【金鯱賞】G1へのステップレースに有力馬がエントリー!フィリーズレビューも診断
2024/3/8(金)
※イチオシ馬&特注馬は3/8(金)に更新します!
金鯱賞
フィリーズR
- 3/9(土)夕方発行
東京スポーツ(金鯱賞の予想を掲載) - 3/9(土)14:30頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
(中山10~12R)
ドゥレッツァ
牡4
[美]尾関厩舎
父 | ドゥラメンテ |
---|---|
母 | モアザンセイクリッド 母父:More Than Ready |
通算成績 | 6戦5勝[5-0-1-0] |
---|---|
前走時馬体重 | 468kg |
ノッキングポイント
牡4
[美]木村厩舎
父 | モーリス |
---|---|
母 | チェッキーノ 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 8戦3勝[3-1-0-4] |
---|---|
前走時馬体重 | 492kg |
前後にまとまりのある、バランスのいい体型。3歳時は筋肉の付き方がなだらかに映ったが、5ヶ月の休養を挟んで、馬体はボリューム感が増してきた。3000mの菊花賞は距離が長すぎた印象で、短縮は好材料。瞬発力を活かす競馬が合っているため、中京コースへの適性も問題なし。日当たりの関係もあるが、毛艶に光沢があり、代謝の良さが窺える。休み明けでも肋骨がわずかに感じ取れ、太め感はない。筋肉の張りもかなり良く見せている。
ハヤヤッコ
牡8
[美]国枝厩舎
父 | キングカメハメハ |
---|---|
母 | マシュマロ 母父:クロフネ |
通算成績 | 37戦6勝[6-5-3-23] |
---|---|
前走時馬体重 | 484kg |
腹周りをスッキリと見せる。その中でもクビ周りはやや太く映り、肩周りの筋肉量は豊富。前駆が勝っている印象があり、ダート重賞・芝の道悪で良績を残している点も頷ける。跳びが大きく掻き込むような走法で、切れ味勝負は苦手とするものの、上がりが掛かるようなタフな条件になれば。年齢的に大きな上積みまではどうかも、馬体の張りは良く、力を出せる態勢に整っている。
プログノーシス
牡6
[栗]中内田厩舎
父 | ディープインパクト |
---|---|
母 | ヴェルダ 母父:Observatory |
通算成績 | 12戦6勝[6-2-2-2] |
---|---|
前走時馬体重 | 474kg |
胴詰まりで連動性・伸縮性に優れた瞬発力タイプ。飛節にはバネ感があり、後肢は長め。いい脚を持続して繰り出せるのが本馬の武器で、直線の長いコース向き。ディープインパクト産駒としては腹袋の大きいタイプ。母方をさかのぼると、Darshaan→Shirley Heights→Mill Reefと続く重厚なラインが形成されていて、母系の血が出ている印象。本質的には、少し時計の掛かる馬場が合っている体型。ボリューム感はあるが筋肉はパンと張って、毛艶もいい。
ヨーホーレイク
牡6
[栗]友道厩舎
父 | ディープインパクト |
---|---|
母 | クロウキャニオン 母父:フレンチデピュティ |
通算成績 | 7戦3勝[3-1-1-2] |
---|---|
前走時馬体重 | 508kg |
仙骨が傾斜した「斜尻」と真っ直ぐに伸びた「直飛」は父ディープインパクト譲り。後肢が長いため、依然として腰高な面はあるものの、キ甲に伸びが出て、骨格はほぼ完成された印象。もともと筋肉量は多いタイプだが、よりボリューム感が増して、たくましくなってきた。6歳馬でも数を使われていないため、馬は若々しい。今回は2年2ヶ月ぶりの休み明けでも太め感はなく、スッキリと仕上がっている。息がもてばいきなり好走しても驚けない。
ヤマニンサルバム
牡5
[栗]中村厩舎
父 | イスラボニータ |
---|---|
母 | ヤマニンエマイユ 母父:ホワイトマズル |
通算成績 | 20戦6勝[6-4-4-6] |
---|---|
前走時馬体重 | 502kg |
骨量・筋肉量が豊富でパワフルな体つき。背中は骨格のバランスに対して長く、持続力に優れたタイプに映る。デビュー当初は短距離を使われていたように後躯の発達が目立ち、安定した先行力を秘めている印象。跳びが大きい馬なので、広いコースは合う。中京の実績も豊富で、開幕週の馬場を味方に付けられそうな点も好材料。春先にもかかわらず、毛艶は黒光りして見栄えがする。ムダ肉も付いておらず、万全の仕上がりといえそう。
エアサージュ
牡6
[栗]池添学厩舎
父 | Point of Entry |
---|---|
母 | Nokaze 母父:Empire Maker |
通算成績 | 11戦4勝[4-3-1-3] |
---|---|
前走時馬体重 | 532kg |
※写真は21年菊花賞時
胴周りはまとまりがあり、前後に詰まって見える体型。飛節は折りの深い「曲飛」の構造で、かなりの大型馬ながら後肢の回転力に優れる。ダッシュは速く、安定した先行力に繋がっている印象。3歳時には2600mで勝利、菊花賞にも出走しているが、パワフルな体つきから本来は2000m前後の距離がベスト。胸の縦幅は深く、心肺機能は高い。
※馬体フォーカス内の記事・写真・映像などに関して、一切の引用、無断複製、転載を禁じます。
背中が短く、腹側のラインが後躯に向かって引き締まっている。筋肉の質感も柔軟性があり、四肢の回転は速い。菊花賞は早め先頭で押し切ったが、本来は溜めて切れるタイプ。後肢の飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」で、股関節の可動域は広く、ストライドは伸びる。直線の長い中京コースは合いそう。毛艶は上々で、休み明けでも緩みは感じられない。使っての良化余地は残すものの、十分に力を出せる仕上がり。