【アルゼンチン共和国杯】伝統のハンデ長距離重賞は馬体適性が重要!みやこSも診断
2024/11/1(金)
※イチオシ馬&特注馬は11/1(金)に更新します!
アルゼンチン共和国杯
みやこS
- 11/2(土)夕方発行
東京スポーツ(アルゼンチン共和国杯の予想を掲載) - 11/2(土)13:00頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部前半
(東京7~10R)
セレシオン
牡5
[栗]友道厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | クルソラ 母父:Candy Stripes |
通算成績 | 12戦4勝[4-3-2-3] |
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前走時馬体重 | 472kg |
腹周りをスッキリと見せる、シャープな体つき。胸の縦幅があり、ハーツクライ産駒らしく背中にも長さが感じられる。後肢の飛節は折りの深い「曲飛」でバネ感があり、ゆとりある胴の構造と相まって、長くイイ脚を繰り出すことができる。スタミナ豊富な中長距離タイプで、距離延長も対応可能。毛艶は前走ほどではないものの、トモの半腱半膜様筋はスジがハッキリと浮いていて、馬体の張りはしっかりとキープできている。
ハヤヤッコ
牡8
[美]国枝厩舎
父 | キングカメハメハ |
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母 | マシュマロ 母父:クロフネ |
通算成績 | 41戦6勝[6-5-4-26] |
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前走時馬体重 | 482kg |
クビが太く、肩周りの筋肉量も豊富で、前駆の発達が目立つ。ダート重賞・芝の道悪で良績を残しており、パワーを要する条件が合っている。跳びが大きく掻き込むような走法で、切れ味勝負は苦手とするものの、上がりが掛かるようなタフな条件は得意。8歳馬ゆえ、年齢的に大きな上積みは感じないものの、相変わらず毛艶や馬体の張りは上々で、馬体に衰えは感じられない。
マイネルウィルトス
牡8
[栗]宮厩舎
父 | スクリーンヒーロー |
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母 | マイネボヌール 母父:ロージズインメイ |
通算成績 | 42戦5勝[5-11-8-18] |
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前走時馬体重 | 478kg |
母父ロージズインメイの特徴が表れた、パワフルな体つき。蹄には厚みがあり、繋ぎの角度も立っている。不良馬場でも勝利を挙げているように、道悪馬場は得意なタイプ。時計の掛かる馬場になれば注目の1頭。やや胴周りをゆったりと見せる体型で、一瞬の切れよりも長く脚を使う展開が合っている。休み明けでも毛艶が良く、メリハリがあって太め無く仕上がっている印象。
ラーグルフ
牡5
[美]宗像厩舎
父 | モーリス |
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母 | アバンドーネ 母父:ファルブラヴ |
通算成績 | 16戦5勝[5-1-1-9] |
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前走時馬体重 | 500kg |
筋肉質で胴詰まりのフォルム。母父ファルヴラヴの影響もあり、クビさしが太く、腹袋も大きい。本質的にはパワー型でパワフルな走りをする馬。一方で筋肉の質感には柔軟性があり、背中は短く、連動性に秀でている。体型的に中距離ベストのイメージで、2500mへの距離延長がカギになりそう。日当たりの関係でオールカマー時ほど毛艶は目立たないものの、半腱半膜様筋のスジが浮いて、筋肉の張りはキープできている。
サヴォーナ
牡4
[栗]中竹厩舎
父 | キズナ |
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母 | テイケイラピッド 母父:スニッツェル |
通算成績 | 16戦3勝[3-4-1-8] |
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前走時馬体重 | 526kg |
かなりの大型馬。腹袋が大きいパワー型で、底力を要する競馬が合いそうなイメージ。後肢の飛節は「曲飛」で、大柄でも小脚を使えるタイプ。胸が深く、心肺機能は高いが、たくましい体つきゆえに3000m級のレースはやや長い印象。東京芝2500mは適条件といえそう。常に良く見せる馬ではあるものの、今回も毛艶・筋肉の張りは上々で、体調の良さが窺える。問題なく力を発揮できそう。
メイショウブレゲ
牡5
[栗]本田厩舎
父 | ゴールドシップ |
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母 | メイショウスイヅキ 母父:パイロ |
通算成績 | 29戦4勝[4-4-2-19] |
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前走時馬体重 | 474kg |
背中はやや短く、前後にまとまっており、溜めて瞬発力を活かす形が合う体型。全体に丸みがあり、中長距離を主戦場とする馬の中でも、筋肉量は多いタイプ。腹袋も発達していて、パワー勝負も苦にしない印象を受ける。肉付きのいい馬体から、3000mの万葉S勝ち馬ではあるものの本質的には2400m前後がベストに映る。
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横広のトモは父ロードカナロア譲り。全体にムダ肉が少ない体型で、背中周りにも伸びがあり、立ち姿は素軽く見せる。母父マンハッタンカフェの影響で中長距離への適性が高い。後肢の飛節は真っ直ぐに伸びた直飛の構造で一完歩のストライドが大きいため、直線が長く広い東京コースはベストの舞台。目黒記念以来のレースでもわずかに肋骨が感じ取れるように、太め無く引き締まっている。