※イチオシ馬&特注馬は11/1(金)に更新します!

アルゼンチン共和国杯

みやこS

  • 11/2()夕方発行
    東京スポーツ(アルゼンチン共和国杯の予想を掲載)
  • 11/2()13:00頃~
    ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部前半
    (東京7~10R)

クロミナンス

牡7
[美]尾関厩舎

レース適性星
仕上がり星
ロードカナロア
イリュミナンス
母父:マンハッタンカフェ
通算成績 13戦4勝[4-2-3-4]
前走時馬体重 484kg
詳細
寸評

横広のトモは父ロードカナロア譲り。全体にムダ肉が少ない体型で、背中周りにも伸びがあり、立ち姿は素軽く見せる。母父マンハッタンカフェの影響で中長距離への適性が高い。後肢の飛節は真っ直ぐに伸びた直飛の構造で一完歩のストライドが大きいため、直線が長く広い東京コースはベストの舞台。目黒記念以来のレースでもわずかに肋骨が感じ取れるように、太め無く引き締まっている。

セレシオン

牡5
[栗]友道厩舎

レース適性星
仕上がり星
ハーツクライ
クルソラ
母父:Candy Stripes
通算成績 12戦4勝[4-3-2-3]
前走時馬体重 472kg
詳細
寸評

腹周りをスッキリと見せる、シャープな体つき。胸の縦幅があり、ハーツクライ産駒らしく背中にも長さが感じられる。後肢の飛節は折りの深い「曲飛」でバネ感があり、ゆとりある胴の構造と相まって、長くイイ脚を繰り出すことができる。スタミナ豊富な中長距離タイプで、距離延長も対応可能。毛艶は前走ほどではないものの、トモの半腱半膜様筋はスジがハッキリと浮いていて、馬体の張りはしっかりとキープできている。

ハヤヤッコ

牡8
[美]国枝厩舎

レース適性星
仕上がり星
キングカメハメハ
マシュマロ
母父:クロフネ
通算成績 41戦6勝[6-5-4-26]
前走時馬体重 482kg
詳細
寸評

クビが太く、肩周りの筋肉量も豊富で、前駆の発達が目立つ。ダート重賞・芝の道悪で良績を残しており、パワーを要する条件が合っている。跳びが大きく掻き込むような走法で、切れ味勝負は苦手とするものの、上がりが掛かるようなタフな条件は得意。8歳馬ゆえ、年齢的に大きな上積みは感じないものの、相変わらず毛艶や馬体の張りは上々で、馬体に衰えは感じられない。

マイネルウィルトス

牡8
[栗]宮厩舎

レース適性星
仕上がり星
スクリーンヒーロー
マイネボヌール
母父:ロージズインメイ
通算成績 42戦5勝[5-11-8-18]
前走時馬体重 478kg
詳細
寸評

母父ロージズインメイの特徴が表れた、パワフルな体つき。蹄には厚みがあり、繋ぎの角度も立っている。不良馬場でも勝利を挙げているように、道悪馬場は得意なタイプ。時計の掛かる馬場になれば注目の1頭。やや胴周りをゆったりと見せる体型で、一瞬の切れよりも長く脚を使う展開が合っている。休み明けでも毛艶が良く、メリハリがあって太め無く仕上がっている印象。

ラーグルフ

牡5
[美]宗像厩舎

レース適性星
仕上がり星
モーリス
アバンドーネ
母父:ファルブラヴ
通算成績 16戦5勝[5-1-1-9]
前走時馬体重 500kg
詳細
寸評

筋肉質で胴詰まりのフォルム。母父ファルヴラヴの影響もあり、クビさしが太く、腹袋も大きい。本質的にはパワー型でパワフルな走りをする馬。一方で筋肉の質感には柔軟性があり、背中は短く、連動性に秀でている。体型的に中距離ベストのイメージで、2500mへの距離延長がカギになりそう。日当たりの関係でオールカマー時ほど毛艶は目立たないものの、半腱半膜様筋のスジが浮いて、筋肉の張りはキープできている。

イチオシ馬

サヴォーナ

牡4
[栗]中竹厩舎

レース適性星
仕上がり星
キズナ
テイケイラピッド
母父:スニッツェル
通算成績 16戦3勝[3-4-1-8]
前走時馬体重 526kg
詳細
寸評

かなりの大型馬。腹袋が大きいパワー型で、底力を要する競馬が合いそうなイメージ。後肢の飛節は「曲飛」で、大柄でも小脚を使えるタイプ。胸が深く、心肺機能は高いが、たくましい体つきゆえに3000m級のレースはやや長い印象。東京芝2500mは適条件といえそう。常に良く見せる馬ではあるものの、今回も毛艶・筋肉の張りは上々で、体調の良さが窺える。問題なく力を発揮できそう。

やーしゅん
アルゼンチン共和国杯はスピードとスタミナの両方を秘めた、パワフルな体型の中長距離馬が活躍しているレース。骨量・筋肉量が多く、高速決着にも実績がある本馬は適性的にピッタリと見ています。重賞初制覇に期待です。
特注馬

メイショウブレゲ

牡5
[栗]本田厩舎

レース適性星
仕上がり星
ゴールドシップ
メイショウスイヅキ
母父:パイロ
通算成績 29戦4勝[4-4-2-19]
前走時馬体重 474kg
詳細
寸評

背中はやや短く、前後にまとまっており、溜めて瞬発力を活かす形が合う体型。全体に丸みがあり、中長距離を主戦場とする馬の中でも、筋肉量は多いタイプ。腹袋も発達していて、パワー勝負も苦にしない印象を受ける。肉付きのいい馬体から、3000mの万葉S勝ち馬ではあるものの本質的には2400m前後がベストに映る。

やーしゅん
筋肉量が多い、パワフルな馬体の中長距離馬。京都大賞典では高速決着にも対応したように、体型的には2400m前後のスピード勝負、かつ末脚の活きる展開が合う印象。上り調子で充実期を迎えているだけに、再度の激走に警戒したいところです。

オメガギネス

牡4
[美]大和田厩舎

レース適性星
仕上がり星
ロゴタイプ
スタートアップ
母父:ハービンジャー
通算成績 9戦4勝[4-3-1-1]
前走時馬体重 496kg
詳細
寸評

長躯短背でバランスのいい立ち姿。馬体の伸縮性に優れており、先行した上で溜めていい脚を繰り出せるタイプ。胴は詰まり気味でも、飛節が伸びるためマイル~中距離と幅広い距離で活躍できる。素軽い体型で、本質的には脚抜きの良い馬場、軽いダートが合っている。毛艶、馬体の張りは良化の余地を残す印象も、いつも通りスッキリと腹周りは引き締まっていて、太め感はない。

デリカダ

牝5
[栗]吉田厩舎

レース適性星
仕上がり星
パイロ
ブロンクスシルバー
母父:クロフネ
通算成績 8戦4勝[4-1-0-3]
前走時馬体重 494kg
詳細
寸評

500キロ近い馬格がありつつも、背中に伸びがあるため、立ち姿は重たく見せない。斜尻で仙骨の角度は傾斜しているが、横幅も十分にあり、パワーとスピードを秘めている印象。肩・胸周りの発達に対して、クビはやや細く、中距離以上が合いそうなイメージ。胸の縦幅が深く、心肺機能は高い。過去との比較はできないものの、長期休養を使いつつ馬体は締まってきた。力を出せる状態に仕上がっている。

プロミストウォリア

牡7
[栗]野中厩舎

レース適性星
仕上がり星
マジェスティックウォリアー
プロミストスパーク
母父:フジキセキ
通算成績 10戦6勝[6-1-0-3]
前走時馬体重 526kg
詳細
寸評

マジェスティックウォリアー産駒らしい、雄大な骨格と豊富な筋肉量を誇る馬。四肢は長く、背中周りにも伸びがあるため、跳びの大きい走りが特徴的。パワーと持続力に優れたタイプで、強気に先行する底力を要する流れでこそ真価を発揮する。長期休養前と比較して、ややトモのボリューム感は物足りなさが残るものの、それでもエルムSを一度使って馬体のコンディションは徐々に上向いてきた。毛艶も上々で、体調面に不安はない。

ミトノオー

牡4
[美]牧厩舎

レース適性星
仕上がり星
ロゴタイプ
シダクティヴリー
母父:Thunder Gulch
通算成績 12戦5勝[5-2-1-4]
前走時馬体重 506kg
詳細
寸評

胴はやや詰まり気味で、前後の連動性に優れているフォルム。トモは横幅が広く、大腿筋膜は膨らむように発達。力強いキックでスタートダッシュは速く、安定した先行力に繋がっている。前脚に長さがあってストライドは大きい。前々で立ち回れるためさほど舞台を選ぶ印象はないものの、本質的には広いコースのほうが走りやすいタイプ。エルムSの立ち姿も良く見せていたが、今回は全体に引き締まって筋肉の輪郭がハッキリと感じ取れるようになってきた。前走以上の仕上がり。

イチオシ馬

サンライズジパング

牡3
[栗]音無厩舎

レース適性星
仕上がり星
キズナ
サイマー
母父:Zoffany
通算成績 10戦3勝[3-1-2-4]
前走時馬体重 506kg
詳細
寸評

骨格のサイズが大きい上に、筋肉量が豊富で見た目にパワフルな馬体。繋ぎは短く、角度が立っていて、芝でも勝ち星のある馬だが本質はパワーを活かせるダート向きか。四肢が長い体型で一完歩が大きく、広いコースが合う。京都コースでストライドを伸ばした走りをして、持ち前の持続力を活かしたいところ。春よりも後肢の下腿部には血管が浮いて、筋肉の張りはアップ。バランスも良化して、成長が感じられる。

やーしゅん
跳びの大きな馬なので、外枠を引けた点は何よりも好材料。心肺機能が高く、持続力に優れていて、前がやり合う展開を一番いい位置で運べそうなイメージがあります。春からの成長も著しく、古馬相手でも勝ち負け可能と見ました。
特注馬

ドゥラエレーデ

牡4
[栗]池添学厩舎

レース適性星
仕上がり星
ドゥラメンテ
マルケッサ
母父:オルフェーヴル
通算成績 15戦2勝[2-3-2-8]
前走時馬体重 524kg
詳細
寸評

クビは短めで太く、前駆の筋肉や腹袋の発達も目立つ。パワフルな体つきに加えて、繋ぎは立ち気味。芝G1馬だが、繋ぎや蹄は立ち気味。元来パワー型で、古馬になって肉付きがさらに良くなっているため、現状はダートがベターか。ガッシリとした体型で、後躯にボリューム感があるため、スピードを活かす形に持ち込みたい。全体のバランスに対して、胸が深く、心肺機能は高い。ふっくらと見せつつも、肋骨がわずかに浮いていて、1週前の時点でシャープに見せている点は好印象。

やーしゅん
先行馬の多いメンバー構成ですが、この馬は体型的に渋太さが問われる展開でこそ良さが出るタイプ。エルムSでも早めに逃げ馬にプレッシャーをかけるレース運びで粘り込みました。同様の流れに持ち込めそうな今回はマークしておきたい1頭です。

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