【ジャパンカップ】現役最強馬決定戦!国内のトップホースが揃ったフォトパドックに注目!
2024/11/22(金)
※イチオシ馬&特注馬は11/22(金)に更新します!
- 11/23(土)夕方発行
東京スポーツ(ジャパンCの予想を掲載) - 11/23(土)13:00頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部前半
(東京8~10Rパドック解説) - 11/24(日)15:00頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京12R、京都12Rパドック解説)
ジャスティンパレス
牡5
[栗]杉山厩舎
父 | ディープインパクト |
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母 | パレスルーマー 母父:Royal Anthem |
通算成績 | 16戦5勝[5-2-2-7] |
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前走時馬体重 | 470kg |
父似で長躯短背のフォルム。筋肉の質感には柔軟性があり、後肢の飛節は真っ直ぐに伸びている直飛。ストライドの大きな走りをするタイプで、広い東京コースは力を発揮できる舞台。コンパクトにまとまっている分、スタミナを消費しづらく、体つきは中長距離向き。2400mへの距離延長は好材料。日光が直接当たっていることを差し引いても、毛艶は黒光りして、代謝の良さが伝わってくる。天皇賞(秋)を使って上昇ムード。
シュトルーヴェ
セ5
[美]堀厩舎
父 | キングカメハメハ |
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母 | アンチュラス 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 13戦6勝[6-3-0-4] |
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前走時馬体重 | 470kg |
腹側のラインが後躯に向かって引き締まっており、フォルムはシャープで素軽い。父キングカメハメハよりも、母父ディープインパクトの特徴が色濃く出ている印象。後肢の飛節はカーブした「曲飛」で、四肢の回転が速い。ピッチの利いた走りで、一瞬の切れに秀でている瞬発力タイプ。スローペースから混戦模様になれば食い込みがあっても。秋初戦でも太め感は皆無で、トモには薄っすらと銭型模様が浮いているように、毛艶もいい。力を出せる態勢に整っている。
シンエンペラー
牡3
[栗]矢作厩舎
父 | Siyouni |
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母 | Starlet’s Sister 母父:Galileo |
通算成績 | 8戦2勝[2-2-2-2] |
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前走時馬体重 | 486kg |
長躯短背で骨格のバランスがいい。十分な筋肉量を携えつつ、腹周りはスッキリと引き締まっていて、立ち姿は素軽い。胸が深く、心肺機能に優れており、2400mの距離は問題なし。やや立ち気味の繋ぎから、道悪は苦にしないタイプ。今春に撮影された写真よりも筋肉の張り、ボリューム感が増してたくましくなってきた。海外遠征明けでも毛艶がいいし、後肢の下腿部には血管が浮いている。体調面の不安はなさそう。
スターズオンアース
牝5
[美]高柳瑞厩舎
父 | ドゥラメンテ |
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母 | サザンスターズ 母父:Smart Strike |
通算成績 | 13戦3勝[3-5-4-1] |
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前走時馬体重 | 494kg |
骨格のバランスが整っていて、舞台を選ばずに力を発揮できるタイプ。筋肉量は豊富で、スピードを要する状況が得意。柔軟性があって、牝馬特有のキレ、軽さも秘めている。総合力が問われる東京芝2400mは力を発揮できる舞台。早期から活躍している馬で、年齢的に大きな変化はないものの、依然としてボリューム感ある馬体をキープ。休み明けの分、研ぎ澄まされたような仕上げではないが、力は出せる。
ダノンベルーガ
牡5
[美]堀厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | コーステッド 母父:Tizway |
通算成績 | 12戦2勝[2-1-2-7] |
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前走時馬体重 | 498kg |
骨格のバランスに対して背中が長い。持続力に優れた父ハーツクライ、血統内包しているトニービンの特徴が強く出ているので、広い東京コースはベストの舞台。母方の影響か、腹袋は比較的ふっくらと見せてパワフル。クビさしもやや太めで力強い。肌ツヤは良好で、大敗のダメージは見た目には感じられない。後躯の成長は欲しいところだが、順当に一度使った分、馬体は締まってきた印象。
ドウデュース
牡5
[栗]友道厩舎
父 | ハーツクライ |
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母 | ダストアンドダイヤモンズ 母父:Vindication |
通算成績 | 15戦7勝[7-1-1-6] |
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前走時馬体重 | 504kg |
筋肉量が多いパワフルな馬体。体型は胴長に見せる父とは似ておらず、前後に詰まったフォルムで、クビも短く、ピッチの速い走りが特徴的。一瞬の加速、瞬発力、コーナーでマクることができる機動力が本馬の武器。馬体からは中距離がベストに映るものの、終いに懸ける形の競馬で2400~2500mに対応している。秋2戦目で前走よりも腹周りはスッキリ。筋肉の張り、引き締まり方から状態は勝って更に上向いている。いつも良く見せるが、今回も気配抜群。
ドゥレッツァ
牡4
[美]尾関厩舎
父 | ドゥラメンテ |
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母 | モアザンセイクリッド 母父:More Than Ready |
通算成績 | 9戦5勝[5-1-1-2] |
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前走時馬体重 | 464kg |
背中が短く、腹側のラインが後躯に向かって引き締まり、伸縮性に長けているフォルム。菊花賞は早め先頭で押し切ったが、本来は溜めて切れる馬。後肢の飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」で、股関節の可動域は広く、ストライドは伸びる。広い東京コースは合う舞台。バランスが整っていて素軽く、距離に融通が利くタイプ。天皇賞(春)出走前よりも若干ふっくらと見せている点は好印象。光加減で見栄えはさほどしないが、太め感はなく、力を出せる状態にある。
ブローザホーン
牡5
[栗]吉岡厩舎
父 | エピファネイア |
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母 | オートクレール 母父:デュランダル |
通算成績 | 22戦7勝[7-3-4-8] |
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前走時馬体重 | 426kg |
小柄でも骨格のバランスが整っている。斜尻で後肢の飛節は緩くカーブしており、良質な瞬発力を秘めている。比較的、腹袋は大きいタイプで、消耗戦は苦にしない。蹄は大きいが、繋ぎは短く立っていて、道悪での実績は豊富。対照的に、馬格の大きさから高速決着でのスピード勝負が課題になりそう。前走も休み明けながらスッキリと引き締まっていたが、一度使った分、よりメリハリが出てきた。叩いた上積みはありそうで、状態面は上向き。
チェルヴィニア
牝3
[美]木村厩舎
父 | ハービンジャー |
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母 | チェッキーノ 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 6戦4勝[4-1-0-1] |
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前走時馬体重 | 490kg |
程よく胴に伸びがあって、四肢は長く、全体のバランスが整っている好馬体。瞬発力と持続力を高いレベルで兼ね備えている。斜尻ではあるもののトモの横幅は広く高速決着も問題なし。クビさしはシャープ、元来はスッキリと見せる素軽さが売りのタイプで、2400mへの距離延長でパフォーマンスを上げてくる可能性は高い。前回はオークス前と比較して、格段に毛艶が良化していた。今回も皮膚を薄く見せて筋肉の張りが良く、順調に仕上がっている。
ソールオリエンス
牡4
[美]手塚厩舎
父 | キタサンブラック |
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母 | スキア 母父:Motivator |
通算成績 | 11戦3勝[3-3-1-4] |
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前走時馬体重 | 468kg |
長躯短背で筋肉の質感に柔軟性がある。仙骨の角度は傾斜した斜尻、飛節はカーブしてバネ感十分。鋭い脚を長く繰り出せる点が本馬の長所。3歳時と比較して、全体に力強さは増しているが、本質として細身で素軽いタイプ。2400mへの距離延長は好材料で、時計は掛かったほうが相対的にパフォーマンスを上げやすい。休み明けでの出走だった前走よりも、トモのボリューム感、張りは良化していて、一度レースを使った上積みを感じる。
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骨量・筋肉量が豊富なパワータイプ。母父フレンチデピュティの血が発現して、繋ぎは立ち気味。時計を要する馬場は苦にしない。前後に詰まった体型で、肉付きの良さもあり、2400mは少し距離が長そう。大型馬でも筋肉の質感は柔らかく、溜めて切れるタイプ。8歳秋で大幅な上積みはどうかも、毛艶や馬体の張りは上々で、現状のベストといえる状態に仕上がっている。