※イチオシ馬&特注馬は9/6(金)に更新します!

セントウルS

紫苑S

  • 9/7()夕方発行
    東京スポーツ(セントウルSの予想を掲載)
  • 9/7()13:00頃~
    ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部前半
    (中山7~9R)

アサカラキング

牡4
[美]斎藤誠厩舎

レース適性星
仕上がり星
キズナ
アサカラヴァーズ
母父:キングヘイロー
通算成績 13戦5勝[5-2-0-6]
前走時馬体重 524kg
詳細
寸評

骨量・筋肉量が豊富な迫力ある馬体。トモの横幅が広く、飛節は折りの深い「曲飛」の構造。クビも太くて短い。一歩目が速いタイプではないものの、四肢の回転力に優れ、安定した先行力に繋がっている印象。繋ぎはゆとりのある造りで、ベタ蹄でもあり、良馬場のほうが良いタイプ。当日の馬場傾向・天候はカギになりそう。繋ぎの構造と脚の長さがあるため、跳びが大きい。前走も張りツヤ良く見せていたが、今回もいい状態をキープできている。

ダノンスコーピオン

牡5
[栗]福永厩舎

レース適性星
仕上がり星
ロードカナロア
レキシールー
母父:Sligo Bay
通算成績 16戦4勝[4-0-2-10]
前走時馬体重 470kg
詳細
寸評

胴詰まりの体型で、伸縮性・瞬発力を感じさせるフォルム。飛節の折りは深い「曲飛」で、柔軟性とピッチの速さ、脚の回転力で一気に加速する末脚が武器。以前よりも筋肉量が増えて見え、特に後躯のボリューム感が出てきた。転厩の効果と、晩成傾向がある父ロードカナロアの血が徐々に表れてきたか、立ち姿に迫力と力強さを感じる。初の1200mにも対応できそうだ。血管が浮き上がっているように筋肉の張りは上々で、好仕上がり。

テンハッピーローズ

牝6
[栗]高柳大厩舎

レース適性星
仕上がり星
エピファネイア
フェータルローズ
母父:タニノギムレット
通算成績 24戦6勝[6-5-2-11]
前走時馬体重 458kg
詳細
寸評

父エピファネイア譲りで、骨格のバランスに対して背中はやや長め。前走でヴィクトリアマイルを制しているが、前脚は短めで本質的には1400m向きのタイプ。1200mは距離に特化した馬が出走してくるため、流れに乗れるかがポイント。全体のバランスに対してややトモは薄く映るため、出脚は速くないが、柔軟性に富んだ体型で良質な瞬発力を秘めている。中京で末脚を活かせれば。馬体の張りは良化の余地を残すものの、休み明けでも太め無く引き締まっていて、力を出せる態勢。

トウシンマカオ

牡5
[美]高柳瑞厩舎

レース適性星
仕上がり星
ビッグアーサー
ユキノマーメイド
母父:スペシャルウィーク
通算成績 18戦6勝[6-1-2-9]
前走時馬体重 480kg
詳細
寸評

背中と腹側のラインが平行に近い分、胴周りに伸びがあるように見える体型。飛節は地面と垂直に伸びた「直飛」の構造で、ストライドは大きい。持続性のある末脚が武器で、直線の長いコースは合っていそう。繋ぎが長く、クッションの利きそうな造り。跳びの大きい走りをする馬なので、良馬場でこそ力を発揮する。今回は休み明けの分、馬体の張りには良化の余地を残すものの、わずかに肋骨が感じ取れるように、太め感はない。

ママコチャ

牝5
[栗]池江寿厩舎

レース適性星
仕上がり星
クロフネ
ブチコ
母父:キングカメハメハ
通算成績 15戦6勝[6-2-2-5]
前走時馬体重 488kg
詳細
寸評

筋肉量が豊富で、特に前駆の発達が目立つ。筋肉の質感は硬めで、関節の可動域はやや狭いタイプ。自身はダートを走ったことはないが、近親はダートでの活躍馬が多く、血統的な特性が馬体に表れている印象。フットワークは力強く、パワー型。繋ぎも立っていて、蹄は小さい。タフな競馬になっても対応できそう。冬毛が伸びて見栄えのしなかった春先と比較しても馬体の張りツヤは良く、休み明けでもメリハリがあってシャープに引き締まっている。好気配。

ヨシノイースター

牡6
[栗]中尾秀厩舎

レース適性星
仕上がり星
ルーラーシップ
アースプレイ
母父:ゼンノロブロイ
通算成績 25戦5勝[5-6-3-11]
前走時馬体重 484kg
詳細
寸評

肩周りの発達が目立ち、クビは短く、腹袋もふっくらと魅せて重厚感がある。典型的なパワー型で、緩くカーブした飛節、やや腰高に映る長めの後肢は父ルーラーシップ譲り。繋ぎは短く立ち気味で、ピッチの速いフットワークで走ることから、水分を含む馬場、時計を要する状況は苦にしない印象。当コースで行われた昨年のCBC賞は10着に敗れているが、当時とは馬体のコンディションはまるで異なり、今回は銭型模様が浮き、筋肉の張り感は抜群。今のデキなら実績のない中京でも。

イチオシ馬

モズメイメイ

牝4
[栗]音無厩舎

レース適性星
仕上がり星
リアルインパクト
インラグジュアリー
母父:Frankel
通算成績 14戦5勝[5-0-2-7]
前走時馬体重 464kg
詳細
寸評

筋肉量が豊富で、体重以上にどっしりとしたフォルム。トモは横広で肉付きもいい。前脚が短い分、前重心でスピードの乗りが良く、素軽い印象。まとまりがありつつ、背中にも程よい長さがあり、持続力を秘めている。蹄は薄く、乾いた馬場のほうが力を発揮できそう。昨秋の立ち姿と比較して、今季のほうが筋肉の張りが良く、皮膚を薄く見せている。夏以降の好成績が示す通り、今回も高いレベルでデキは安定。力を出せる状態にある。

やーしゅん
前重心のバランスでグリップ力が高く、荒れた馬場と下り坂の続く中京コースへの適性が高そうな体型。今夏は馬体がボリュームアップして充実期を迎えており、今回も肌ツヤ良好。勝ち負けが期待できる好仕上がりです。
特注馬

ストーンリッジ

牡7
[栗]藤原英厩舎

レース適性星
仕上がり星
ディープインパクト
クロウキャニオン
母父:フレンチデピュティ
通算成績 23戦2勝[2-2-5-14]
前走時馬体重 474kg
詳細
寸評

※最新の写真は20年NHKマイルC
活躍馬の多い血統馬だが、きょうだいの中では全兄クリアザトラックと馬体のサイズが近く、パーツの構造も似ている。兄よりも前脚がやや短めな分、短距離志向は強い。斜尻直飛の後肢、背中が短く映る長躯短背、いずれも父ディープインパクトから受け継いだ特徴。母父フレンチデピュティの影響で父よりも蹄底に厚みがあり、繋ぎも太さがありつつ、角度が立っている。荒れた馬場でも力を発揮できそう。

やーしゅん
前重心で荒れた馬場、中京コースへの適性は高そうな馬。中団から先行馬を見る位置で運べそうで、展開も向きそうです。13か月ぶりの実戦ですが、当週の坂路では馬なりで自己ベストをマーク。衰えは感じさせず、息が持てばいきなり好走しても驚けません。

エラトー

牝3
[栗]上村厩舎

レース適性星
仕上がり星
Saxon Warrior
エライヤ
母父:Siyouni
通算成績 7戦3勝[3-1-1-2]
前走時馬体重 492kg
詳細
寸評

500キロ近い馬格があり、牝馬としては大柄な部類。骨格のバランスに対して、背中を長く見せる。ディープインパクト系らしく、後肢の飛節は地面と垂直に伸びる「直飛」の構造で、ストライドを大きく伸ばした、ダイナミックな走りが特徴的。末脚が切れるイメージがない反面、持続力は十分。早めに動く形で押し切りを図りたい。筋肉量の多いタイプではなく、極端な高速決着よりも、スタミナを要する流れ・馬場が合いそう。1週前の時点で太め無く引き締まっていて、毛艶も上々。

カンティアーモ

牝3
[美]木村厩舎

エピファネイア
リビアーモ
母父:アドマイヤベガ
通算成績 4戦2勝[2-0-1-1]
前走時馬体重 504kg
詳細
寸評

出走回避
長躯短背で、骨格のバランスが整っている。大きな馬ではあるものの、筋肉の付き方がしなやかで、重苦しい面は一切感じられない。胸も深く、新馬をレコード勝ちしているように心肺機能も高い。春クラシックを断念したが、馬体からかなりの素質を秘めていることが窺える。母リビアーモは5歳秋にオープン初勝利を収めた晩成タイプ。春にパドックで見た時よりも筋肉の張りは良化していて、遅咲きの血がようやく目覚めてきたか。確かな成長・状態の良さを感じさせる。

クリスマスパレード

牝3
[美]加藤士厩舎

レース適性星
仕上がり星
キタサンブラック
ミスエリカ
母父:Blame
通算成績 4戦2勝[2-0-0-2]
前走時馬体重 454kg
詳細
寸評

やや腰高に映るバランスで、重心は前寄り。後肢の飛節はカーブしている「曲飛」タイプでも、後肢が長くストライドが広いため、距離は持つ。斜尻でトモの横幅は広くないが、肉付きは十分。筋肉の輪郭がハッキリとしているパワー型で、切れるイメージはないものの、持続力を活かした競馬が得意。立ち回りも上手で、小回りの中山コースは合いそう。春よりもキ甲が伸びて骨格面が成長。休み明けでもスッキリと仕上がっていて、力を出せる態勢に整った。

サロニコス

牝3
[栗]松下厩舎

レース適性星
仕上がり星
ロードカナロア
サロニカ
母父:ディープインパクト
通算成績 6戦2勝[2-2-1-1]
前走時馬体重 446kg
詳細
寸評

母サロニカと同様に、小柄でシャープな馬体。父ロードカナロア譲りでトモには十分な幅を感じさせるものの、スピードで押すタイプではなく、伸縮性を感じさせる背中からタメを利かせたほうが良さそうな体型。折り合いはカギになるが、体つきから1ハロンの延長も対応はできそう。後肢の飛節は折りの深い「曲飛」で走りのピッチは速い。コーナー4つの舞台で、脚の回転力を活かせれば。馬体の張りはまだ良くなる余地を残しつつも、現状でも皮膚を薄く見せ、仕上がりは上々。

ミアネーロ

牝3
[美]林厩舎

レース適性星
仕上がり星
ドゥラメンテ
ミスエーニョ
母父:Pulpit
通算成績 4戦2勝[2-0-0-2]
前走時馬体重 476kg
詳細
寸評

短距離路線で活躍した半姉ミスエルテとは馬体のタイプが異なり、本馬は全体に素軽く、細身に映る体型。四肢を長く見せて、胴周りにも伸びがある。中距離以上が向いているシャープな体つきで、中長距離適性は高い。開幕週で超高速馬場になるとどうかも、斜尻の割にトモの容量は豊かで、肉付きもいい。スラっとした体型でも中山コースで実績があり、舞台適性は十分。春から劇的に変化した気配はないものの、筋肉の張り・毛艶共に悪くなく、力を出せる状態に整った。

イチオシ馬

ボンドガール

牝3
[美]手塚厩舎

レース適性星
仕上がり星
ダイワメジャー
コーステッド
母父:Tizway
通算成績 5戦1勝[1-3-0-1]
前走時馬体重 458kg
詳細
寸評

皮膚を薄く見せる好馬体の持ち主。仙骨の角度は傾斜のキツい「斜尻」ではあるものの、大腿筋膜は膨らむように発達しており、スピード能力の高さが伝わってくる。前走はタメて終いを活かす形で1800mに対応。今回はさらに1ハロン距離が延びる点がカギ。一瞬の速い脚、瞬発力はメンバー随一で、昨年の勝ち馬モリアーナのような競馬ができれば。背中から腰回りにかけて銭型模様が浮いており、代謝の良さが窺える。体調面に不安なく、いい状態でレースを迎えられそう。

やーしゅん
本来は1600mが適距離に映りますが、溜めを利かせた時の鋭い末脚は出走馬の中でナンバーワン。13頭立てで頭数的にも捌きやすく、決め手を活かせる状況にあります。毛艶は抜群で仕上がりに不安なし。潜在能力も最上位と見ています。
特注馬

ホーエリート

牝3
[美]田島俊厩舎

レース適性星
仕上がり星
ルーラーシップ
ゴールデンハープ
母父:ステイゴールド
通算成績 6戦1勝[1-1-1-3]
前走時馬体重 460kg
詳細
寸評

父ルーラーシップ譲りで、胴をゆったりと見せる体型。馬体のバランスが良く、潜在能力はメンバーでも上位。スッキリとした体つきで重たく見せず、中距離志向の強いタイプ。蹄底に厚みがあり、重馬場で初勝利を挙げているように道悪は問題なし。前肢には長さがあり、クッションの利きそうな繋ぎ。ストライドを伸ばせる馬で、開幕週の高速馬場でも力は発揮できるはず。

やーしゅん
キングマンボ系特有の筋肉量、父譲りの持続力に長けたフォルムで、ストライドを伸ばした走りができる馬。馬場不問で力を発揮できると見ています。力を出し切れない競馬が続いていますが、潜在能力は上位の存在だけに、必ずマークしておきたい1頭です。

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