皆様、こんにちは。JRA協力のドラマ、ザ・ロイヤルファミリーが競馬サークルでも話題になっていますね。私も普段は21時前に寝るのですが、日曜日だけは頑張って見ています。リアルに再現されており、競馬の素晴らしさを、馬主目線、牧場目線、騎手目線など、様々な視点から描く物語に毎回感動しています。

一頭の馬に携わる人はものすごく多く、それぞれの馬、人々に各々のドラマがあるからです。皆様もご覧になって競馬を知っていただけたら嬉しいです。

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先週行われた牝馬三冠の最終戦秋華賞を振り返りましょう。勝利したのは桜花賞馬エンブロイダリーとルメール騎手のコンビでした。ジョッキーカメラも見せてもらいましたが、今回の勝利には夏を越しての成長、陣営の教育、ルメール騎手のペース判断と反応が遅かったことへのリカバリー能力、この3点があったと思います。

折り合い面での成長によりスタートからリズム良く運び、前にカムニャックがいたことで良い目標ができました。ペースが落ち着いた際に馬を控えさせるよりも、リズムを変えずに運ぶことが大事だと判断し、そのままエリカエクスプレスに並ぶ形を選択しました。

そこでようやく一息入れる技術と陣営の教育が実を結び、勝因が集約されました。4コーナーでは思いのほか反応が鈍かったため、ルメール騎手は少し早めに合図を出しグッと沈みこんだフォームを確認し、前を捕まえられると確信できたと思います。本当に素晴らしい勝利でした。

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カムニャックは前回の4コーナーでの不利の影響か、ゲート前でパニックが起きてしまい、メンタル面が心配になる敗戦でした。それでもスタートを出し、リズムをどうにか整えようとした川田君は負けてなお一流の仕事をしたと思います。二冠馬が次はどこへ向かうのか、適性距離からしてマイルCSや香港マイル(カップ?)などかなと期待しつつ、動向を楽しみにしています。

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今週は菊花賞が京都競馬場で行われます。私の注目は幻のダービー馬エネルジコと、上がり馬ミラージュナイトです。ここにエリキングや逃げ馬に乗る天才&マイユニバースの存在というのも非常に怖いです。淀の未知なる3000mを勝つのはどの馬か。台本のない感動のドラマにもご期待ください!