【東京新聞杯】春G1を見据えるマイル重賞!きさらぎ賞の馬体診断も注目!
2025/2/7(金)
※イチオシ馬&特注馬は2/7(金)に更新します!
東京新聞杯
きさらぎ賞
- 2/8(土)夕方発行
東京スポーツ(東京新聞杯の予想を掲載) - 2/8(土)14:30頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
(東京10~12Rパドック解説)
オフトレイル
牡4
[栗]吉村厩舎


父 | Farhh |
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母 | Rose Trail 母父:Kingmambo |
通算成績 | 10戦3勝[3-3-2-2] |
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前走時馬体重 | 454kg |
筋肉の質感がしなやか。伸縮性に富んだフォルムと、小柄でピッチの速いフットワークから、速い脚を繰り出すことができる。東京コースで持続力を要求された場合に踏ん張れるかがポイント。1600mの距離は問題なし。冬場でも毛艶に光沢があって体調は良さそう。いい意味で全体にボリューム感があり、馬体重以上に大きく見せている。迫力十分で昨秋からの成長、充実ぶりも窺えるところ。
ジュンブロッサム
牡6
[栗]友道厩舎


父 | ワールドエース |
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母 | エンプレスティアラ 母父:クロフネ |
通算成績 | 20戦5勝[5-6-1-8] |
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前走時馬体重 | 472kg |
長躯短背で伸縮性に優れた、バランスのいいフォルム。後肢は緩やかにカーブして、バネ感十分。水準以上の筋肉量を携えつつ、重たすぎない体つき。繋ぎに長さがあり、しなやかにクッションが利く。柔軟性を活かした末脚勝負が得意で、また良馬場ベスト。開催2週目の馬場は好材料といえる。日光が当たっていることを考慮しても、肌ツヤが非常に良い。後肢の下腿部には血管が浮いていて、マイルCS以来でも力を発揮できる、いい状態に仕上がっている。
ブレイディヴェーグ
牝5
[美]宮田厩舎


父 | ロードカナロア |
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母 | インナーアージ 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 7戦4勝[4-2-0-1] |
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前走時馬体重 | 468kg |
しなやかな印象のあるフォルム。キングマンボ系らしい筋肉量を秘めつつ、背中を柔らかく使えて伸びも十分にあり、仙骨は角度の傾斜した「斜尻」の構造で優れた瞬発力を繰り出せる。バランス・総合力の高さが本馬の武器。中距離志向の強いタイプだが、東京マイルは中距離もこなせる馬に向く舞台ゆえ、問題なく力を発揮できそう。冬場の牝馬としては毛艶が良く、馬体の張りも昨秋以上と思わせるくらい。休み明けでも仕上がりに不安なし。
ボンドガール
牝4
[美]手塚厩舎


父 | ダイワメジャー |
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母 | コーステッド 母父:Tizway |
通算成績 | 7戦1勝[1-4-1-1] |
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前走時馬体重 | 448kg |
皮膚を薄く見せる好馬体の持ち主。仙骨の角度は傾斜した「斜尻」の構造だが、大腿筋膜は膨らむように発達しており、スピード能力の高さが伝わってくる。秋華賞でも2着と好走しているものの本質はマイラーで、距離短縮は好材料。決め手が活きる流れになって欲しいところ。1週前の時点で肋骨がわずかに感じ取れるくらいシャープに引き締まっている。筋肉の張りはもう少し良くなりそうだが、今季初戦としては上々の仕上がりといえそう。

サクラトゥジュール
セ8
[美]堀厩舎


父 | ネオユニヴァース |
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母 | サクラレーヌ 母父:シンボリクリスエス |
通算成績 | 26戦7勝[7-7-1-11] |
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前走時馬体重 | 512kg |
大型の上に骨格のバランスが整っていて見栄えする好馬体。後肢の飛節はカーブした「曲飛」の構造で、瞬発力勝負に適した体型。大柄でも馬体と動きは素軽く、切れる脚を繰り出せる。蹄底は薄めで、綺麗な良馬場でこそのタイプ。高速決着に強く、スピードの絶対値が問われる状況で注目。8歳でも馬体に衰えはなく、筋肉量も維持。引き続き毛艶は黒光りしていて、体調が良さそう。中4週の参戦で体つきは締まっている。


ジオグリフ
牡6
[美]木村厩舎


父 | ドレフォン |
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母 | アロマティコ 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 18戦3勝[3-2-1-12] |
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前走時馬体重 | 512kg |
胴周りに伸びがあり、シャープに見える体型は母アロマティコ似。肩周り~胸前の厚みがあるように、前躯の発達が目立つ筋肉質な馬体。トモは横幅十分、容量が大きく、後肢の飛節は地面に対して真っ直ぐに伸びた「直飛」の構造。一瞬の切れよりも、スピードの持続力を活かす競馬が向く。マイル戦では高速決着の好走歴こそないが、体格的にこなせる下地はある。休み明けとすれば太め感はなく、筋肉の張りもまずまずで、力は発揮できる。

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背中が短く、胴が詰まった体型で、前後の連動性に優れている。溜めてこそ持ち味が活きる瞬発力型で、飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」寄りの構造。良い脚を長く繰り出せるため、直線の長い東京は適した舞台。蹄と繋ぎは立っていて、荒れた馬場や水分を含む馬場もこなす。極端な高速決着になるよりは、時計が掛かったほうがいいタイプ。前走よりも筋肉の輪郭がハッキリと浮き、状態面は更に上向いている印象。