
元騎手という視点から最新競馬ニュースを大胆解説。愛する競馬を良くするために、時には厳しく物申させていただきます。週末重賞の見所と注目馬もピックアップ!
川田教授の本番授業
2026/3/13(金)
皆様、こんにちは!まだまだ世界の波に競馬界はバタついています。ドバイのレースを予定していた日本馬が続々とキャンセルし、未だに先が見えない状況です。勿論、走らせたい気持ちは全陣営同じでしょうが、人と馬の安全が第一だけに難しい判断になります。遠征する判断をした陣営はどうかご無事に走りきってほしいと願っています。
そんな中、またもやスマホで騎乗停止がでました。池添君、高杉君という2名の騎手が個人端末での閲覧が確認され2日間の騎乗停止になりました。ルールはルールですし、外部との接触もアプリ上では不可能と聞きましたが、配布されているiPadで接続が難しいならなぜ諦めなかったのかなと残念に感じます。
個人端末と配布されているものでは使用履歴の管理も違うでしょうし、ルールとして設定されていますからね。とはいえ、ルールや端末単位の違いなど再度本来の目的に沿った指標作成が必要かもしれません。

先週行われた弥生賞ディープインパクト記念を振り返りましょう。勝利したのはバステールと川田君のコンビでした。未勝利を勝利した際の3着馬カフジエメンタールが格上挑戦で圧巻の走りで勝利したことからも注目していましたが、彼ならではの繊細な気遣いから、走り出した時の勢いはビックリするほどの脚を使いました。しっかりと差し切るあたりがさすがというところだと思います。
まだレースを勉強中で皐月賞までにはどうかな?という印象です。しかし、この一戦に川田教授の教えが入っていれば、本番でも楽しみになるのではないでしょうか。2着ライヒスアドラーもいい競馬をしましたし、こちらはあとワンパンチかみ合えばG1も遠くない気がしています。

今週から中京競馬が開催され早速、伝統の金鯱賞が行われます。人気はクイーンズウォークが集めると思いますが、私の注目はシェイクユアハートになります。力が拮抗しているだけにどの馬が勝っても驚けません。アッという一発がある可能性もあります。今週も川田教授の教えを信じるか、はたまた大穴か。期待して当日を待ちましょう!
プロフィール

松田 幸春 - Yukiharu Matsuda
北海道生まれ(出身地は京都)。1969年騎手デビュー。通算成績は3908戦377勝で、その中にはディアマンテ(エリザベス女王杯)、リニアクイン(オークス)、ミヤマポピー(エリザベス女王杯)など伝説の名馬の勝利も含まれる。1987年にアイルランドの研修生として日本人騎手では始めて海外の騎乗を経験しており、知る人ぞ知る国際派のパイオニア。1992年2月の引退後は調教助手に転じ、解散まで伊藤修司厩舎の屋台骨を支え、その後は鮫島一歩厩舎で幾多の名馬を育て上げた。時代を渡り歩いた関西競馬界の証人であり、アドバイスを求めに来る後輩は後を絶たない。




