【桜花賞】計13頭の馬体写真を掲載!イチオシ本命馬・特注馬も公開!
2025/4/11(金)
※イチオシ馬&特注馬は4/11(金)に更新します!
- 4/12(土)夕方発行
東京スポーツ(桜花賞の予想を掲載) - 4/12(土)14:30頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
(中山10~12Rパドック解説)
ヴーレヴー
牝3
[栗]武幸厩舎


父 | サトノクラウン |
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母 | アルギュロス 母父:マンハッタンカフェ |
通算成績 | 6戦3勝[3-1-0-2] |
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前走時馬体重 | 474kg |
前走時474キロの体重ながら、寸が詰まった体型のため全体にコンパクトな印象を受ける馬。全体にふっくらと見せ、腹袋は父サトノクラウン似で大きく発達している。血統表は中長距離馬が揃っているが、本馬はクビさしが太いパワー型で、肩がやや立ったバランスからも短距離寄りの適性を感じさせる。切れよりもパワーを活かしたしぶとい競馬が合いそう。まだ良化の余地を残すものの、後肢の下腿部には薄っすらと血管が浮いていて、馬体のコンディションはは悪くない。
ウォーターガーベラ
牝3
[栗]石橋厩舎


父 | レイデオロ |
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母 | ウォーターピオニー 母父:ヴィクトワールピサ |
通算成績 | 7戦1勝[1-2-1-3] |
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前走時馬体重 | 446kg |
背中が短く、前後の詰まったバランスは半兄ウォーターリヒトと似ている。後肢の飛節はカーブしており、ピッチが速く、溜める競馬が合うイメージ。腹周りはスッキリとして映るが、兄よりも仙骨の角度が地面と平行に近く、トモの横幅が広い。本馬のほうがスピードの持続力に長け、短距離志向がやや強め。ただし、馬格がさほど大きくないために、多少時計を要する競馬が合っているか。少しずつ冬毛が抜けて、筋肉の張りも窺えるようになってきた。
エンブロイダリー
牝3
[美]森厩舎


父 | アドマイヤマーズ |
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母 | ロッテンマイヤー 母父:クロフネ |
通算成績 | 5戦3勝[3-1-0-1] |
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前走時馬体重 | 482kg |
骨格のバランスが整っていて、総合力の高さが窺える好馬体。480キロほどの体重がある割に、体つきは素軽い。トモの仙骨は傾斜した「斜尻」の構造で、飛節も折りが深い「曲飛」の構造。クイーンCは先行しての圧勝も、バネがあって本来は溜めても切れる脚を繰り出すことができる。瞬発力タイプの特徴を持ちながら、大腿筋膜に膨らみがあって、後躯に力強さを感じる。栗東滞在で調整されているが、1週前の時点で筋肉の輪郭がハッキリと浮いており、順調に仕上がっている印象。
ショウナンザナドゥ
牝3
[栗]松下厩舎


父 | キズナ |
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母 | ミスエーニョ 母父:Pulpit |
通算成績 | 6戦2勝[2-1-1-2] |
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前走時馬体重 | 442kg |
430~440キロの馬体重ながら、骨格に対しての筋肉量が多いタイプ。大型で胴長、スッキリとした馬体の半姉ミアネーロとはあまり似ていない。コンパクトにまとまっているが、トモの容量は水準以上で、スピード勝負に適した体型に映る。背中は詰まっていて、タメを利かせて終いを活かす形がベストか。短距離志向が強い。馬体の減りやすい馬だが、1週前の時点でふっくらと見せており、この体つきを維持できれば。毛艶も光沢があって、体調面に不安はない。
ダンツエラン
牝3
[栗]本田厩舎


父 | ロードカナロア |
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母 | ミスチヴァスミスティ 母父:Into Mischief |
通算成績 | 5戦2勝[2-0-1-2] |
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前走時馬体重 | 492kg |
全体のバランスに対して、胴をやや長く見せる体型。骨格面に関しては、父ロードカナロアよりも母方の血が色濃く出ている。一方で、横広のトモは父譲り。飛節の折りが深い「曲飛」でも、一完歩は比較的大きく、クビさしはシャープ。距離にはある程度融通が利きそう。立った短めの繋ぎで、水分を含んだ馬場、荒れた馬場でも力を発揮できそう。もう少しトモの肉付きが欲しいところだが、チューリップ賞を叩いて馬体は締まり、徐々に上向いている。
トワイライトシティ
牝3
[栗]杉山厩舎


父 | エピファネイア |
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母 | エセンテペ 母父:Oratorio |
通算成績 | 2戦2勝[2-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 454kg |
骨格がコンパクトにまとまっている一方、肉付きは豊か。全体に丸みがあって、筋肉量が多い。クビさしは短く、太さがある。力強い走りをする馬で、エピファネイア産駒でも距離が延びていい印象はあまり受けない、マイル路線が合いそうなバランス。ただし、胴の長さは父譲りで、切れよりもしぶとさ、持続力が本馬の武器といえそう。体型から持ち時計は目立たないが、詰めてきても不思議はない。多少毛並みが伸びているものの、血管が浮いていて筋肉の張りは良好。
ビップデイジー
牝3
[栗]松下厩舎


父 | サトノダイヤモンド |
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母 | ローズベリル 母父:キングカメハメハ |
通算成績 | 4戦2勝[2-1-1-0] |
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前走時馬体重 | 434kg |
前後にまとまっているバランス。小柄でも後躯の容量は大きく、肉付きも悪くない。馬格のサイズ感は父母よりも、母の母モルガナイトに近いイメージ。胴が短い分、連動性に優れていて脚の回転が速く、瞬発力勝負に強い。関節の可動域が広く、飛節はカーブしている「曲飛」系の構造も、体を大きく使うことができるため、今後距離は延びても対応できそう。少しふっくらと見せていたチューリップ賞を叩いて、腹回りはグッと締まってきた。毛艶もいい。昨秋以降で一番のデキに映る。
ブラウンラチェット
牝3
[美]手塚厩舎


父 | キズナ |
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母 | フォエヴァーダーリング 母父:Congrats |
通算成績 | 3戦2勝[2-0-0-1] |
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前走時馬体重 | 428kg |
筋肉の付き方がしなやかで、柔軟性が伝わってくる立ち姿。筋肉・骨量が豊富な半兄フォーエバーヤングとは全く似ていない。兄はパワー型だが、本馬は細身で素軽い分、鋭い切れ・瞬発力を活かす競馬が合う。胴周りは窮屈に見せず、四肢にも十分な長さがあるため、距離は延びても問題ない。一方で、高速決着への対応はカギになる。昨秋よりもキ甲が伸びて、骨格のバランスが良くなってきた。まだ成長余地を残すものの、良化は感じられる。太め感も無い。
ランフォーヴァウ
牝3
[栗]福永厩舎
父 | ロードカナロア |
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母 | キネオダンサー 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 5戦2勝[2-0-0-3] |
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前走時馬体重 | 448kg |
※出走回避
前後にまとまったバランスのいいフォルム。背中は短めで、腹側のラインは後肢に向かって引き締まっている。胴を柔軟に使えて、トモは仙骨の傾斜した「斜尻」の構造。飛節は垂直に伸びた「直飛」で、四肢の回転とストライドが両立、良質な瞬発力を秘めている。蹄は薄く、繋ぎにもクッションが利いて良馬場向き。2歳重賞勝ち馬でも、背丈はこれからさらに伸びて成長しそう。大きな変化はさほど感じられないが、前走比で毛艶は良化中。少しずつ上昇ムードか。
リンクスティップ
牝3
[栗]西村厩舎


父 | キタサンブラック |
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母 | ダンスウィズキトゥン 母父:Kitten’s Joy |
通算成績 | 3戦1勝[1-2-0-0] |
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前走時馬体重 | 472kg |
キタサンブラック似で脚長、胴周りにもゆとりがある、長手の馬体。470キロ台の馬体重を有しているが、肉付きはシャープで素軽い。デビューから1800m以上の距離を使われており、体型も見た目には中距離向きの印象。マイルの高速戦に対応できるかがポイント。後肢の仙骨は傾斜した「斜尻」の構造で、飛節は折りの深い「曲飛」タイプ。機動力は高く、スタミナを活かせる形になれば。まだ全体に成長の余地を残すものの、肌ツヤは悪くない。現時点で力を出せる状態にありそう。

エリカエクスプレス
牝3
[栗]杉山厩舎


父 | エピファネイア |
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母 | エンタイスド 母父:Galileo |
通算成績 | 2戦2勝[2-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 456kg |
筋肉量の豊富なたくましい馬体。肩周りを中心に胸回りに幅があるイメージで、パワーを秘めつつ心臓・肺の容量も大きそう。心肺機能の高さが窺える。トモはやや斜尻気味の角度ながら、横幅も兼ね備えており、半腱半膜様筋のスジが薄っすらと浮いていて、スピード能力はかなり高い。前肢がやや短めで重心が低く、前傾。短距離志向の強いバランスで、いずれ適距離は短くなっていくかも。間隔は少し開いたが毛艶に光沢があって、馬体は締まっている。力を発揮できそう。


マピュース
牝3
[美]和田勇厩舎


父 | マインドユアビスケッツ |
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母 | フィルムフランセ 母父:シンボリクリスエス |
通算成績 | 4戦2勝[2-1-0-1] |
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前走時馬体重 | 494kg |
父マインドユアビスケッツ似の胴長体型。500キロ弱の大柄な牝馬で、骨格フレームから大きさが伝わってくる。肩関節の角度は立ち気味で、走行時のピッチは速い馬。持続力に秀でている一方で、大型でも四肢の回転は速く、機動力を秘めている。横広で肉付きのいいトモと、馬体のサイズから高速決着への対応力は高いタイプか。毛色もあるが、肌ツヤが良く体調面に不安無し。筋肉の輪郭も浮いていて、輸送を控えていることを踏まえれば、腹周りも理想的。

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牝馬としては水準以上の馬格があり、肉付きもいい。背中はやや短いが腹側のラインに長さがあり、後躯に向かって引き締まっている。後肢の飛節は真っ直ぐに伸びている「直飛」の構造。ストライドが大きいため、直線が長く広いコースで末脚を活かす形がベスト。脚の長さから中距離適性を感じさせるが、後躯のボリューム感は十分で、時計勝負にも対応可能か。キ甲が伸びており全体のバランスは整っている。皮膚を薄く見せるほど、筋肉の張りも良好。休み明けでも仕上がり順調。