【弥生賞】牡馬クラシック候補が登場!フィリーズRの馬体診断も要注目
2025/3/7(金)
※イチオシ馬&特注馬は3/7(金)に更新します!
フィリーズR
弥生賞
- 3/8(土)夕方発行
東京スポーツ(弥生賞の予想を掲載) - 3/8(土)13:30頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
(中山7~9Rパドック解説)
キャッスルレイク
牝3
[栗]松下厩舎


父 | サートゥルナーリア |
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母 | パラダイスリッジ 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 5戦2勝[2-0-0-3] |
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前走時馬体重 | 468kg |
ダンツエラン
牝3
[栗]本田厩舎


父 | ロードカナロア |
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母 | ミスチヴァスミスティ 母父:Into Mischief |
通算成績 | 4戦2勝[2-0-1-1] |
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前走時馬体重 | 482kg |
全体のバランスに対して、胴をやや長く見せる体型。骨格面に関しては、父ロードカナロアよりも母方の血が色濃く出ている。一方で、横広のトモは父譲り。飛節の折りが深い「曲飛」でも、一完歩は比較的大きく、クビさしはシャープ。ある程度距離に融通が利くタイプか。蹄底に厚みがあり、水分を含んだ馬場、荒れた馬場でも力を発揮できる。休み明けの分、前走比で腹周りには少しボリューム感を残すものの、ひと息入って馬体に成長が感じられ、好気配。
ランフォーヴァウ
牝3
[栗]福永厩舎


父 | ロードカナロア |
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母 | キネオダンサー 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 4戦2勝[2-0-0-2] |
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前走時馬体重 | 448kg |
素軽く、前後にまとまったバランスのいいフォルム。背中は短めで、腹側のラインは後肢に向かって引き締まっている。胴を柔軟に使えて、トモは仙骨の傾斜した「斜尻」の構造。飛節は垂直に伸びた「直飛」で、四肢の回転とストライドが両立、良質な瞬発力を秘めている。蹄は薄く、繋ぎにもクッションが利いて良馬場向き。キ甲の造りから、背丈はこれからさらに伸びてきそう。良化余地を残しつつも、太め無く仕上がっていて気配は悪くない。
リリーフィールド
牝3
[栗]小崎厩舎


父 | モズアスコット |
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母 | ハイリリー 母父:アグネスタキオン |
通算成績 | 4戦2勝[2-0-0-2] |
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前走時馬体重 | 434kg |
前肢が短く、前重心で腰高に映るフォルム。小柄でも筋肉量は豊富で、短距離志向が強い。1400mへの距離短縮は好材料。繋ぎは短く立っていて、肩周りの筋肉は盛り上がるように発達している。デビュー戦をダートで挙げており、芝ならば高速決着よりも時計を要する、タフな馬場のほうが合いそうなイメージ。前走と比較して、筋肉の張りに良化の余地を残しているが、余分な肉は付いておらず、休み明けとしては及第点以上の仕上がり。

ルージュラナキラ
牝3
[美]加藤征厩舎


父 | アドマイヤマーズ |
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母 | レッドアネラ 母父:カジノドライヴ |
通算成績 | 2戦2勝[2-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 466kg |
筋肉量が豊富で、背中に伸びがあってバランスが整っている好馬体の持ち主。仙骨が傾斜した「斜尻」の構造でも、肉付きが豊かで力強い。後肢の飛節は「直飛」で、馬格の大きさと背中と脚の長さから、ストライドを伸ばして長くいい脚を繰り出せるタイプ。溜めを作って終いを伸ばす形が合う。総合力の高さはメンバーでも上位で素質は高い。冬時季でも毛艶は抜群、腹周りはスッキリ引き締まり、コンディションの良さが窺える立ち姿。いい状態でレースを迎えられそう。


モズナナスター
牝3
[栗]矢作厩舎


父 | モズアスコット |
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母 | グランプリエンゼル 母父:アグネスデジタル |
通算成績 | 7戦1勝[1-3-1-2] |
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前走時馬体重 | 448kg |
馬格は水準からやや小柄なサイズだが、肩周りを中心に前躯、そして後躯も横幅が広く筋肉の発達が目立つ。胴詰まりでクビの短い体型から、本質的には短距離がベスト。1600mから1400mへの短縮は好材料。現時点でキ甲に伸びがあって、骨格の完成度は比較的高い。スピードの活きる競馬になれば巻き返しも。休養を挟み、馬体はパンプアップ。太いのではなく、全体に成長したイメージ。太め感はなく、力を発揮できそうな好仕上がり。

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前肢が短く、後肢は飛節の折りが深い「曲飛」の構造で、四肢の回転が速い。筋肉量も豊富で短距離向き。肩の角度は立ち気味で、掻き込むようなフットワークで走るタイプ。蹄底に厚みがあり、繋ぎは短く立っている。不良馬場のファンタジーSで7着に敗れているものの、脚元の構造からは水分を含んだ馬場を苦にしない印象を受ける。良化の余地を残しつつも、体つきにはメリハリがあって、力を出せる状態に整った。