【皐月賞】イチオシ馬が連続好走中!大混戦の牡馬クラシックを制するのはどの馬だ!?
2024/4/12(金)
※イチオシ馬&特注馬は4/12(金)に更新します!
- 4/13(土)夕方発行
東京スポーツ(皐月賞の予想を掲載) - 4/13(土)13:00頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部前半
(中山7~9R) - 4/14(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(中山10~12R)
エコロヴァルツ
牡3
[栗]牧浦厩舎
父 | ブラックタイド |
---|---|
母 | プティプランセス 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 4戦2勝[2-1-0-1] |
---|---|
前走時馬体重 | 496kg |
背中が短く、腹側のラインが後躯に向かって引き締まったフォルム。前後の連動性に優れており、シャープで筋肉の質感もしなやか。体型的に、瞬発力を活かしたレースが合っている。飛節は地面に対して真っ直ぐに伸びた「直飛」の構造。跳びがかなり大きい馬なので、小回りの中山コースがカギ。元々、骨格の完成度は低くないが、前2走の立ち写真と比較して、今回は筋肉の輪郭がハッキリと浮いている。後肢の下腿部に血管が浮き上がり、状態面はグンと上向いた印象。
コスモキュランダ
牡3
[美]加藤士厩舎
父 | アルアイン |
---|---|
母 | サザンスピード 母父:Southern Image |
通算成績 | 7戦2勝[2-2-0-3] |
---|---|
前走時馬体重 | 504kg |
パワー系のディープインパクト産駒である父アルアインと同様に、ボリューム感のある馬体。比較的、腹袋が大きく、上がりの掛かる消耗戦が合っているタイプか。背中周りに伸びがあり、持続力を感じさせる。切れるイメージはないが、長く脚を使えそう。繋ぎは立ち気味で、蹄の角度もやや立ち気味、厚みがある。重馬場も苦にせず走ることができそうだ。1週前の時点で毛艶は良好。前走との比較はできないが、馬体にはメリハリが感じられ、仕上がりに不安なし。
サンライズアース
牡3
[栗]石坂公厩舎
父 | レイデオロ |
---|---|
母 | シャンドランジュ 母父:マンハッタンカフェ |
通算成績 | 2戦2勝[2-0-0-0] |
---|---|
前走時馬体重 | 542kg |
半兄セラフィックコールと同様に、大柄で迫力のある馬体。クビさしが太く、肩周りの筋肉が隆起している。トモの横幅は十分にあるものの、全体のバランスとして前駆が勝っている印象を受ける。前走は行き脚が付かず、道中で早めに動くレース運び。後躯がハマってくるまでに時間が掛かるものの、胴長体型で後肢の飛節は「直飛」の造り。エンジンが掛かれば長くイイ脚を繰り出せる。まだ幼い面を残しつつも、後肢の下腿部には血管が浮いて、太め感もない。現状の力は発揮できそう。
ジャスティンミラノ
牡3
[栗]友道厩舎
父 | キズナ |
---|---|
母 | マーゴットディド 母父:Exceed And Excel |
通算成績 | 2戦2勝[2-0-0-0] |
---|---|
前走時馬体重 | 502kg |
大型馬でまだ緩い面を残しているものの、トモの横幅は広く、大腿筋膜も膨らむように発達。下腿部には血管が浮いて見え、現状でもパワフルな馬体を示している。前駆もガッシリとした造りで、胸前は盛り上がるように発達しており、非常に力強い。前肢に長さがあり、馬格ゆえの大きなストライドを保ちつつ、四肢の回転力に優れる。一瞬の加速は速いので、小回りコースもある程度は立ち回れそう。厳しいペースになった際にどうか。まだ良化の余地を残しつつも、トモには血管が浮き上がり、馬体の張りは上々。ココ目標にしっかり仕上がっている。
ジャンタルマンタル
牡3
[栗]高野厩舎
父 | Palace Malice |
---|---|
母 | インディアマントゥアナ 母父:Wilburn |
通算成績 | 4戦3勝[3-1-0-0] |
---|---|
前走時馬体重 | 492kg |
ダート色の強い血統構成をしているため、骨量・筋肉量は水準以上でかなりパワフルな馬体。腹袋をふっくらと見せ、腹周りのラインは丸みが感じられる。背中は短く、筋肉の質感は柔軟。好位で溜めを利かせられる点が本馬の長所。体型的には1600mがベストで、2000mはやや長い印象を受ける。パワーとスピードが本馬の武器で、高速決着のほうが合っているイメージ。共同通信杯をひと叩きして、全体にシェイプアップ。筋肉の張りは上向き、皮膚を薄く見せる。かなりイイ状態でレースを迎えられそうだ。
シンエンペラー
牡3
[栗]矢作厩舎
父 | Siyouni |
---|---|
母 | Starlet’s Sister 母父:Galileo |
通算成績 | 4戦2勝[2-2-0-0] |
---|---|
前走時馬体重 | 480kg |
長躯短背でまとまりのある、バランスのいい体型。筋肉量が豊富でありながら、柔軟性も感じさせる。肩のラインは少し立ち気味ではあるものの、歩様や走法にさほど硬さはない。2000m前後の距離で安定して力を発揮できそう。蹄はやや薄く見せるが、繋ぎは平均よりやや立ち気味の角度。多少の道悪もこなせる。ホープフルS、弥生賞時よりも馬体はパンプアップした印象で、特にトモのボリューム感はグンと増してきた。元来の完成度は低くないが、この中間さらに成長している。肋骨が薄っすらと浮く理想的なボディコンディションで、絶好の仕上がり。
ビザンチンドリーム
牡3
[栗]坂口智厩舎
父 | エピファネイア |
---|---|
母 | ジャポニカーラ 母父:ジャングルポケット |
通算成績 | 2戦2勝[2-0-0-0] |
---|---|
前走時馬体重 | 450kg |
牡馬としては平均よりやや小さい部類に入るサイズだが、脚長で骨格のバランスがいい。長躯短背で、胴周りに柔軟性がある。飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」の構造で、ストライドの大きな走りが特徴。本質的には広いコースが合っている。スッキリと見せる体型で、距離は延びても問題なし。蹄はやや薄く、本質は綺麗な馬場が合っているものの、繋ぎは平均的な角度である程度の馬場なら対応可能か。まだ成長余地を残すものの、きさらぎ賞時よりもシャープに仕上がり、完成度は少しずつ高まってきている。
ミスタージーティー
牡3
[栗]矢作厩舎
父 | ドゥラメンテ |
---|---|
母 | リッスン 母父:Sadler’s Wells |
通算成績 | 4戦2勝[2-0-0-2] |
---|---|
前走時馬体重 | 472kg |
長躯短背でバランスのいいフォルム。胴周りに伸縮性を感じさせ、後肢の飛節は緩くカーブしてバネがあり、本質的には瞬発力タイプに映る。前脚に長さがあり、シャープに見せる体型から、胴はさほど長くないが距離はある程度融通が利きそう。近走の立ち姿と比較して、明らかに馬体は引き締まってきた。骨格・筋肉面ではまだ成長の余地を残すものの、晩成血統らしく、一戦ごとに馬っぷりは良化している。トモのボリューム感はもう少し欲しいところだが、後肢の下腿部には血管が浮き、筋肉の張りがイイ。
メイショウタバル
牡3
[栗]石橋厩舎
父 | ゴールドシップ |
---|---|
母 | メイショウツバクロ 母父:フレンチデピュティ |
通算成績 | 5戦3勝[3-0-0-2] |
---|---|
前走時馬体重 | 500kg |
500キロ前後の大型馬ながら、均整の取れた骨格で立ち姿は重たく見せない。背中に程よいまとまりがあって、溜めが利けば上がり勝負にも対応可能。ゴールドシップ産駒らしく、筋肉と関節は柔らかく、体を大きく使った歩様が特徴的。後肢の飛節は「曲飛」で馬格は大きいが四肢の回転力に優れる。先行力があり、小回りコースも苦にしないはずだ。コンスタントに使われているが、毛艶・馬体の張りはかなり良く見せていて、デキ落ちは感じられない。十分に力を発揮できそうだ。
レガレイラ
牝3
[美]木村厩舎
父 | スワーヴリチャード |
---|---|
母 | ロカ 母父:ハービンジャー |
通算成績 | 3戦2勝[2-0-1-0] |
---|---|
前走時馬体重 | 454kg |
背中を長く見せる胴長の体型と、折りの深い飛節は父スワーヴリチャードと良く似ている。牝馬らしいしなやかさ、軽さ、柔軟性を感じさせるフォルムで、2000mより距離が延びても対応可能。小回りの中山コースで勝利しているが、やはり広いコースで末脚を活かしてこそのタイプに映る。ホープフルS時と比較すると、筋肉の輪郭が浮いて見え、メリハリが出てきた印象。休養を挟んで馬は成長している。休み明け初戦としては太め感なく締まっており、もう一段階良くなる余地を残しつつも、十分に好仕上がりといえる状態。
ダノンデサイル
牡3
[栗]安田翔厩舎
父 | エピファネイア |
---|---|
母 | トップデサイル 母父:Congrats |
通算成績 | 4戦2勝[2-0-0-2] |
---|---|
前走時馬体重 | 506kg |
筋肉質で馬格があり、見栄えのする立ち姿。長躯短背でバランスが良く、大型馬でも重たく見せない。父エピファネイアの血が発現して、背中はゆったりとした造り。やや持続型の印象も、筋肉の質感や関節の可動域に柔軟性が感じられ、溜めても速い脚を繰り出せる。総合力の高そうなタイプだ。後肢の飛節はカーブしている「曲飛」の構造で、京成杯では中山コースにも対応。小回りは問題なし。休み明けでもムダ肉なく引き締まり、毛艶も光沢がある。状態面に関しても不安はなさそうだ。
サンライズジパング
牡3
[栗]音無厩舎
父 | キズナ |
---|---|
母 | サイマー 母父:Zoffany |
通算成績 | 6戦2勝[2-1-1-2] |
---|---|
前走時馬体重 | 516kg |
筋肉量が多く、皮膚を薄く見せる好馬体。繋ぎは短く、角度が立っていて、蹄底にも厚みがある。芝ダート兼用タイプで、芝ならば道悪も苦にせず走ることができる。前後にまとまりがあり、肉付きのいいフォルムからも、距離は2000m辺りまでが上限のイメージ。パワー型ではあるものの、斜尻で飛節にもバネ感があり、速い脚も繰り出せる。キ甲に伸びがあって、3歳春の完成度としては水準以上か。筋肉の輪郭が感じ取れるように、馬体の張りは上々。弥生賞を回避した影響はなさそうだ。
※馬体フォーカス内の記事・写真・映像などに関して、一切の引用、無断複製、転載を禁じます。
父スワーヴリチャードよりも、背中はやや短い。それでもゆとりあるフォルムには変わりなく、ストライドの大きい雄大な走りが特徴的。後肢は緩やかにカーブして、バネ感十分。良質な瞬発力を秘めている。本質的には広いコースのほうが合っている印象。繋ぎはクッションが利きそうで、綺麗な馬場のほうが走りやすいイメージ。まだ成長途上ではあるが、京成杯の時よりも余分な肉が削げて、よりアスリートらしい馬体になってきた。休み明けでも体つきは締まっている。