【新潟2歳S】未来のスターホースは馬体で見抜く!3連勝中のイチオシ馬は見逃せない!
2024/8/23(金)
※新潟2歳Sのイチオシ馬&特注馬は8/23(金)に更新します!
新潟2歳S
キーンランドC
- 8/24(土)夕方発行
東京スポーツ(新潟2歳Sの予想を掲載) - 8/24(土)14:30頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
(新潟10~12R) - 8/24(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(新潟10~12R)
ケイテンアイジン
牡2
[栗]谷厩舎
父 | アレスバローズ |
---|---|
母 | カシノティーダ 母父:ケイムホーム |
通算成績 | 2戦2勝[2-0-0-0] |
---|---|
前走時馬体重 | 476kg |
父アレスバローズ似で胴詰まりのフォルム。斜尻でも後躯のボリューム感があり、立ち姿は力強い。父は1200mで活躍していたが、1600mでの勝ち星もあった。本馬は飛節が「直飛」の構造で、ストライドは大きい。ダイナミックな走りから距離延長はむしろ好材料といえそう。まだ背は伸びそうだが、現時点での完成度は低くない。黒光りする青毛で見栄えするタイプではあるものの、毛艶は抜群で、腹周りもスッキリ。仕上がり上々。
コートアリシアン
牝2
[美]伊藤大厩舎
父 | サートゥルナーリア |
---|---|
母 | コートシャルマン 母父:ハーツクライ |
通算成績 | 1戦1勝[1-0-0-0] |
---|---|
前走時馬体重 | 438kg |
細身でコンパクトにまとまった馬体。飛節の折りは深く、ピッチの利いた走りで良質な瞬発力を秘めている。新馬勝ちを収めた東京コースと同じように、広い新潟コースで持ち前の決め手を活かしたいところ。体型的に1600mはベストの距離といえそう。成長途上ではあるものの、トモの肉付きは悪くなく、付くべきところにしっかりと筋肉が付いている。良化余地を残しつつ、現状の力は発揮できるだろう。
ジョリーレーヌ
牝2
[美]大竹厩舎
父 | モーリス |
---|---|
母 | レッドレグナント 母父:ロードカナロア |
通算成績 | 1戦1勝[1-0-0-0] |
---|---|
前走時馬体重 | 422kg |
420キロ台の小柄な馬だが、父、母父ともに筋肉量の多い種牡馬とあって、骨格に対しての肉付きは悪くない。長躯短背で、筋肉の質感に柔軟性を感じさせる、瞬発力タイプの馬体構造。まだキ甲がなだらかで、やや腰高に映るバランス。血統背景からも、本格化は少し先か。それでもトモの容量は水準以上で、素質の高さが窺える。筋肉の張りはまだ良くなりそう。毛艶には光沢があって、体調面に不安なし。
シンフォーエバー
牡2
[栗]森厩舎
父 | Complexity |
---|---|
母 | Praising 母父:Pulpit |
通算成績 | 1戦1勝[1-0-0-0] |
---|---|
前走時馬体重 | 494kg |
全体のバランスに対して筋肉量が多く、ボリューム感のある馬体。腹袋に膨らみがあり、立ち姿は力強い。パワー型ではあるものの、筋肉の質感は柔らかく、背中は短めで前後の連動性に優れていて、追ってからの脚も鋭い。脚長でストライドは大きく、広い新潟コースはノビノビと走ることができる適した舞台。まだ伸びしろを残しつつも、現時点で筋肉の張り、毛艶は申し分のない状態に仕上がっている。
トータルクラリティ
牡2
[栗]池添学厩舎
父 | バゴ |
---|---|
母 | ビットレート 母父:スペシャルウィーク |
通算成績 | 1戦1勝[1-0-0-0] |
---|---|
前走時馬体重 | 454kg |
長躯短背でバランスのいい立ち姿。素軽さと、十分な筋肉量からたくましさを感じさせ、芝のマイルから中距離であれば、舞台を選ばずに力を発揮できそうなイメージ。後肢の飛節は中間的な角度で、関節の可動域が広いために、いい脚を長く繰り出すことができる。新潟外回りでの決め手勝負も問題ないだろう。繋ぎはやや立ち気味で、蹄底には厚みがあり、バゴ産駒らしく道悪もこなすはず。日当たりの関係もあるが毛艶に光沢があって、状態面に不安なし。
スターウェーブ
牡2
[美]武井厩舎
父 | Kingman |
---|---|
母 | コスモポリタンクイーン 母父:Dubawi |
通算成績 | 1戦1勝[1-0-0-0] |
---|---|
前走時馬体重 | 472kg |
胴詰まりで、筋肉量がかなり多い体型。トモは横幅が広く、容量が大きい。まだ中身が詰まり切っていない印象も、パンとすれば相当なスピード馬になりそう。クビさしは太く短めで、後肢の飛節は折りの深い「曲飛」タイプ。四肢の回転が速く、瞬発力を秘めている。その一方で距離適性は1400m以下のイメージを受けるが、多少緩さを残す分現状の完成度で対応可能か。ふっくらと見せるが肋骨がわずかに感じ取れる理想的なボディコンディションに仕上がっていて、態勢は整った。
プロクレイア
牝2
[栗]小林厩舎
父 | エピファネイア |
---|---|
母 | プロクリス 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 1戦1勝[1-0-0-0] |
---|---|
前走時馬体重 | 456kg |
全体に丸みを感じさせる、肉付きのいい体型。母方の血が馬体に表れている印象があり、1600mのクイーンCを制した祖母ライラプスと同様に、マイル戦が最も合っていそう。腹周りに重厚感があってパワフルに映るが、斜尻と緩やかにカーブしてバネの利く飛節を持ち合わせていることから、タメて鋭い決め手を発揮することができる。キ甲には伸びが感じられ、体つきにメリハリがあり、完成度は水準以上。筋肉の張りも良好で、順調に仕上がっている。
※馬体フォーカス内の記事・写真・映像などに関して、一切の引用、無断複製、転載を禁じます。
後肢の飛節は折りの深い「曲飛」の構造で、コンパクトなサイズと相まって、四肢の回転は速い。仙骨は傾斜した「斜尻」であり、トモはやや薄いながらも、バネ感十分。溜めて瞬発力を活かす競馬が合うイメージ。素軽いフォルムで、関節の可動域が広いため、1600mへの距離延長は対応可能。筋肉の張りは良化の余地、伸びしろを残しているが、小柄で細身な体型ゆえ仕上がりは早い。