※イチオシ馬&特注馬は2/14(金)に更新します!

京都記念

共同通信杯

  • 2/15()夕方発行
    東京スポーツ(共同通信杯の予想を掲載)
  • 2/15()14:30頃~
    ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
    (東京10~12Rパドック解説)

ソールオリエンス

牡5
[美]手塚厩舎

レース適性星
仕上がり星
キタサンブラック
スキア
母父:Motivator
通算成績 12戦3勝[3-3-1-5]
前走時馬体重 476kg
詳細
寸評

筋肉の付き方はなだらかで、柔軟な質感。飛節は緩くカーブして、仙骨の角度は傾斜した「斜尻」でバネ感十分。長躯短背のバランスから、溜めて鋭い脚を長く繰り出せる点が本馬の長所といえる。筋肉量の多いタイプではなく、高速決着よりもやや時計を要する条件のほうが、相対的にパフォーマンスを上げやすい。昨秋以降、馬体が成長して体つきは良化しているが、今回は冬場の休み明けで、もう少し絞れそうな余地を残す。

チェルヴィニア

牝4
[美]木村厩舎

レース適性星
仕上がり星
ハービンジャー
チェッキーノ
母父:キングカメハメハ
通算成績 7戦4勝[4-1-0-2]
前走時馬体重 494kg
詳細
寸評

胴に伸びがあって、四肢は長く、全体のバランスが整っている好馬体。瞬発力と持続力を高いレベルで兼ね備えている。クビさしはシャープ、スッキリと見せる体型で全体に素軽い。2000~2400mと牝馬の中ではやや長めの距離が適しているタイプか。休み明け、春のG1を見据える一戦とあって、馬体は昨秋ほどの張り感ではないが、1週前の時点で重め感なく引き締まっている。毛艶も冬時季の牝馬としては悪くない。

プラダリア

牡6
[栗]池添学厩舎

レース適性星
仕上がり星
ディープインパクト
シャッセロール
母父:クロフネ
通算成績 19戦4勝[4-2-2-11]
前走時馬体重 470kg
詳細
寸評

腹周りをふっくらと見せる、ボリューム感ある体型。背中に伸びのあるバランスから、持続力を活かした競馬が合っているタイプ。筋肉量も豊富で、安定して先行、好位を立ち回ることのできる機動力を秘めており、下り坂を使える京都の外回りはベストの舞台といえる。蹄底に厚みがあって、道悪でも能力を削がれることなく発揮できる。冬場で元の体型もあり太く映りがちだが、トモの張りは上々で毛艶も悪くない。

イチオシ馬

ヨーホーレイク

牡7
[栗]友道厩舎

レース適性星
仕上がり星
ディープインパクト
クロウキャニオン
母父:フレンチデピュティ
通算成績 11戦4勝[4-1-3-3]
前走時馬体重 514kg
詳細
寸評

仙骨が傾斜した「斜尻」と真っ直ぐに伸びた「直飛」は父ディープインパクト譲り。後肢が長く、腰高に映るフォルム。前重心のバランスで、グリップ力が高そう。渋った馬場でも力は発揮できる。筋肉質は多いが、素軽いフォルムで2200mも問題無し。京都外回りは初となるが、下りを上手く利用して持続性のある末脚を発揮したいところ。冬場でも毛艶に光沢があり、馬体は引き締まっている。常に良く見せる馬とはいえ、今回も文句無しの気配。

やーしゅん
京都外回りコースは初めてですが、持続力に秀でたバランスで坂の下りを利用できそうなタイプ。7歳でも馬体に衰えはなく、毛艶・筋肉の張りは抜群。相手は揃いましたが、好勝負可能と見ています。
特注馬

セイウンハーデス

牡6
[栗]橋口慎厩舎

レース適性星
仕上がり星
シルバーステート
ハイノリッジ
母父:マンハッタンカフェ
通算成績 12戦4勝[4-2-0-6]
前走時馬体重 490kg
詳細
寸評

父シルバーステート似で肉付きのいい、ボリューム感ある体型。後躯の容量は広く、下腿部の発達も感じさせ、立ち姿はパワフル。胴は詰まり気味で、腹袋は大きい。四肢も長く見せており、決め手比べよりも持続力勝負でこそ良さが出るタイプ。京都では下りからジワッと加速するような立ち回りが理想。良化の余地を残しつつも、トモに血管が浮いていて、馬体の張りは上々。休み明けを叩いた上積みはありそう。

やーしゅん
父譲りのパワフルな馬体で、スピードの持続力に長けたタイプ。京都記念は上がりが掛かる傾向にあり、坂の下りからジワッと勢いを付けて早めの立ち回りができれば、食い込みがあっても驚けません。

カラマティアノス

牡3
[美]奥村武厩舎

レース適性星
仕上がり星
レイデオロ
ダンサール
母父:ハーツクライ
通算成績 4戦2勝[2-0-2-0]
前走時馬体重 462kg
詳細
寸評

胴が詰まり気味で、前後にまとまったシルエットは父レイデオロ似。連動性に優れ、溜めを作って末脚を活かす競馬が合っているバランス。後躯の大腿筋膜は膨らみがあり、父系譲りの筋肉量を備えている。飛節は地面と垂直に近い角度の「直飛」でストライドが伸びる。広い東京コースは適した舞台といえそう。筋肉の輪郭が浮いていて、現時点でも体つきにはメリハリがある。成長余地を残しつつも、十分に力を発揮できる完成度、仕上がり。

サトノカルナバル

牡3
[美]堀厩舎

レース適性星
仕上がり星
キタサンブラック
リアリサトリス
母父:Numerous
通算成績 3戦2勝[2-0-0-1]
前走時馬体重 496kg
詳細
寸評

長躯短背で顔が小さく、バランスの整った立ち姿。全兄ジャスティンスカイよりも現時点での体つきはややシャープで、しなやか。筋肉の質感にも柔軟性があり、追って末脚が切れるタイプに映る。1200mで重賞勝ちを収めているが、現状での体型でうまく折り合えば1800mも克服可能。今後、成長に伴って筋肉量が増えてくるようだと、スプリント向きの馬により変化していくだろう。筋肉の張りは良化の余地を残すも、毛艶は良好で腹回りもスッキリと引き締まっている。

ネブラディスク

牡3
[栗]福永厩舎

レース適性星
仕上がり星
ドゥラメンテ
リリサイド
母父:American Post
通算成績 1戦1勝[1-0-0-0]
前走時馬体重 448kg
詳細
寸評

デビュー戦の体重が448キロと牡馬の中ではコンパクト。比較的背中に伸びがあり、繋ぎは長く、クッションが利く。筋肉や関節に柔軟性があって、胸の深さも十分。心肺機能が高いと同時にスタミナを消費しづらそうな馬体で、中長距離への適性を感じさせる。東京でのスピード勝負がどうかも、潜在能力は高い。腰高で背丈はまだまだ伸びてきそう。それでも毛艶は冬時季でも抜群の光沢感で、張りも良く、現状のベストといえる状態で臨めそう。

マスカレードボール

牡3
[美]手塚厩舎

レース適性星
仕上がり星
ドゥラメンテ
マスクオフ
母父:ディープインパクト
通算成績 3戦2勝[2-0-0-1]
前走時馬体重 472kg
詳細
寸評

背中が短く、腹側を長く見せて、腹周りのラインは後躯に向かって引き締まっている。前後の連動性に優れている瞬発力タイプ。父ドゥラメンテよりも母父ディープインパクトの特徴が強く発現していて、姉マスクトディーヴァとも近いバランス。後肢の飛節は中間的な角度で、キックした際にストライドは伸びるため、本質的には広いコース向き。腹袋をふっくらと見せるのは体型で、わずかに肋骨が感じ取れ、太め感はない。トモの張りも前走時と変わらない、いい状態をキープできている。

リトルジャイアンツ

牡3
[美]村田厩舎

レース適性星
仕上がり星
トーセンラー
コスモメリー
母父:アドマイヤジャパン
通算成績 5戦2勝[2-1-1-1]
前走時馬体重 450kg
詳細
寸評

クビさしは細身に映り、腹周りも余分な肉が付いておらず、全体にスッキリと引き締まった体型。父トーセンラーと馬体のサイズは近いが、父はクビが太くパワフルなタイプであったため、前躯の構造は本馬のほうが素軽い。距離は延びて良さが出そうなイメージ。後肢の飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」かつ、繋ぎも長さがある分ストライドが大きいため、広いコースのほうが走りやすそう。やや腰高な印象はあるものの、肌ツヤ良好で体つきは締まっており、仕上がり良好。

イチオシ馬

レッドキングリー

牡3
[美]木村厩舎

レース適性星
仕上がり星
サートゥルナーリア
レッドエルザ
母父:Smart Strike
通算成績 2戦1勝[1-0-1-0]
前走時馬体重 504kg
詳細
寸評

背中を長く見せる胴長体型。肩の角度が寝ていて、関節の可動域が広く、跳びの大きな走りをする。胴が短めな父サートゥルナーリアとバランスは異なるが、ストライドが広い点は似ており、良質な持続力を秘める。500キロ超の馬格があり、切れを活かすより早めの競馬のほうが合っていると見ているが、飛節は緩やかにカーブして、バネ感十分。上がり勝負にも対応は可能。まだ緩さは残すが、半腱半膜様筋にスジが浮き、筋肉の張りは悪くない。毛艶にも光沢があり、体調面に不安なし。

やーしゅん
共同通信杯は前半スローからの後半4~5ハロンが速くなりやすく、持続力が問われることから、500キロ超の大型馬が5連勝中。本馬は出走馬中、唯一の前走500キロオーバーで、背中も長い持続型のフォルム。まだ緩い面を残しつつも、この舞台なら力と適性を証明できると見ています。
特注馬

ショウナンマクベス

牡3
[美]武市厩舎

レース適性星
仕上がり星
リオンディーズ
ウインフロレゾン
母父:フジキセキ
通算成績 4戦2勝[2-0-0-2]
前走時馬体重 478kg
詳細
寸評

やや背中を短く見せる、前後の連動性に優れたバランス。仙骨の角度は傾斜した「斜尻」で、飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」の骨格構造と黒光りする毛色も相まって、父リオンディーズに似た雰囲気を感じさせる。繋ぎはクッションが利きそうで、四肢の長さもあって綺麗なストライドで走る馬。本質的には広いコースのほうが合っているタイプ。前走に引き続き、今回も毛艶と筋肉の張りが良く、体調面に不安無し。

やーしゅん
四肢に長さがあり、大きく綺麗なストライドで走る馬。ホープフルSは好位で立ち回ったものの、勝負どころからモタれる面を見せ、小回りコースよりも広い舞台が合いそうな印象を受けました。仕上がりも良く、2勝を挙げている東京で見直したい1頭です。
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