外枠有利の新潟直線1000mで最内枠から内ラチ沿いを通って勝利するなど、その大胆な騎乗に注目度が
日増しにアップしている永島まなみ騎手が、騎乗論から日常まで余すことなく語りつくします!
悔しいエルフィンSを糧に挑む今週末は話題のあの馬のワクワクデビュー戦!
2024/2/9(金)
先週はモアニで豪快に差し切り今年3勝目を挙げたまなみ騎手。ただエルフィンSのスウィープフィートは悔しい2着。エルフィンSのレースプランや考えとは…。
そして14鞍に騎乗する今週は話題のあの新馬に騎乗!R.キング騎手の活躍からゲートの話、そして忙しい中での食事情の話まで、今週も盛りだくさんでお届けします!
悔しいエルフィンS2着 感じたスウィープの成長
——先週のお話から伺いますが、やはりスウィープフィート共に挑んだエルフィンSのお話を聞きたいファンの方が多いと思います。内目から伸びて惜しくも2着という結果でした。率直な気持ちからお聞きしたいです。
本当に悔しいです。あの差でしたので…。厩舎の方々がゲート練習をしっかりしていただいて、ゲートの駐立自体も良くなっていましたし、レースに慣れて落ち着きも出てくれていい状態で挑めたのですが…。最後直線で私は内を選んだのですが、直線向いてから(団野)大成さん(逃げたナムラエデンに騎乗)の外に出しても良かったと思っています。
——今まなみ騎手が「厩舎の方々がゲート練習をしっかりしてくれたおかげ」と話しているように、課題のゲートはクリアできましたね。
そうですね、今まではハミが下に下がったりゴソゴソするところがあった馬だったんです。今回はレース前に2回、ゲートの後ろから出したのですが、その際は後ろの扉を少し蹴るくらいで、それ以上はしませんでした。
練習してくださったおかげだと思いますし、スウィープもレースを使うごとに返し馬からゲートに入るまでの雰囲気が落ち着いて、だいぶ良くなっています。成長を感じました。
——レースプランについては事前にあまりお聞きしないことにしていますが、当初から道中外ではなく内で運ぶプランを持っていたのでしょうか。
スタートに課題のある馬なので、まずはスタートを出てから周りの馬の動き次第でと思っていました。内に豊さん(3番エリカエスティーム)と瑠星さん(2番ライトバック)の走る馬がいたので、それに付いていこうと考えたのですが、今の京都の芝が悪い分、コーナーに入るまで内がガラっと空いていたんです。
スウィープ自体馬格があってパワーもあり、荒れた馬場はそこまで苦にしない子なんです。外回りで直線が長いことも考慮し、コーナーを回るまではロスなくインで折り合いを付けるために内を選びました。
——道中は3、4番手と阪神JFとは一転して好位から運ぶ形となりましたが、スウィープフィートの新たな一面を見た思いです。
そうですね、今まで勝った時もそうですし、前走の阪神JFも2走前の白菊賞も後ろから外を回していい脚を使って伸びてくれる形だったので、今回インで馬の後ろで折り合う、これまでとは違った一面を見せてくれました。
——ファンの皆さんでも気にされている方が多いと思いますが、4コーナーの進路は外から武豊騎手騎乗のエリカエスティーム(3着)がフタをしてきたことに起因するものでしょうか?
いや、そうでもないですね。頭数も少なかったですし、外差しの馬場なのでみんな外に散らばるだろうなと思っていました。
土曜朝に馬場を歩いた際、内から真ん中まではそこまで変わらなかったんです。スウィープ自身悪い馬場を苦にしない子ということも踏まえ、少しでもロスなく運べればと内を選んだのですが、結果から言えばナムラエデンに騎乗した大成さんの後ろから外に出せたので、私のこういった部分の細かい判断がまだまだだったと思います。
今週馬房でくつろぐスウィープフィート(まなみ騎手提供)
——まなみ騎手からすると、前を走るナムラエデンももう少し外に行くイメージだったのでしょうか?
エデンはあのあたりを通るだろうなと思っていました。みんな真ん中あたりを走っていて、その内を走ってもいいなと…。馬場を歩いてもそこまで内と真ん中の差はないのですが、エデンの外に出せれば結果は変わってきたかもしれません。
——次走はチューリップ賞と発表されています。今後コンビを組む時をまた楽しみにしております。
そうですね、(武)豊さんが乗るみたいです。またコンビを組ませていただける時は頑張ります!
——さて、先週のトピックとしてもう1つ、モアニで勝たれた土曜の京都5R・3歳未勝利のお話も伺います。「自信を持って臨みたい」と先週おっしゃっていたレースで、4コーナー15番手から豪快な差し切り勝ちを決められました。
今までは結構前で競馬していた馬なんですが、今回はスタートした後に自分からそんなにハミを取らず、前の進路も塞がってしまったこともあってポジションは取れませんでした。ただ調教ではすごく切れ味のある動きをしていたので、切り換えて脚を溜める競馬にしました。
——前走とは一転して後方からとなりましたが、ハイペースだと感じながら騎乗されていたのでしょうか。
結構前が流れているなと思って乗っていました。馬自身そこまでガッツリついていくというより、悪い馬場を気にしながら走っている感じだったので、馬のリズム重視で進めました。まだまだ良くなってくれる子だと思いますし、すごくいい脚を使ってくれたので楽しみです。
——ちなみに次走は…。
3月の中京2週目、フローラルウォーク賞(3月17日、中京芝1600m)に乗せていただけることになりました。頑張ります!
——先週の話ではありませんが、今週まなみ騎手は水曜に高知、木曜に笠松と地方競馬で連戦されました。水曜の高知2R・足摺盃はクリノキングマンに騎乗し、本当に惜しい2着でしたね。
キングマン、新馬の前は「牛さん」というくらいのんびりした子だったんですが、最近すごくウルさくなってしまって…。周りが暴れてもノソっとしている子だったのにすごく元気になってしまっているんです。それで私、今回パドックで跨ってから振り落とされました。
——そんなことになっていたのですね…。
ファンの方の前で右のお尻から地面に落ちてしまい…。レース後厩舎でキングマンに触りながら「お尻が3つに割れましたよ」と報告したんですが、キングマンは「触るな!」とめちゃくちゃ嫌がってました…(笑)
レースでは私もちょっと早く踏み過ぎてしまいましたね。最後も内のほうを走ってしまい、もう2頭ほど外で走れていれば良かったと思います。私のミスです。
レース後和解?したまなみ騎手とクリノキングマン
今週末は14鞍に騎乗!アーニャに似ている話題の新馬が登場!?
——今週は土曜京都で6鞍、日曜小倉で8鞍の計14鞍に騎乗されます。いつも通り実戦、調教で騎乗されている馬を中心にお聞きしますが、土曜京都は調教、実戦で初騎乗の馬が多く、唯一騎乗経験があるのが10R・飛鳥Sのカネフラ。昨年末の前走でまなみ騎手を背に勝利し今回が昇級初戦です。
カネフラは2走乗せていただいて2つとも勝たせていただいているのですが、どちらも3、4コーナーで若干モタつくところを見せていたんです。ただ直線を向いてからはいい脚を使って伸びてくれましたし、昇級戦になりますが、カネフラらしいレースができればと思います。
——京都芝はかなり力が要りそうな状況ですが、カネフラにとって今の馬場も問題なさそうでしょうか。
そうですね、大丈夫だと思います。今の外差しの京都の馬場もカネフラには合いそうです。
——日曜小倉に話を移すと、2Rの3歳未勝利に出走するマーメイドは2戦連続の騎乗となります。今回は1200mですね。
前走1400mで乗せていただいたのですが、序盤結構ハミを噛んでしまったのでこの距離はいいと思います。今の小倉は馬場が悪いので、なるべくいいところを通してスピードを生かしたいです。
——小倉芝はもう内伸びなのか外伸びなのか分からない馬場になってきましたね。
難しいですね。先週乗った時は内から真ん中あたりまでボコボコして荒れていました。その中で内が残ったと思ったら、今度は外が伸びたり…。
——5カ月半ぶりの実戦となる3R・4歳上1勝クラスのルソレイユは最終追い切りに騎乗されています。
今回追い切りではブリンカーを着けて乗せていただきましたが、休み明けでも息遣いは問題なかったですし、最後も楽に動けていました。久々はあまり関係ないかなと思います。
——前走も騎乗され「脚を使うタイミングが重要になる」とおっしゃっていた7R・4歳上1勝クラスのサトノヴィーナスは2度目の騎乗ですね。
ヴィーナスは前回大外枠からポジションを取れず後ろからになってしまい、まだ馬場も良く前残りという結果でした。今は馬場も荒れて差しが入るのはヴィーナスにとってプラスになりそうです。もう少しポジションを取って運べればいいと思います。
——このコラムでもお馴染みの存在である10R・太宰府特別のコイニョウボウは、開催終盤の荒れた小倉の芝も合いそうですね。
そうですね、小柄な女の子ですが道悪も苦にせず走ってくれますし、前走幸さんが乗った昇級戦も馬場の悪い内から一頭だけよく伸びて頑張っていました。未勝利を勝った時も小倉のこのような馬場だったので、その時のイメージで運べればチャンスがあるんじゃないかと思っています。
——まなみ騎手とは3度目のコンビになる12R・4歳上1勝クラスのヒルノピレネーは再度小倉ダート1700mに登場します。
2走前に乗せていただいた時は休み明けで結構ハミを取って引っかかる時がありましたが、前走はリラックスしてリズム良く運べました。最後末脚が切れる馬ではないので、もう少し淡々と流れた中でリズム良く運べれば力を出してくれると思います。積極的な競馬で頑張りたいです。
——…実戦でも調教でも騎乗されていないのですが念のためお聞きします。土曜の京都4R・3歳新馬でアーニャワクワクに騎乗されることに関連して、SPY×FAMILYを見ていらっしゃいますか?
私、SPY×FAMILY読んでるんです(笑)。普段マンガはあまり読まないんですが、SPY×FAMILYは読んでるんです。なのでアーニャは知っていました、ピーナッツが好きとか(笑)
古川(奈穂)さんが調教に乗ってくださっていた馬で、「結構ハミを取ってくれる馬だけど、物見をして周りを気にするところがある」とおっしゃっていたんです。教えていただいたそういう部分を頭に入れながら競馬できればと思います。
——物見するあたりが作中のアーニャっぽいですね。
そうですね、どこかに行きそうなところがアーニャっぽいです(笑)
大移動の一週間!多忙な中の食事情とは…
——さて、今週もファンの方から色々メッセージ、質問が届いております。何より多かったのが、先週発表した初グッズ・"MANAWINバッグ"についてでした。「めちゃくちゃかわいいです!」、「販売してください!」というご意見が多数寄せられております。
本当ですか(笑)。かわいく作っていただいて、私もすごく気に入ってるんです。厩舎の方々にちょうだいと声をかけてくださったりして、皆さん気に入ってくださっているみたいです!
——あまりの反響にこちらも驚いてしまいましたが、まなみ騎手グッズ第2弾のプランもあるようですので、こちら、まなみ騎手からの発表をお待ちください。やはり次は"YUTAcurry"を意識してカレーでしょうか。
対抗して頑張ってみます(笑)
——食べ物関連で半ば強引な繋がりですが、ファンの方からのご質問を1つ。ペンネーム・けいのすけさんからのメッセージです。「毎週コラムが更新されるのを今か今かと楽しみに待っています。2週続けて土曜日曜別の競馬場で乗られることが続いていますが、土曜夜のご飯はどうされているのか気になりました。食堂があるとは聞いたことがありますが、到着時間により食堂が開いていなくて食べずに就寝もあったりするのか、食べるのがお好きなまなみ騎手がどう過ごされているのか知りたいです」とのことです。食いしん坊キャラになっていますね。
そうですね、食いしん坊キャラですね(笑)。私、調整ルームの食堂は全然利用することがないんです。節内移動(土日違う競馬場で乗ること)じゃなくても、夜はコンビニで買ったご飯を普段食べていて。駅のホームで買ったおにぎりを食べたりしています。
珍しく私もお腹がすかない時があって(笑)、競馬の時はあまりお腹がすかないんです。いつもおにぎり2個とか、そこにデザートとかで済ましていますね。
——先週は土曜京都、日曜小倉でしたがこの時も…?
京都駅でおにぎりを買って、新幹線の中で食べて、お風呂入って寝る、そんな感じです。
——朝ごはんの時に食堂を利用されることもないのですか?
私、競馬の時は朝もそんなに食べないんです。体重ではなく、体が重く感じてしまうんですよね。動きづらいというわけではないのですが。軽くエネルギー摂れるものは摂りますが、ガッツリは食べないです。
——割と皆さん食堂に集まって、お酒を飲んだりしてワイワイされている方もいるイメージがありました。
案外そうでもないですね。何人か集まって飲んでいるのは何度か見たこともありますが、頻繁ではないです。障害ジョッキーの方々が食堂でワイワイ飲まれているのは見たことあります。
——まなみ騎手といえばお酒好きでもありますが、調整ルームで飲んだりはされないのでしょうか。
一度もないですね、レースが終わってからいただいてます!
——例えば今週のように、水曜高知、木曜笠松のような場合は食事はどうされるのでしょう?
笠松なら距離的にも着くのが早いので、事前に作っておいたご飯を家で食べてから向かう感じです。多めに作っているので家でチンして…。
——今週は高知→笠松→京都→小倉と大移動の一週間ですね。
そうですね、水曜に高知で乗って、水曜中に栗東に戻ってきて、翌朝調教に乗ってから今度は笠松に行きました。
——すごい移動スケジュールですね…。ちなみに高知まではどのように行かれるものなのでしょう。
(大阪)伊丹空港から飛行機です、(田口)貫太と行ってきました!伊丹までは私が運転する車で貫太を乗せて。貫太のドライバーみたいな感じで、伊丹までお届けしました(笑)。帰りは貫太と高橋康之先生と一緒で、2人を乗せてまた私の運転で栗東まで戻ってきましたね。
伊丹空港まで無事送迎された田口貫太騎手(右)
——もう一つ、先週の競馬に関連したご質問を紹介させていただきます。ペンネーム・まなみ信者さんさんから「manaminグッズ、カワイイです。欲しいです。どんどん増やしてください。さて、R.キング騎手がジョッキーパンツに"レイチェル"とカタカナ表記で楽しいですが、まなみ騎手も"まなみ"表記にしないのですか?」というご質問がありました。先週の東京新聞杯をキング騎手が勝ちましたので、タイムリーなお話かと思うのですが。
ひらがなでも全然いいですね。今使っているピンクの"MANAMI"と書いてあるものは、21歳の誕生日の時に姉と母からプレゼントしてもらったものなんです。また新しく作る時はひらがなもありです。
——ペンネーム・まなみ信者さんからも「キング騎手凄いですね。何かキング騎手と話してみたいことはありますか?」というご質問がありました。普段違う競馬場での騎乗が多いですが、話されたことはあるのでしょうか?
まだお会いしたことはないですね…違う競馬場で乗っているので。スケジュール的にも会わなさそうなのですが、どこかでお会いしたいです。
——キング騎手の騎乗VTRは見ていらっしゃると思いますが、まなみ騎手から見るキング騎手の長所は具体的にどのようなところなのでしょう?
先週の東京新聞杯もそうですが、行きたがる馬でもしっかり抑え込むというか、折り合いをつけて運ばれている姿を見て凄いなと思います。ガチャガチャせずにガッチリ抑えられていて…。そういった部分をもっと見習っていきたいと思いました。
——キング騎手の騎乗を見て、まなみ騎手がお聞きしたいことが何かあれば伺いたいです。
日本の競馬に来られてから、すぐに日本競馬に対応されているところがすごいです。ポンポンと勝ってもう8勝されていますし、競馬の際にどういうところを意識して道中運ばれているのか気になりますね。
——この東京新聞杯では1番人気マスクトディーヴァの出遅れも話題になりました。ゲートの前扉が他馬より遅く開いたことがネットでも話題になっていましたが、このような現象はたまにあることなのでしょうか。
私もありますね!ゲートの前扉にはロックが掛かっているのですが、開く前に早めに突進してしまうと前扉が遅れて開くんです。中でゴソゴソして突進すると、他の馬より前の扉が遅く開くことはあります。
——これは競馬学校で習うものなのですか?
そうですね、競馬学校でも教わりますし、デビューしてからも発走委員の方からしっかり守るよう注意はあります。ただどうしても馬も生き物なので、ゲートの中が怖かったり、イライラして暴れる子もいます。なかなか100%(突進を)起こさせないのは難しいところではありますね。
——馬が前扉を押さないようにするために誘導するというのは、想像する以上に難しそうですね。
ゲートの中は馬1頭分の狭いところで、どうしてもバタバタすると難しいところはあります。私も早めに突っ込んでしまい前扉を遅く開けて制裁を受けたことがありますが、駐立もジョッキーの仕事なので、しっかり制御しないといけないなと感じています。
——今週も多くの「学び」をありがとうございます!そういえば今週、競馬学校の卒業式がありましたが、兵庫の名手・吉村智洋騎手の息子さんである吉村誠之助騎手も卒業されていましたね。誠之助騎手のことはまなみ騎手も昔からご存じとか…?
そうですね、誠ちゃんは私が昔園田のジョッキーの社宅に住んでいた時に上の階に住んでいたんです。
——いずれ誠之助騎手と対談なんかもできればと考えております。
誠ちゃんさえ良ければ(笑)、よろしくお願いします!
いつも永島まなみ騎手コラム"まなみの学び"をご覧いただきありがとうございます!コラム開始5カ月、ここまでまなみ騎手に色々な質問に答えていただきました。
"ファンの皆様と共に歩む"コラムとして、これからもファンの皆様の質問を幅広く頂戴し、ご本人に聞いていこうと思っております。
競馬に関すること、そして日常生活について、永島まなみ騎手にこれだけは聞いてみたい!ということをぜひご応募ください。頂いたご質問、メッセージは上記のようにご本人に届けさせていただきます。
すべてのご応募はメールにて受け付けております。メールの件名に「まなみ騎手へ」、本文にお名前(ペンネーム)を記載の上、以下のアドレスまでご質問をお願いいたします。皆様ぜひご投稿よろしくお願いします!
manami_nagashima@keibalab.jp
プロフィール
永島 まなみ - Manami Nagashima
2002年10月27日生まれ、兵庫県出身。
父は兵庫競馬で数多くの重賞を制した永島太郎元騎手(現調教師)。父の背中を見てジョッキーを志し、幼少期から乗馬を始め、2018年に競馬学校騎手課程37期生として入学。2021年にジョッキーデビュー。
同年3月14日中京2Rでアクイールに騎乗し初勝利を挙げると、1年目はJRA7勝を挙げる。そして2年目の22年に3倍となるJRA21勝を挙げ躍進。外枠有利が定説の新潟直線1000mで、セルレアを内ラチ沿いから勝利に導くなど大胆な騎乗も多く、ファンを魅了する騎乗に注目が集まっている。趣味は映画、ドラマ鑑賞、料理。好きな言葉は「一生懸命」。常に上を目指す期待のアスリート。