前走時馬体重 | 518kg |
後肢が長く、前重心のフォルムは父ヘニーヒューズ譲り。ややトモが薄く映るため、行き脚は付きづらい面があるものの、末脚はダート短距離路線でも上位。500キロ超の大型馬ながら、引き締まったメリハリのある体つきで、重たく見せない。繋ぎに長さがあり、かつて芝のG1・朝日杯FSでも4着に好走した実績があるため、本質的には軽い馬場のほうが合っている印象。冬場でも毛艶に光沢があって、後肢の下腿部には血管がハッキリと浮き上がり、筋肉の張りは非常に良く見せている。
ヘリオス
セ8
[栗]西園厩舎
父 | オルフェーヴル |
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母 | アンジュシュエット 母父:フレンチデピュティ |
通算成績 | 35戦8勝[8-7-4-16] |
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前走時馬体重 | 480kg |
胴詰まりの体型で腹袋は大きめ。パワフルな体つきではあるものの、筋肉の質感は決して硬くなく、歩様に柔軟性がある。トモの発達が目立ち、先行した上で速い脚を使える点が本馬の長所。1200~1600mと幅広い距離で好走しているが、1400mはベストといえる距離。スピード型で、脚抜きのいい馬場のほうが合っている印象。過去の立ち写真と比較しても、毛艶の良さが目立ち、体調面に不安なし。
サンライズフレイム
牡4
[栗]石坂公厩舎
父 | ドレフォン |
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母 | マストバイアイテム 母父:アフリート |
通算成績 | 6戦5勝[5-0-1-0] |
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前走時馬体重 | 508kg |
筋肉量が豊富で、特に後躯は大腿筋膜が膨らみ、半腱半膜様筋がハッキリと浮き上がるように発達している。対照的に、胴周りはスッキリと見せて、500キロ超の大型馬ながら立ち姿は素軽い。長躯短背で柔軟性があり、安定した末脚を発揮することができるため、東京コースへの適性は高そう。3ヵ月ぶりの実戦となるが、体つきに緩みはなく、下腿部に血管が浮いて見える。冬毛は伸びているが、体調面に不安は感じられない。
アームズレイン
牡4
[栗]上村厩舎
父 | コパノリッキー |
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母 | アームズトウショウ 母父:コロナドズクエスト |
通算成績 | 11戦5勝[5-0-1-5] |
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前走時馬体重 | 510kg |
500キロ超の馬体重が示す通り、大柄で筋肉質な好馬体。背中はやや短く、腹側のラインは丸みを帯びつつ、後躯に向かってしまっている。前走は中団から最速上がりを計時して差し切り勝ち。体型的にはある程度、タメを作ったほうが良さそうなタイプ。歩様は重たく見せず、柔軟性も秘めていて、近走はずっと1200mを使われているが、1400mへの距離延長は無難にこなせそう。
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肉付きのいい体型。背中はやや短く、飛節の折りは深い「曲飛」の構造で、安定したダッシュ力を秘めている。中距離実績のある馬だが、まとまりのあるフォルムから本来はマイル以下の距離が合うタイプ。決め手勝負になりやすい東京コースがどうかも、1400mの距離は魅力。7歳馬でも筋肉量を維持しており、衰えは感じない。冬場でも毛艶に光沢があって、馬体の張りは良好。2年前の同時期に出走した時よりも、立ち姿は良く見せる。