皆様、こんにちは!明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。さて、今年のお正月と言いますと、少し体調を崩してしまいましたが、何とか持ちこたえ、無事に全ての孫の顔を見ることができた幸せなお正月でした。と言ってもほとんどの孫は、週に1回・月に1回くらいは家にくるんですけどね(笑)。それでも、やはりお正月にしっかりと顔を合わせられたのは、本当に身が引き締まる思いになりました。そして、何よりお正月と言えば太るですね。お餅におせち、お酒と今年もまたたらふくにやってしまいました。しばし、反省をしながらダイエットに励みたいと思います。

では、まずは去年を振り返りましょう。何と言ってもキタサンブラックの年でしたね。7つ目のG1制覇を達成し、生涯獲得賞金で歴代1位となりました。やはり、何よりも強かったのは、その体幹とハードなトレーニングに耐えられる体とメンタルだったと思います。クラシック時にも、この馬はどんどん良くなるかもなと思っていたのが、今では懐かしいですね。

その他にはルメールが初の外国人騎手でリーディング獲得。夏休みや海外競馬にも参戦していた中で、199勝というのは異例の多さだったと思います。有馬記念の②着にも入り、一気に賞金王も逆転しましたし、去年のルメールは枠といい、馬といい、腕は勿論ですが、それだけでなく運も持っていた年でしたね。今、日本で一番、1番人気を勝たせるのが上手い騎手だと思います。その他にもミルコの異なった馬で年間G1・6勝も衝撃的でしたね。特にその中でもペルシアンナイトのマイルCSは何度見ても、この騎乗・この騎手・この馬でなくてはできなかったと人馬一体を感じたレースだったと思います。去年のベストG1はこのレースだったと個人的には思います。そんな偉業続きだったのが2017の印象です。

♯

2018でも早速の偉業が達成されましたね!シルクレーシングと戸崎圭太騎手が3日間連続の重賞ジャックをしました。開催1日目には中山金杯セダブリランテス、2日目にはフェアリーSプリモシーン、そして3日目にはシンザン記念アーモンドアイとなりました。その中でも圧巻だったのはアーモンドアイでしたね。ただ、ただ強さが目を引いたレースでしたね。レース前にオッズが3倍というのを見ていて「えっ?これは1.2倍くらいではないの?」と思っていた予感がまさに的中となりました。

スタートで後手を踏んだ当馬でしたが、レースではじっくりと構えると、荒れに荒れた馬場を苦にもせず、むしろ頭の高く、騎手が頭を抱えるような走りは重馬場の鬼だったと思います。これで桜花賞の第一候補に一気に上り詰めたのではないでしょうか。勿論、阪神ジュベナイルFのラッキーライラックリリーノーブルといった馬もいますし、まさにノーザンファームがランク上位を独占といった形ですね。サンデーレーシングにキャロット、そしてキャロットを追い抜こうと勢いがすごいシルクレーシングと、今年のクラッシックからも目が離せない状態です。

アーモンドアイ

そんな勢いの中から今週行われる馬をピックアップしましょう。今週からは中京も始まり、その中京では愛知杯、日曜には京都と中山で日経新春杯と京成杯が行われます。その中でもシルクの本命は日経新春杯モンドインテロではないでしょうか。前回のレースでは2000mと少しこの馬にとっては距離が足らなかったように感じましたし、今回こそはといったところではないでしょうか。

サンデーレーシングでは京成杯に出てくるコズミックフォースからも目が離せません。こちらは鞍上に戸崎君と言うことで、4連続重賞もかかります。そして、レース選択次第ではキャロットからリカビトスに注目しています。小柄な馬で、前回は初のG1に雨という中での戦いとなりましたが、晴れるのであれば非常に楽しみな一頭だと思っています。新聞欄からも、馬主様や生産牧場で馬券を買うのも楽しみの一つでは?と思います。2018年も日本競馬を盛り上げていきましょう!