【皐月賞】2歳王者クロワデュノール筆頭に有力13頭を掲載!人気薄の特注馬も公開
2025/4/18(金)
※イチオシ馬&特注馬は4/18(金)に更新します!
- 4/19(土)夕方発行
東京スポーツ(皐月賞の予想を掲載) - 4/19(土)14:30頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
(中山10~12Rパドック解説) - 4/20(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(中山10~12Rパドック解説)
エリキング
牡3
[栗]中内田厩舎


父 | キズナ |
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母 | ヤングスター 母父:High Chaparral |
通算成績 | 3戦3勝[3-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 498kg |
骨格のバランスが整っている好馬体の持ち主。比較的、肉付きはいいタイプで、腹周りは肋骨がわずかに感じ取れる一方、丸みがあって腹袋が発達している。クビさしの太さも水準以上。飛節にバネ感があって瞬発力も秘めているものの、本質的にはパワーと持続力を活かした戦法が合いそうなイメージ。脚長で跳びは大きいがコーナーリングが下手な印象は無い。京都2歳S以来の出走になるが毛艶に光沢があって馬体は引き締まり、緒戦から動ける状態に仕上がっている。
カラマティアノス
牡3
[美]奥村武厩舎


父 | レイデオロ |
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母 | ダンサール 母父:ハーツクライ |
通算成績 | 5戦2勝[2-1-2-0] |
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前走時馬体重 | 466kg |
やや背中を短く見せる、胴詰まりのシルエット。父レイデオロと骨格のバランスは近く、前後の連動性に優れ、溜めて速い脚を繰り出せる瞬発力タイプに映る。素軽さを感じさせつつ、トモの肉付きが良く父系譲りの筋肉量を秘める。飛節は地面と垂直に近い角度の「直飛」でストライドが伸びるため、本質的には広いコースのほうが合いそう。骨格・筋肉の両面で成長の余地を残しつつも、重め感なく仕上がっている。
キングスコール
牡3
[栗]矢作厩舎


父 | ドゥラメンテ |
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母 | レインオンザデューン 母父:Frankel |
通算成績 | 2戦1勝[1-0-1-0] |
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前走時馬体重 | 496kg |
肩周りからクビさし、前躯の発達が目立つタイプ。背中に程よく長さがあり、ストライドの大きな走りが特徴的。本質的には持続型のイメージも、後肢の仙骨は傾斜した「斜尻」の構造で、バネが利いて瞬発力も十分に生み出せる構造。飛節は緩やかにカーブして、大型馬でも四肢の回転力、機動力を秘めている点が本馬の長所。成長の余地を残すものの、休み明けの前走を叩いてトモの張りが良化。毛艶も光沢が出て、一度使った効果を感じる。
クロワデュノール
牡3
[栗]斉藤崇厩舎


父 | キタサンブラック |
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母 | ライジングクロス 母父:Cape Cross |
通算成績 | 3戦3勝[3-0-0-0] |
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前走時馬体重 | 496kg |
四肢をスラっと見せる長躯短背のフォルム。骨格のバランスが整っていて非常に素軽い。癖のない骨格、肉付きで、伸縮性を秘めており、タメが利けば鋭い脚を繰り出せる。後肢の飛節はカーブした「曲飛」の構造で、四肢の回転力にも秀でた馬。小回りでの立ち回りも巧みなタイプ。ホープフルS出走時と比較して体つきはさほど変わっていないが、ムダ肉無くスッキリと仕上がっている。もう少し成長があってもいいが、毛艶も黒光りしており、仕上がりに不安は感じない。
ジョバンニ
牡3
[栗]杉山厩舎


父 | エピファネイア |
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母 | ベアフットレディ 母父:Footstepsinthesand |
通算成績 | 5戦2勝[2-3-0-0] |
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前走時馬体重 | 480kg |
父エピファネイア似で背中に伸びがある体型。持続型のバランスで、いい脚を長く繰り出せる点が本馬の長所。胴伸びからストライドの大きさを稼ぎつつ、やや低重心で四肢の回転は速く、小回りでも器用に立ち回れる機動力を兼備している。舞台を選ばずに力を発揮できるタイプで、中山コースへの適性も不安はない。距離は延びて良さそうなイメージ。毛艶が良く、後肢の下腿部に血管が浮いていて筋肉の張りは上々。
ニシノエージェント
牡3
[美]千葉厩舎


父 | イスラボニータ |
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母 | ビクトリアスマイル 母父:ノヴェリスト |
通算成績 | 5戦2勝[2-1-1-1] |
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前走時馬体重 | 472kg |
父イスラボニータ譲りで、筋肉の質感はしなやか。前後のバランスは整っていて、四肢にも十分に長さがある。肉付きは悪くないが、仙骨の角度が傾斜した「斜尻」の構造で、後肢の飛節もカーブしている。スピードの持続力よりも溜めて末脚を活かす形が合いそうなフォルムゆえ、2000m前後の距離がベストか。わずかに肋骨が感じ取れるように、京成杯以来の出走でも太め感は無い。まだ背丈は伸びそうだが、毛艶や筋肉の張りも良く、力を出せる状態に仕上がっている。
ピコチャンブラック
牡3
[美]上原厩舎


父 | キタサンブラック |
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母 | トランプクイーン 母父:ネオユニヴァース |
通算成績 | 4戦2勝[2-1-0-1] |
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前走時馬体重 | 488kg |
シャープな体つき。クビは長さがある上に細く、走行時の振り幅が大きい。飛節はカーブした「曲飛」の構造でも、関節はしっかりと伸びて、持続力を感じさせる走りをする。距離は延びて良さが出そう。高速決着→スピード勝負になった時の対応がカギ。スプリングSはホープフルS出走時と比較して体重こそ大きな変化がなかったが、筋肉の輪郭にメリハリが出て、完成度が高まってきた。今回も締まった馬体で力は十分に発揮できそうだ。
ファウストラーゼン
牡3
[栗]西村厩舎


父 | モズアスコット |
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母 | ペイシャフェリス 母父:スペシャルウィーク |
通算成績 | 4戦2勝[2-0-1-1] |
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前走時馬体重 | 456kg |
父母ともに1600m以下で活躍した馬同士の配合も、本馬は前肢を長く見せるバランスゆえに距離には融通が利くタイプ。後肢の飛節は折りの深い「曲飛」で、父モズアスコットと近い角度。回転の速いフットワークで小回りコースをマクり、切れは無いが機動力と持続力を活かす形で連続好走。体格はさほど大きくないため、時計は掛かったほうが相対的に力を発揮できそう。完成度の高い馬で、筋肉の張りは引き続き良好。高次元で状態は維持できている。
フクノブルーレイク
牡3
[美]竹内厩舎


父 | ウインブライト |
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母 | ブルーエクセル 母父:ロードカナロア |
通算成績 | 6戦1勝[1-2-2-1] |
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前走時馬体重 | 452kg |
やや胴詰まりで肉付きが良いパワータイプ。クビさしは太く短めで、父ウインブライトと良く似ている。現時点での体躯は父よりもたくましく、肩周りの筋肉が隆起している。その一方で、後肢の仙骨は傾斜した「斜尻」の構造で、トモの横幅はやや薄め。ゆえに、テンから急かすよりも溜めて終いの脚を活かす形で良さが出る。パワー先行で重厚感があり、現状は時計の掛かる馬場のほうが良さそう。まだトモ高な印象があって成長余地を残すものの、毛艶は黒光りしていて、体調は悪くない。
マスカレードボール
牡3
[美]手塚厩舎


父 | ドゥラメンテ |
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母 | マスクオフ 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 4戦3勝[3-0-0-1] |
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前走時馬体重 | 464kg |
背中が短く、腹側が長いバランス。腹周りのラインは後躯に向かって引き締まっており、前後の連動性に優れている。父ドゥラメンテよりも母父ディープインパクトの特徴が強く発現していて、姉マスクトディーヴァとも近い瞬発力タイプのイメージ。後肢の飛節は中間的な角度で、キックした際にストライドは伸びるため、本質的には広いコース向き。少しずつ皮膚が薄く感じられるようになり、筋肉の張りがアップして完成度が高まってきた。力を発揮できる仕上がり。
ミュージアムマイル
牡3
[栗]高柳大厩舎


父 | リオンディーズ |
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母 | ミュージアムヒル 母父:ハーツクライ |
通算成績 | 5戦2勝[2-1-1-1] |
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前走時馬体重 | 502kg |
骨格のバランスが整っている上に筋肉量も豊富な、垢抜けた好馬体の持ち主。長躯短背で程よくまとまりがあり、伸縮性を秘める。後肢は緩やかにカーブしてバネ感十分、追ってからの決め手も抜群。リオンディーズは母方の血をうまく引き出す種牡馬だが、本馬はサイズ感から全体のフォルムも含めて父似。広いコースのほうが合っている印象も、潜在能力の高さでカバーできるか。弥生賞を叩いて筋肉の張り、毛艶はグンと良化。過去2回の写真と比較しても仕上がりの良さが窺える。

サトノシャイニング
牡3
[栗]杉山厩舎


父 | キズナ |
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母 | スウィーティーガール 母父:Star Dabbler |
通算成績 | 3戦2勝[2-1-0-0] |
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前走時馬体重 | 492kg |
500キロ近い大型馬でありながら立ち姿は素軽い。後躯の仙骨は傾斜した「斜尻」そして飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」の構造で、良質な瞬発力と持続力を兼ね備えたタイプ。ややトモ高に映るバランスは、昨年の勝ち馬ジャスティンミラノと近いモノがあり、本馬も自在な立ち回りができる点が長所で、中山芝2000mのコーナー4つも対応可能と見る。皮膚を薄く見せており筋肉の張りは申し分ない状態。日光の当たり具合もあるが、毛艶も良化して、デキは更に上向きか。


ドラゴンブースト
牡3
[栗]藤野厩舎


父 | スクリーンヒーロー |
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母 | トーコーディオーネ 母父:エンパイアメーカー |
通算成績 | 5戦1勝[1-2-0-2] |
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前走時馬体重 | 470kg |
※最新の写真は25年京成杯
比較的脚が長く、クビさしもシャープで立ち姿のフォルムは素軽い。筋肉の質感に柔軟性を秘めており、唯一の勝利は1600mだが本質的には2000m辺りが合う中距離馬のイメージ。蹄底には厚みがあって繋ぎは短め。前肢で掻き込むような走りをするタイプで、ピッチは速い。機動力に秀でた馬で小回り、内回りコースで器用に立ち回る形がベスト。末脚が切れる印象はないが、トモの横幅は広く、スピードの持続力は上々。うまく流れに乗れれば一発も。

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長躯短背でバランスのいい立ち姿。500キロ超の大型馬でありながら重たく見せず、まとまりがあって柔軟性に秀でる。仙骨は傾斜した「斜尻」で、飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」の構造。バネが利いてストライドは大きく、良質な瞬発力と持続力を兼ね備えており、総合力の高さが窺える。一戦ごとに体重が増えているが、腹周りはスッキリと見せて太くは映らない。大幅上昇まではどうかも、毛艶、筋肉の張りは良好。デキ落ちは無さそうだ。