【東京新聞杯】先週はイチオシ馬&特注馬がダブル好走!きさらぎ賞の馬体診断も注目
2024/2/2(金)
※イチオシ馬&特注馬は2/2(金)に更新します!
東京新聞杯
きさらぎ賞
- 2/3(土)夕方発行
東京スポーツ(東京新聞杯の予想を掲載) - 2/3(土)13:00頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部前半
(東京7~9R) - 2/4(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京10~12R)
アヴェラーレ
牝6
[美]木村厩舎
父 | ドゥラメンテ |
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母 | アルビアーノ 母父:Harlan’s Holiday |
通算成績 | 16戦5勝[5-2-2-7] |
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前走時馬体重 | 448kg |
ウインカーネリアン
牡7
[美]鹿戸雄厩舎
父 | スクリーンヒーロー |
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母 | コスモクリスタル 母父:マイネルラヴ |
通算成績 | 24戦8勝[8-3-0-13] |
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前走時馬体重 | 508kg |
父スクリーンヒーローと同様に腹袋が大きく、重厚感のあるフォルム。前駆の発達も目立ち、全体に重心が低めのパワー型。一方で背中周りには伸縮性を感じさせ、ある程度の上がり勝負にも対応は可能。昨年と同様に、マイペースに持ちこみたいところ。今回は米国遠征以来、3ヵ月ぶりのレース。冬毛はさほど伸びておらず、肌ツヤ自体は悪くないが、良かった頃の写真と比べると、肘周りの輪郭が少しボヤけている印象。体つきには良化の余地を感じさせる。
ウンブライル
牝4
[美]木村厩舎
父 | ロードカナロア |
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母 | ラルケット 母父:ファルブラヴ |
通算成績 | 6戦2勝[2-2-0-2] |
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前走時馬体重 | 464kg |
牝馬らしい素軽いフォルムで、筋肉の質感は柔軟。兄ステルヴィオらと骨格の構造は近く、バネ感十分の後肢からは良質な瞬発力を感じさせる。繋ぎは長さがあって、柔らかい。良馬場でこそ持ち味が活きるタイプ。馬格は水準以上で、持ち時計は無いが高速馬場も対応可能と見ている。昨年5月以来の実戦となるが、腹周りは薄っすらと線が浮き上がるくらいで、太め感なく引き締まっている。時季を考えれば毛艶も上々。筋肉の張りも良く、いきなり動けそうな状態に仕上がった。
コナコースト
牝4
[栗]清水久厩舎
父 | キタサンブラック |
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母 | コナブリュワーズ 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 7戦1勝[1-3-0-3] |
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前走時馬体重 | 458kg |
筋肉の輪郭が主張した、パワフルな馬体。ガッシリとした体型ではあるものの、柔軟性を秘めていて関節の可動域は広い。瞬発力と持続力を兼ね備えており、好位から速い脚を繰り出すことができる。体型的には中距離もこなせそうなタイプで、飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」の構造。直線が長く、広い東京コースは悪くない舞台。もう少しトモにボリューム感が出るとなおいいが、腹周りはムダ肉が付いておらず、冬場でもスッキリと引き締まっていて、メリハリが感じられる。
ジャスティンカフェ
牡6
[栗]安田翔厩舎
父 | エピファネイア |
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母 | カジノブギ 母父:ワークフォース |
通算成績 | 17戦5勝[5-5-2-5] |
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前走時馬体重 | 504kg |
筋肉質でありながら、背中にも程よい伸びがあり、バランスのいいフォルム。後肢の飛節は緩やかにカーブしており、良質な瞬発力を秘めている。ピッチの速い走りで一瞬の加速力に長けている点が本馬の長所。東京コースでの実績は豊富で、適性面に不安はない。道悪でもそれなりに走っているが、ベタ蹄で本来は綺麗な馬場でこそのタイプ。マイルCS時と比較すると、後肢の下腿部の張りはやや物足りなさを感じるものの、休み明けとすれば馬体はまずまず引き締まっている。肌ツヤも上々。
ドルチェモア
牡4
[美]上原厩舎
父 | ルーラーシップ |
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母 | アユサン 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 10戦3勝[3-0-0-7] |
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前走時馬体重 | 474kg |
長躯短背で、骨格のバランスがいい。マイルG1馬ではあるものの、体型的には中距離寄りのタイプ。筋肉の質感もしなやかで、2000mくらいまでは対応できそうなフォルム。繋ぎはクッションが利きそうな造りをしているので、本質的には綺麗な馬場のほうが合っているものの、現状は緩さが先行。トモの容量、筋肉の強さが足りない印象があり、高速馬場の東京でどこまでやれるか。時季的に冬毛が伸びているのは問題なし。使いつつ体つきにメリハリが出てくれば変わってきそう。
マスクトディーヴァ
牝4
[栗]辻野厩舎
父 | ルーラーシップ |
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母 | マスクオフ 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 5戦3勝[3-1-0-1] |
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前走時馬体重 | 444kg |
素軽い馬体が特徴的。骨格のバランスに対して、背中はやや短く、腹側のラインを長く見せる。筋肉の質感は柔軟で、飛節の角度は緩くカーブ、バネ感十分。ピッチの利いた走りで加速力に優れている一方、全体のバランスに対して脚の長さは十分で、ストライド長も持ち合わせている。東京芝1600mへの適性は高い。コンパクトな馬でも、キングマンボ系らしく後躯は充実。レコード勝ちを収めているようにスピード勝負も問題なし。冬場ゆえ、毛並みは少し野暮ったく見せるが、トモの張りは上々。力を出せる態勢に整った。
サクラトゥジュール
牡7
[美]堀厩舎
父 | ネオユニヴァース |
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母 | サクラレーヌ 母父:シンボリクリスエス |
通算成績 | 23戦5勝[5-7-1-10] |
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前走時馬体重 | 526kg |
※最新の写真は23年関屋記念
長躯短背で骨格のバランスがいい。後肢の飛節はカーブした「曲飛」タイプで、背中も短め。本質的には溜めて良さが出る瞬発力型の馬体構造といえる。500キロ超の馬格を有している大型馬だが、筋肉質の質感は柔軟。素軽い動きをする馬で、蹄は薄く、良馬場向き。過去には芝1600mで1分31秒台走破の実績もある。高速決着になっても問題はないだろう。
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クビが短く、長躯短背でまとまりのある体型。コンパクトにまとまっていて、後肢の飛節は折りの深い「曲飛」の構造をしており、四肢の回転は速い。昨年の関屋記念では最後の1ハロンで一気に突き抜けたように、良質な瞬発力を秘めている。京都金杯はタフな馬場が合わなかった印象。時計の出る軽い馬場で巻き返しを狙う。時季的に毛艶は冴えないが、前走と変わらぬ立ち姿で、細すぎず、太め感もない理想的なボディコンディションに仕上がっている。