【新潟記念】サマー2000シリーズを締めくくる一戦!小倉2歳Sも馬体診断
2024/8/30(金)
※イチオシ馬&特注馬は8/30(金)に更新します!
新潟記念
小倉2歳S
- 8/31(土)夕方発行
東京スポーツ(新潟記念の予想を掲載) - 8/31(土)14:30頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
(新潟10~12R) - 9/1(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(新潟10~12R)
エーデルブルーメ
牝5
[栗]福永厩舎
父 | ハービンジャー |
---|---|
母 | アーデルハイト 母父:アグネスタキオン |
通算成績 | 16戦4勝[4-5-4-3] |
---|---|
前走時馬体重 | 486kg |
胴周り、クビさし、前肢が長く、全体にゆったりとした造り。筋肉の質感にも柔軟性があり、しなやか。跳びの大きい、綺麗な走りが特徴的で、中距離以上が向いている。広い新潟コースはストライドを伸ばして持続力を活かすことができる、適した舞台といえそう。胸の深さも十分で心肺機能は高い。前走も筋肉の張りを良く見せていたが、今回も後肢の下腿部には血管が浮いていて、いい状態をキープできている。
キングズパレス
牡5
[美]戸田厩舎
父 | キングカメハメハ |
---|---|
母 | ドバウィハイツ 母父:Dubawi |
通算成績 | 19戦4勝[4-10-2-3] |
---|---|
前走時馬体重 | 496kg |
キングカメハメハ産駒らしい筋肉質な馬体。まとまりのある体型で、タメを利かせて瞬発力を活かす形がベスト。常にメンバー上位の上がりをマークしているように、末脚の安定感はピカイチ。ピッチの利いた走りをする馬で瞬間的な反応に優れる。仕掛けどころがポイント。腹周りは前走比で少しシャープに映るが、細すぎることはなく、張り感は保てている。力を出せる状態に整った。
ラーグルフ
牡5
[美]宗像厩舎
父 | モーリス |
---|---|
母 | アバンドーネ 母父:ファルブラヴ |
通算成績 | 15戦5勝[5-1-1-8] |
---|---|
前走時馬体重 | 502kg |
※出走回避
筋肉量が豊富で、ガッシリとしたフォルム。ファルブラヴの血が入っていて、本質的にはパワー型。その一方で筋肉の質感に柔軟性があり、背中は短く前後の連動性に秀でている。溜めて末脚を伸ばす形でこそ、特性が活きるイメージ。腹袋が大きくタフな展開はこなすものの、水分を含んだ馬場はあまり得意ではないタイプ。時季的なモノもあるが、1週前の時点で腹周りをスッキリと見せ、近走でも一番メリハリがあるように映る。いい状態でレースを迎えられそう。
ライトバック
牝3
[栗]茶木厩舎
父 | キズナ |
---|---|
母 | インザスポットライト 母父:Exceed And Excel |
通算成績 | 5戦2勝[2-0-2-1] |
---|---|
前走時馬体重 | 476kg |
前後にまとまりのある、長躯短背のフォルム。父キズナ譲りで、筋肉量が豊富。飛節は緩やかにカーブして、バネが利く。伸縮性に長けた胴周りから、瞬発力勝負への高い適性を感じさせる。体型的にマイル戦がベストの印象も、前走オークスでは距離もこなし、2000mへの短縮は好材料。ストライドが大きく、長くイイ脚を使える点が本馬の長所。良く見せるタイプではあるが、ひと息入ってボリューム感が増し、馬体の成長が窺える。筋肉の張りも良好。
レッドラディエンス
牡5
[栗]友道厩舎
父 | ディープインパクト |
---|---|
母 | ペルフォルマーダ 母父:Jump Start |
通算成績 | 12戦5勝[5-5-1-1] |
---|---|
前走時馬体重 | 488kg |
ディープインパクト産駒らしい、長躯短背でまとまりのあるフォルム。筋肉量も豊富で、立ち姿は見栄えがする。トモの容量が大きく、先行できるスピードを秘めているが、本質的には溜めて良さが出そうな体型。バランスがいいため舞台を選ばずに力を発揮できそう。休養期間が長く、大事に使われていることもあって、馬が非常に若い。前走も馬体の張りツヤは非常に良く見せていたが、今回もコンディションは高いレベルでキープできている。
セレシオン
牡5
[栗]友道厩舎
父 | ハーツクライ |
---|---|
母 | クルソラ 母父:Candy Stripes |
通算成績 | 11戦4勝[4-2-2-3] |
---|---|
前走時馬体重 | 474kg |
腹周りをスッキリと見せる、シャープな体つき。胸の縦幅があり、ハーツクライ産駒らしく背中にも長さが感じられる。後肢の飛節は折りの深い「曲飛」でバネ感があり、ゆとりある胴の構造と相まって、長くイイ脚を繰り出すことができる。1ハロンの延長はプラスに働きそうで、外回りコースもベストの舞台といえそう。日当たりの関係もあるが毛艶に光沢があって、血管が浮き上がっているように筋肉の張り具合も抜群。キャリアが浅いため馬は若く、充実期を迎えている印象。
シンリョクカ
牝4
[美]竹内厩舎
父 | サトノダイヤモンド |
---|---|
母 | レイカーラ 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 9戦1勝[1-1-1-6] |
---|---|
前走時馬体重 | 458kg |
※最新の写真は23年エリザベス女王杯
筋肉の質感はしなやかで、伸縮性を感じさせるフォルム。前脚の繋ぎに長さがあり、クッションが利く。牝馬らしい素軽さがあり、良質な瞬発力を秘めると同時に、脚・胴はゆとりのある構造で、直線の長いコースが合っているイメージ。ムダ肉の少ない体型で、スタミナを問われる流れ、1ハロンの距離延長も問題なし。
※馬体フォーカス内の記事・写真・映像などに関して、一切の引用、無断複製、転載を禁じます。
やや前脚が短く、腰高に映るフォルム。重心が前傾している分、スピードの乗りが良く、テンの速いダッシュに繋がっている。背中には程よく長さがあって、後肢の飛節は緩くカーブ。ピッチの速さとストライドの大きさは両立、持続力を活かした競馬が合う。広い新潟コースでマイペースに持ち込みどこまで粘れるか。筋肉質な体つきで皮膚を薄く見せるように、馬体の張りは上々。毛艶にも光沢がある。体調面に不安は無さそうだ。