勝つ馬は馬体で示す。重賞有力馬の立ち写真をレース1週前の日曜日にいち早く公開!
比較対象用に過去の写真も掲載し、馬体から掴みとれるデキ、巧拙をあらわにする。
【札幌記念&北九州記念&クラスターC】ヌーヴォレコルト、ベルカントら登場!
2016/8/14(日)
父 | ハーツクライ |
母 | オメガスピリット |
母父 | スピニングワールド |
通算成績 | 17戦5勝 |
重賞勝利 |
15年中山記念(G2)
14年優駿牝馬(G1)
14年ローズS(G2)
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連対時平均馬体重 | 444kg (最高:450kg) (最低:438kg) |
前走時馬体重 | 456kg |
POINT | ハーツクライ産駒らしくスッキリと見せる馬体で、筋肉量は今年春の状態を維持。5歳牝馬だが衰えた印象はない。昨年の春には馬体はほぼ完成されており、大きく変わってきたところはない。成長力に多少、疑問があるのも確か。馬体に余分な肉は無く、しっかり仕上がっており、体調はまずまず。力は出せそう。牡馬相手でもこのメンバーなら上位争い必至だ。
※写真は美浦TCで撮影
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父 | ブラックタイド |
母 | スリースノーグラス |
母父 | グラスワンダー |
通算成績 | 23戦4勝 |
重賞勝利 |
14年毎日杯(G3)
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連対時平均馬体重 | 479kg (最高:488kg) (最低:464kg) |
前走時馬体重 | 490kg |
POINT | 馬体全体のバランスが整っている馬で、綺麗なシルエット。もともと筋肉質なタイプではなく、ムダ肉が削げて良くなった感じ。母父がグラスワンダーで、以前はもっと腹回りをふっくらと見せていたのだが、今回の立ち写真はスッキリとして見え、このくらいが丁度良いだろう。直飛寄りなので瞬発力は今ひとつも、今回は洋芝でそれをリカバリーできるはず。体調面でも1度使われての上積みが馬体にも現れており、前進に期待だ。 |
父 | ディープインパクト |
母 | ビワハイジ |
母父 | Caerleon |
通算成績 | 28戦8勝 |
重賞勝利 |
12年エプソムC(G3)
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連対時平均馬体重 | 467kg (最高:484kg) (最低:456kg) |
前走時馬体重 | 478kg |
POINT | 8歳になったが、全く衰えた印象はない。まだまだ馬は若いので活躍の機会もありそうだ。ビワハイジ産駒だけあって、均整のとれたシルエット。直飛気味でありながら脚を長く見せるのは父ディープインパクト同様。前走はマイナス体重であったが、昨秋と同じくらいであったので、このくらいの造りで問題ないだろう。馬体の張り良く、あばらもうっすらと浮き、状態は申し分ない。モーリス、ヌーヴォレコルトの間に割って入る可能性も。 |
父 | サクラバクシンオー |
母 | セレブラール |
母父 | ボストンハーバー |
通算成績 | 19戦6勝 |
重賞勝利 |
15、16年アイビスSD(G3)
15年北九州記念(G3)
14年フィリーズR(G2)
13年ファンタジーS(G3)
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連対時平均馬体重 | 477kg (最高:490kg) (最低:466kg) |
前走時馬体重 | 490kg |
POINT | 楽なローテではないが、馬体を大きく減らすことなくキープ。状態は変わらず良い。前走のアイビスSD時は写真がなかったのだが、パドックで見ている限り100%のデキだった。今回はそれ以上、と言うのは難しいかもしれないが、十分に好勝負できる良いデキなのは疑いようのないところ。サマースプリントシリーズの頂点に一番近いところにいるのはこの馬だろう。このレース、シリーズ合わせての連覇に期待。 |
父 | オレハマッテルゼ |
母 | ナゾ |
母父 | スターマン |
通算成績 | 14戦3勝 |
連対時平均馬体重 | 472kg (最高:482kg) (最低:462kg) |
前走時馬体重 | 474kg |
POINT | トモの筋肉がかなり発達していて、胴の長さも短め。パッと見で短距離馬らしい馬体。直飛なので切れより持続力勝負タイプ。キ甲が抜けて背が伸び切っており、骨格は完成。肩周りの筋肉も充実し、ここに来て本格化してきたのだろう。格上挑戦だった前走の勝利も頷ける。酷暑の中でも体調は良さそう。骨折などもあり出世は遅れたが、元々素質は評価されていた馬。小倉への輸送を順当にこなせれば連勝まであって良いデキだ。 |
父 | ゼンノロブロイ |
母 | ストラテジー |
母父 | フレンチデピュティ |
通算成績 | 13戦4勝 |
連対時平均馬体重 | 532kg (最高:548kg) (最低:514kg) |
前走時馬体重 | 548kg |
POINT | 馬体の造り自体は胴の長さにもゆとりがあり、コテコテの短距離馬という感じでは無いのだが、胸前、トモの筋肉を見ると短距離でも対応可能なスピードを発揮できそうなものを持っている。飛節の造りなどを見ると、距離は関係なく、瞬発力を生かした競馬に向きそうである。仕上がりに関してはこれ以上細くなるようだと割り引きたいところ。現時点で仕上がっている感がある。 |
父 | アドマイヤムーン |
母 | スクービドゥー |
母父 | Johan Cruyff |
通算成績 | 23戦6勝 |
連対時平均馬体重 | 487kg (最高:500kg) (最低:472kg) |
前走時馬体重 | 498kg |
POINT | 牝馬ながら筋肉質で、いかにも短距離馬といった感じのシルエット。脚が短めで、ピッチに走るので一瞬の加速に秀でている。繋が立ち気味で短く、ダート向きと言っても過言ではないが、素軽さも兼ね備えているので芝のスピードでも勝負できるのだろう。仕上がりに関してはメンバー中でもトップクラスの良いデキ。馬体の張りも十分で、毛艶も良い。注文をつけるような部分はなく、小倉実績もあり、馬券からは消せないか。 |
父 | マイネルラヴ |
母 | ハートフルシフォン |
母父 | タマモクロス |
通算成績 | 31戦4勝 |
連対時平均馬体重 | 496kg (最高:508kg) (最低:484kg) |
前走時馬体重 | 506kg |
POINT | 前走は6歳にして今までの持ちタイムを更新する1分7秒2でゴール。勝利からは1年近く遠ざかっているものの、馬体を見て衰えているような印象は全く受けない。元々腰高な造りで、直飛に寄った飛節。背と胴回りの長さが同じくらいで、脚もやや長めなので、後方から瞬発力を使うような競馬は不向き。平均的な脚を使う競馬を希望する。毛艶は良く見え、筋肉の張りもしっかりしており、力は発揮できそうに見える。 |
父 | フジキセキ |
母 | ヴィアンローズ |
母父 | Sevres Rose |
通算成績 | 21戦4勝 |
連対時平均馬体重 | 543kg (最高:552kg) (最低:534kg) |
前走時馬体重 | 552kg |
POINT | フジキセキ産駒らしく、胴がギュッと詰まって腹袋が立派。短距離戦に向いた造りだ。全体的にムチムチしている馬体も、これがこの馬の特徴という感じで、特に太いというわけではない。特に曲飛節ではないが、丁度中間ぐらいの角度で、脚が短いこともあってか瞬発力はなかなかのものがありそう。ただピッチに走るタイプに見えるので長くは脚を使えない。もう一絞りできれば完璧になりそうだが、体調自体は良さそうで上位食い込みも。 |
父 | Macho Uno |
母 | My Goodness |
母父 | Storm Cat |
通算成績 | 27戦12勝 |
重賞勝利 |
16年北海道スプリントC(Jpn3)
15、16年黒船賞(Jpn3)
15年東京盃(Jpn2)
15年クラスターC(Jpn3)
15年東京スプリント(Jpn3)
14年カペラS(G3)
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連対時平均馬体重 | 452kg (最高:456kg) (最低:448kg) |
前走時馬体重 | 452kg |
POINT | 交流重賞路線を主に歩んできたため、立ち写真の撮影は初めてとのこと。当欄独占で貴重な機会をいただけた。450kg前後と決して大きい馬ではないのだが、ダート短距離馬らしく筋肉量が豊富で、数字以上に大きく見せている好馬体。6歳馬だがOP馬になってからはゆとりあるローテで使われており、馬がとても若い。今回の出走メンバーを見てもこの馬に先着できそうな馬は正直、見当たらない。涼しい北海道に滞在していることで、夏負けもせず体調は万全、馬体の張りや毛艶も申し分ない状態。このレース連覇は濃厚と見る。 |