
外枠有利の新潟直線1000mで最内枠から内ラチ沿いを通って勝利するなど、その大胆な騎乗に注目度が
日増しにアップしている永島まなみ騎手が、騎乗論から日常まで余すことなく語りつくします!
名馬続々登場!愛妻家団野大成騎手の素顔に迫る
2026/10/2(金)
先週末は阪神で騎乗したまなみ騎手。振り返りから今週末の展望、そしてスプリンターズSで話題になったゲート入りの難しさをジョッキー視点で解説します。"まなみトーーク"第6弾、団野大成騎手との対談第3回まで、今週も内容超盛りだくさんでお届けします!
ゲート入りでゴネるのはその前から分かる!?
——先週末は4鞍騎乗され。うち2鞍で6着が最高着順でした。少し振り返っていただきますと、日曜阪神2R・2歳未勝利のティエルニートは五分のスタートを切ったものの6着、少し促しながらの追走に見えました。
ゲートは出てくれたのですが、序盤横一列に5頭くらい並んでしまっていたので、外回りでそこまで外を回ったらちょっと分が悪いと思って引いてあのポジションになりました。
どうしても自分からハミを取っていかないところがある分、早めに促さないといけないところはありますね。最後は指示に応えてくれましたし、走り的に少しドカドカ走るところがあるのでダートでよりいいのかなとは思います。
——まなみ騎手の当初の作戦はどのような感じだったのでしょうか。
前に行けたら、行けたほうがいいなとは思っていました。ただスタートをポンと出て促したら内の馬も速く、あそこで張っていってもなと思って切り換えました。
——先週のコラムでは調教時のハミの取り方も課題に挙げられていました。こちらはいかがでしたでしょう。
そこまでモタれるところもなく、上手に走ってくれたと思います!優等生でしたね。
——現状の課題となると他に何が挙げられるでしょうか。
ゲート裏でテンションが上がりやすかったり、まだ経験が浅い子なので、そういった部分で落ち着ければというところですね。更に力を付けてきてくれると思います!
——もっと走って良さそうな馬です。次は…
そうですね、もっとやれそうです。次は福島1週目、11月7日土曜の1700mダート戦で乗せていただく予定です。頑張ります。
——この日の7R・3歳上1勝クラスのゴメンネジローは若干出負けし後方からの競馬で、直線しぶとく伸びるも6着でした。直線進路が狭くなる場面がありましたね。
ちょっと詰まってしまいました…。元々引っ掛かるところがある子ですが、休み明けの分か道中あまりハミを取っていかなくて。それでも終いはいい脚を使ってくれそうだったものの、私の進路取りが悪くて…
——VTRを見ても内は空いていましたし、仕方ない気も…
外を出しても良かったんじゃないかという話もされたのですが、あの場面で外を選んでもなぁ…という思いもありまして。内が開けば良かったです。
——グランデスフィーダが外に斜行してこなければ、あの脚色だと3着は全然あったような…
ありそうでしたね、少なくとも権利(次走優先権、5着以内)は取っていたかなと思います。
——前走課題となった道中の折り合いはやけについているように見えましたが、休み明けもあったのですね。
そうですね、休み明けの影響はあったと感じています。
——前後半600mは35.0-38.1、前崩れの展開でした。乗っていても速いと感じるペースだったのでしょうか。
道中流れているなとは感じましたね。その分終いはより生きるかなと思っていましたが、私の進路取りがちょっと良くなかったです…
——乗っている感じ、1200mと1400mだと現状はどちらがいいのでしょうか?
1400mでも全然いいとは思います。1200mだと少し忙しいイメージです。あとは左回りのほうが良さそうです。
——難しいところがある馬ですね、1200mだと忙しい、1400mだと引っ掛かりやすい…
そうですね、ただ乗せていただいた感じ、そこまで引っ掛かるというよりかはちょっとハミを噛むかなという感じなので、1400mでもいいかなと個人的には思います。このクラスでも全然やれる子です。
——先週末の競馬からだとPN.かれんさんから「まなみんこんにちは!スプリンターズSでパンジャタワーがゲートに入らず、長い鞭を入れられていました。実際に馬はびっくりするんですか?ジョッキー目線でお話を聞きたいです」というご質問がありました。
馬によりけりですね。どれだけ叩かれても微動だにしない子もいますし、ムチに反発して跳ねる子もいます。ムチに応えてそのまましっかり入る子もいます。本当に馬それぞれです。
——ムチが入って急にテンションが上がるケースも…?
全然ありますね。なのでジョッキーの中には、テンションが上がってしまう分、ゲート入りで渋ってもすぐに(ムチで)追わないでくださいと要望する方もいます。
——オーダーも出せるのですね。
出せます。ただゲートに入らないと他の馬にも迷惑が掛かりますし、ある程度こちらで促しても入らなかったら発走委員の方に後ろから追っていただくことになります。
——逆にジョッキーサイドから「ムチお願いします」とオーダーすることも…?
ありますあります!私も「ゲートに入らないのですぐに(ムチで)追ってください!」と要望したケースはあります。
——実際のところ、返し馬の段階から「これはなかなかゲートに入らなさそうだな…」と思うケースはあるのでしょうか?
ありますね。そもそも装鞍所の馬房に入らなかったら、大体ゲートの入りも悪いんです。装鞍の時点で、ああこれは今日ゲートの入りでゴネそうだなとなんとなく分かります。
あとは馬場入りをゴネたり、ポケットからゲートに向かわなかったりする時も怪しいですね。ポケットからゲートまでなかなか向かわない時はジョッキーのほうからゲートの先入れを申請します。
そのまま普通に行っても他の馬とジョッキーに迷惑をかけるので、私もたまに先入れをお願いすることがあります。
——ある程度予兆があるのですね。もちろん馬次第ですが、なかなかゲートに入らないとジョッキー側も今回は厳しいかな…と感じたりするか、これも伺ってみたいです。
そうですね、その時点で馬は前向きな気持ちではないとは思うんです。もちろん馬によりけりではありますが、パンジャタワーは調教前に止まって動かなくなっている姿も見かけていたので…
そういう意味では気持ちが乗っていなかったのかもしれませんね。走る馬はより賢い分、我が強かったりするんです。この部分が出たかもしれません。
——松山騎手も足でだいぶ促していました。他にジョッキーの皆さんは入らない馬相手にどういう対策を取られているのでしょう。
気合で入れるしかないです(笑)
——気合。
発走委員の方に追っていただいて、協力していただきながら、なるべく発走を遅延させないよう努力しなければいけないので…
先入れならまだしも、他の馬がゲートに入っている状況であれだけゴネられてしまうと、先にゲートの中に入っている馬たちの気持ちが切れてしまったりするんです。難しいですし、奥が深いところです。
今週末は一鞍入魂!そしてこの秋の予定は…
——先週末関連だとこんなご質問もありました。PN.ゆきちさんから「はじめてメッセージします!私は新くん(斎藤新騎手)推しですが、先週300勝のセレモニーにまなみんも参加していました、なにかお話されましたか?」というメッセージをいただいています。
今回に関しては特に話はしていませんでしたね。もちろんおめでとうございますとは伝えさせていただきました!
——斎藤新騎手は高橋康之厩舎の馬でもドゥーラなどで縁があるイメージです。交流機会は多いのでしょうか。
そうですね、うちの厩舎もお世話になっているので、しゃべる時は全然ありますね。新さんはお肌がすごく綺麗だなと思います(笑)
——お肌。
なんかの記事で美容に力を入れているのは見たことがあるんです。自厩舎の馬たちに乗っていただいて、その馬の話を聞く際に「女子の私より女子力高いな…」と思います(笑)
——まなみ騎手も秘訣を聞かれたりするのでしょうか。
美容の秘訣については聞いたことないですが、すごく白くて綺麗なお肌だなぁ…と思いながら見ています!
——女性から見てもそうなのですね。新騎手、今のピンク系の髪色も似合っている気がします。ジョッキーの間でも話題になるのでしょうか。
髪の色のほうはあまり話にならないかもですね…
——まなみ騎手も負けじと髪をピンクに…
私は似合わなさそう(笑)。あれは新さんだから似合うのかも…
——まなみ騎手がピンクの髪色で現れたらまな民の方が湧きそうです。さて、今週末は一鞍入魂となりました。土曜の京都3R・ショウナンラウールは前走に続き3度目の騎乗となります。
終いにいい脚を使ってくれるイメージですし、もう少しポジションを取った中で競馬できればこのクラスでも勝てそうな力は感じます。
——CWの1週前追い切りに騎乗されています。2か月ぶり、動きはいかがでしたか。
良かったですね!少し左にモタれるところがあると言われていたのですが、そういうところはありませんでしたし、反応良く楽に動けていました。
——前走は後方から上がり3Fメンバー中最速の脚を使って6着でした。序盤行き脚がつきませんでしたね。
そうですね、あまり行き脚は付きませんでしたが、終いいい脚を使ってくれるイメージでもありますし、少しひと溜めしたほうが良さそうなタイプです。
——まなみ騎手が騎乗したこれまでの2回はどちらも中京でした。京都ダート1400mという舞台はいかがでしょう。
京都はいいと思います!下り坂でハミを乗っけていける部分があるので。枠は真ん中くらいが欲しいです(取材後6枠12番と発表)。
——PN.ゆーさんから「まなみちゃんこんにちは!可能であれば10月、11月の騎乗予定を教えていただきたいです!」というメッセージがありました。気になっているまな民の方は多そうです。
来週は日曜だけ東京ですが、その後は毎週新潟、福島の予定です!福島の2週目に東京でオーロカップがあって、そちらにスリールミニョンが参戦予定なのですが、賞金的に入るか分からないということもあって私は行かずに福島の予定です。
——まな民の皆さんの応援にも熱が入りそうです。そして現在団野大成騎手との対談が公開中ですが、早くも"まなみトーーク第7弾"のゲストが決定したそうですね。
そうですね、私の憧れの先輩でもあり、小さい頃からお世話になっているあの方です(笑)
——まなみ騎手の大先輩、岩田康誠騎手に来ていただく予定になっております。
ありがたいです!まさか出ていただけるなんて…!
——岩田康誠騎手といえば、まなみ騎手がまだ赤ちゃんだった頃から知っている方だと思います。幼少期の、まなみ騎手も知らないお話が出てくるかも…?
出てくるかもしれませんね、楽しみです、恥ずかしいけど(笑)
——ちなみにまなみ騎手は幼少期に何か岩田康誠騎手と思い出はあるのでしょうか。
デルタブルースでメルボルンカップを勝たれた時にいただいたメダルを、小さい時の私が首に下げて遊んでいる写真があるようで…(笑)
——とんでもない遊び。
今だと考えられない(笑)。あんなに貴重なものを…
——お父さんのメダルを首に下げ、息子さんの岩田望来騎手のお菓子を奪い…
幼少期の私、最悪なことしてますね。今じゃ考えられない…
——楽しみな回になりそうです。ファンの方からも質問を募集していこうと思います。
よろしくお願いします!
友情出演・寝転ぶセイフェリーチェ
まなみ騎手ご提供
デビューを控えるポペットの弟・トップドッグ
まなみ騎手ご提供
数々の名馬との出会い!団野騎手が選ぶ乗り味ナンバーワン
※こちらの対談は9月7日月曜に収録されました。その後団野騎手が負傷により休養されていますが、なるべく早い回復、復帰を心よりお祈りしております。
——伺ってみたいことがあります。ソウルラッシュはすごく豪快な跳びの走りをする馬だと思うのですが、乗り味はどんな感じなのでしょう。
団野大成騎手(以下団野):僕は完成した後のソウルラッシュにしか乗ったことがなかったので、昔との比較はできないんですけれど、"緩い"とは聞いていたんです。
実際乗ってみたら一歩一歩が軽いというか、着地してから跳ぶまでが早くて。滞空時間も長い感じで、いい馬でしたね。すごく乗りやすいし、まったく引っ掛かるところもなくて。
——よく"いい馬の背中"という言われ方をします。ジョッキーの皆さんは乗った瞬間に"この馬凄いな"と思うものなのでしょうか。
団野:僕はなんとなく自分の中でモノサシがありますね。斉藤厩舎はいい馬がいっぱいいて、調教で乗るので。最初に凄いなと思ったのはクロノジェネシス。
まなみ騎手(以下まなみ):クロノジェネシス…。すご…
団野:でも競馬学校生の時に藤沢和雄厩舎でも研修させてもらって、その時グランアレグリアにも乗せていただいて。いい馬にいっぱい乗る機会があった。
——クロノジェネシスやグランアレグリアに乗ると"乗り味のいい馬"のハードルが上がりませんか?
団野:その後もジェラルディーナや、それこそクロワデュノールに乗せてもらって。なんとなーく、自分の中でこうかな?というものはあります。
まなみ:私は全然ないです(笑)。自厩舎の人にも「当たらない」とよく言われるくらいで…。でも唯一、これはと思ったのはスウィープフィートです。
団野:凄いなと思ったんや。
まなみ:新馬前の追い切りの時からこの馬凄いなと思いましたもん。たくさんいい馬に乗せていただきましたが、一番動きが良かったんです。跳びも大きくて。
団野:いい馬って、跨いだ時の感じが違うと思う。走る馬に乗ると、跨いだ瞬間にもう「いい馬やな」って感触になる。間違ってたら恥ずかしいけど(笑)
——お二人が乗ってきた中で一番乗り味が凄いなと思った馬は誰なのでしょう。
団野:グランアレグリアですかね。エグかった。走り出した時の安定感というか、言葉ではなかなか伝えづらいですけど、感覚的に凄いなっいうのがあるんです。
まなみ:私はスウィープフィート以外だと、自厩舎のペイシャケイプですかね。
団野:そういういい馬の背中を跨いでみたいって思う。どんな感じなんやろって。調教の並脚でいいから乗りたい。乗せて。
まなみ:いつでも来てください(笑)
団野:あと自厩舎で乗り味が凄いといえばクロワデュノール。平日から毎日乗ってるけれど、欠点がない。
まなみ:欠点がない。
団野:総合力が高い。平均点が高い。クロノジェネシスのほうが瞬発力はあったけれど、コントロールでいえば全然クロワデュノールのほうが上。全ての面で90点以上、超優等生。調教からも引っ掛かることがないし、本当に乗りやすい。でも逆に難しいんですよ、馬を作っていくのが。
——難しい。
団野:"ハミへの向かわせ方"とか、色々考えて乗るんですが、乗りやす過ぎてこちらのサポートが必要になってくるケースがあるんです。
——素人考えだと、乗りやすいんだからそれでいいと思ってしまいます。
団野:乗りやすいと人も楽な乗り方をしようとしてしまうと思うんですよ。でもクロワデュノールは賢いので、楽な乗り方をしてしまうと馬も緩慢な動きになってしまうんです。だからこそこちらがサポートしてあげないといけなくて。
最初の頃とは違いますね。2歳の新馬前に乗った時は今より素軽いし、動く馬だなという感触でした。今はまた違う感触です。
——ここ3走はいずれも最終追い切りは団野騎手が騎乗されています。最終追いから緊張するのでしょうか。
団野:うーん、クロワデュノールは乗りやすいからそんなに緊張しないですね。逆にクロノジェネシスは折り合いに難しいところがあった分しんどいところはありました。引っ掛かるんですよ。コントロールして、最後動かすのが難しかったですけれど、クロワデュノールはそういうところがないんで。
——もしまなみ騎手がクロワデュノールの最終追い切りを依頼されたら…
まなみ:もう大成さんを起こしにいきます、追い切り乗ってください!って(笑)
団野:斉藤先生に言っておこうか?まなみが乗りたがってるって。
まなみ:いやいや、やめてください(笑)。私は今大成さんがおっしゃっていた"馬を作る"という技術がまだまだだと思っていますし、ただ乗りやすい馬だったらそのままサーっとやってくると思うんです。実戦に生かすための追い切りができるかというと何とも言えないところがあって。まだまだ勉強ですね。
団野:自厩舎所属の(森田)誠也にもよく、「クロワデュノールの常歩だけでも乗れ」って言ってる。違う背中は勉強になる。クロワデュノールに限らず、斉藤厩舎はいい馬がいっぱいいるので、いい2歳馬に乗っておけと。俺も乗るようにしてる。いい経験になる。
——お二人がこれまで騎乗された馬の中で、自分を一番成長させてくれたと思う馬を1頭挙げるとすると誰になるでしょう。
まなみ:私はスウィープフィートですね。乗り替わりになってすぐに(武)豊さんが乗って重賞を勝って。難しい馬でしたが、豊さんが上手く乗ったのを見て自分がまだまだだなと思いましたし、悔しさも味わうこともありました。
団野:パっと出てこないなぁ…。ケガさせてしまった馬かな。申し訳なかったなと。先週土曜(対談は9月7日月曜)のエニフSで乗ったリジルも、勝ったなと思ったら突然故障してしまって。そういう馬たちにもっと上手く乗ってあげたかったなという思いはあります。
リジルはかわいそうでした。いきなり過ぎて…折れた音も聞こえて。でもそこからよく耐えてくれたなと思います。あそこで故障した瞬間に落とされていたらたぶん踏まれて大ケガしていたので。リジルが最後まで頑張ってくれました。
——改めてリジルのご冥福を祈るばかりです。団野騎手、まなみ騎手の乗り馬で、今特に期待している2歳馬はいるのでしょうか。
団野:斉藤厩舎はいい馬がいっぱいいる中でも、この前小倉の新馬戦を勝ったエルドボルグ。クロワデュノールと同じキタサンブラック産駒でタイプ的にも似ていて。2歳時の完成度が高さで言えば全然クロワデュノールのほうが上ですけれど。
——新馬戦は勝ったものの、そこまで2着との着差はつきませんでしたね。
団野:あの新馬戦はちょっとショックでした。もっと強い勝ち方をすると思っていたんで。自分の乗り方かな?ともちょっと考えたりはしたんですけれど。
まなみ:私は自厩舎の中だとセイフェリーチェという子に来週乗せていただくんですが、スピードが勝っていて初戦向きだと思います!
団野:よっしゃ、これはファンの皆さん単勝行きましょう(笑)
まなみ:いやいや、そう言いながら最後大成さんが差してくるんですよ(笑)
愛妻家!奥様との馴れ初めを初告白!?
——ここからはプライベートも交えて伺います。まずは団野騎手、ご結婚おめでとうございます。※団野騎手は昨年9月に入籍
団野:ありがとうございます!
——幼稚園からの幼なじみとご結婚と伺っています。
まなみ:素敵ですよね!
団野:彼女のお父さんが調教助手で、昔から僕たちも知っていたんだよね。で、彼女のお父さんの馬で勝たせてもらった時に、Instagramは繋がっていたから連絡して。
「お父さんの馬で勝たせてもらったよ」と連絡してから、なんかご飯行くことになって。気付いたら付き合って、気付いたら結婚してたって感じです。
——キューピットは馬。
まなみ:そうかもしれない(笑)
団野:人生、馬に支えられています。
まなみ:いいこと聞きました。このコーナーでこんないい話なかなか聞いたことない(笑)
——幼稚園の時の同級生と会う機会はそうないような。
まなみ:私はないですね。小学校の同級生と会うこともないです。
団野:でも、僕らは特殊じゃない?親がトレセン関係者のトレっ子なんで。幼稚園一緒の同級生とか、未だにトレセンにいっぱいいるし、これはトレセンならでは。ここに生まれたことにありがたさを感じる。
まなみ:奥さんのことを好きになったキッカケってなんですか?
団野:最初は別に(恋愛的な意味で)好きとかじゃなかった(笑)。なんか会いたいなぐらいの感じで。でも一緒にいて、どんどん好きになっていって。やっぱり飲みに行った先とかで、出会いもなくはないじゃない?でも何もなびかないね。
まなみ:めっちゃ好きなんですね。大成さんが奥さんのことを大好きなのがもう節々からすごく伝わってきます。なんか先輩と大成さんが喋ってる時の奥さんの話も、あ、もうめちゃくちゃ好きなんだろうなっていうのが伝わってきます(笑)
団野:やめろよ恥ずいやんけ(笑)
恥ずかしがる団野騎手
まなみ:先輩と大成さんが喋ってるのを近くで聞いていたら、あ、もう好きが溢れてんなと思って。ちょっと後ろからパーンって背中叩きたくなります(笑)。それはちょっと言い過ぎましたけれど、でもすごい素敵だなって思います。
団野:今度から気をつけよ、近くにまなみおらんかなって。
まなみ:すごい幸せなんだろうなと思って、羨ましくもなります。たまたま大成さんが奥さんと一緒にいる時にお会いしたこともあるんですけれど、なんか仕事してる時とはオーラが違いますもん。もうデレデレ(笑)
団野:まなみ、あとで話あるわ(笑)
まなみ:怖い怖い怖い(笑)。でも本当に素敵なご夫婦だなと思います。
——家事などはされるタイプなのでしょうか。
団野:僕ね、こう見えてするんですよ。洗濯物とか洗い物とかはやります。
まなみ:すごい。いい旦那さん。
団野:散らかんの嫌。だからもうすぐにシャっと片付けちゃって。料理は全くできないんで、やってもらって。
——P.N希和さんから「大成くんが奥様の手料理で一番好きな料理が気になります」というご質問がありました。
団野:あります。春巻き。
まなみ:え、奥様すごい。
団野:めっちゃ美味しいの、奥さんの作る春巻き。結婚してから家を出なくなった理由の1つもそれ。ご飯が美味しくて。しかもチャチャっと作る。全部。
まなみ:完全に胃袋を掴まれてますね。
——まなみの学び史上、屈指の"いい回"かもしれません。
まなみ:めっちゃいい回ですね(笑)
団野:これが学びか…。
学びを得た団野騎手とまなみ騎手
——春巻きは作るの難しいイメージがあります。
まなみ:私、苦手です。教えてほしいです。ちょっと今度メモ持っていきますね。
団野:基本何を作っても美味しい。なんか色々作ってくれるんだけれど、「これ作って」とか言ってないのに勝手に出てきて。最近せいろ蒸しにハマってるみたい。
まなみ:すごい!オシャレ。
団野:せいろとかも多いし、全部美味しい。
——食べたいものをオーダーすると作ってもらえるのでしょうか。
団野:絶対作ってくれます。でも僕、別に普段「これが食べたい」って言わないんですよ。普段は適当に作ってくれるんですけれど、全部美味しい。
まなみ:愛ですねぇ…
団野:俺めっちゃノロけてるやん(笑)
——逆にまなみ騎手は将来もし結婚したら、旦那さんにこれを作ってほしいと思う料理はあるのでしょうか。
まなみ:作ってほしい料理ですか?カレー!カレーが好きなんで(笑)
団野:カレー?なら俺今度作ってあげるわ、カレー。
まなみ:聞いたことがあります、大成さんのカレーの失敗話。
団野:いや、失敗したのはクリームシチュー(笑)
まなみ:この前お会いした時に「あんなマズいの作ったことない」ってご自分で仰ってて(笑)
団野:クリームシチューにもルーがあるって知らなくて。最初から牛乳とか全部入れて作ったら、これがどえらいマズくて。ホンマにマズかった。ウッ…ってなった(笑)
クリームシチューと、あとポテトサラダも作ったんだよね。ちょうどその日、年末シーズンで忘年会が重なっていたからなんか申し訳ないなと思って。
今の嫁さんの彼女になんか作っとこうと思って作ったのがそのクリームシチューとポテトサラダ。帰ってきたら全部捨てられてた(笑)
——ポテトサラダは作るのが難しいイメージです。
まなみ:大変ですよね。ジャガイモ茹でて潰して。
団野:30分で2品を作った。
まなみ:それはすごい!
団野:だから生だった(笑)。ジャガイモふかさないといけないのに、もうカリカリのまま。このポテトサラダはマジでクソマズかった。
まなみ:でも大成さん、優しいですよね。ちゃんと彼女さんにごはん作ってあげようって思うのが。苦手なのに作ってくれるのは嬉しいですよ。
団野:いえいえどういたしまして(笑)
※仲良しジョッキーは誰?一番お酒の強いジョッキーは誰?数多くのご質問の回答をまとめた第4弾は来週10月9日金曜公開予定です!
いつも永島まなみ騎手コラム"まなみの学び"をご覧いただきありがとうございます!コラム開始約3年、ここまでまなみ騎手に色々な質問に答えていただきました。
"ファンの皆様と共に歩む"コラムとして、これからもファンの皆様の質問を幅広く頂戴し、ご本人に聞いていこうと思っております。
競馬に関すること、そして日常生活について、永島まなみ騎手にこれだけは聞いてみたい!ということをぜひご応募ください。頂いたご質問、メッセージは上記のようにご本人に届けさせていただきます。
すべてのご応募はメールにて受け付けております。メールの件名に「まなみ騎手へ」、本文にお名前(ペンネーム)を記載の上、以下のアドレスまでご質問をお願いいたします。皆様ぜひご投稿よろしくお願いします!
manami_nagashima@keibalab.jp
プロフィール

永島 まなみ - Manami Nagashima
2002年10月27日生まれ、兵庫県出身。
父は兵庫競馬で数多くの重賞を制した永島太郎元騎手(現調教師)。父の背中を見てジョッキーを志し、幼少期から乗馬を始め、2018年に競馬学校騎手課程37期生として入学。2021年にジョッキーデビュー。
同年3月14日中京2Rでアクイールに騎乗し初勝利を挙げると、1年目はJRA7勝を挙げる。そして2年目の22年に3倍となるJRA21勝を挙げ躍進。外枠有利が定説の新潟直線1000mで、セルレアを内ラチ沿いから勝利に導くなど大胆な騎乗も多く、ファンを魅了する騎乗に注目が集まっている。趣味は映画、ドラマ鑑賞、料理。好きな言葉は「一生懸命」。常に上を目指す期待のアスリート。




