外枠有利の新潟直線1000mで最内枠から内ラチ沿いを通って勝利するなど、その大胆な騎乗に注目度が
日増しにアップしている永島まなみ騎手が、騎乗論から日常まで余すことなく語りつくします!
祝・JRA通算100勝達成!今週末も小倉でヤッタルデー!
2024/7/12(金)
先週土曜、JRA通算100勝をさせていただきました。100勝させていただきましたが、今までデビューしてからサポートしてくださった方々のおかげだと思っています。支えてくださった関係者の方々に感謝しながら、もっと技術を磨いていければと思います!
——改めまして、JRA通算100勝おめでとうございます!
ありがとうございます!
——メモリアルレースとなったのは土曜小倉3R・3歳未勝利のヨシノヤッタルデーでした。リーチが掛かった状態で臨んだ先週末でしたが、すぐに達成されましたね。
そうですね、特段100勝を意識はしていなかったのですが、1つでも早く勝って達成したいなと思っていました。
——道中内ラチ沿いをロスなく追走すると、直線入口で逃げたゲーベルの進路を確認して直線ラチ沿いから抜け出すまなみ騎手の好騎乗が光りました。
狭いところをひるまずに伸びてくれたヨシノヤッタルデーが本当によく頑張ってくれましたね。3枠4番という枠もあってゲートを出てからロスなく立ち回って、最後どこか開くかなと思いながら乗りました。直線では最後しっかり伸びてくれましたし、馬に感謝したいレースです。
——ヨシノヤッタルデーにとっては初の1000mとなりましたが、うまく対応してくれましたね。
レースに乗る前は1000mはちょっと短いかなと思っていたんです。うまく対応してくれました。
——タイムも悪くなく、昇級しても楽しみですね。
一度放牧に出たようですが、昇級しても楽しみな子です!
——100勝達成後のお話は後ほどたっぷり伺います。この1つ前のレース、土曜小倉2R・2歳未勝利のマナミンは新馬戦からまさに一変の2着でした。
そうですね、距離を延ばした今回も道中はずっと踏んで踏んでの形になりましたが、追ったら追った分だけしっかり応えてくれました。想像以上に前進がありました。
——まなみ騎手もレース後「この距離でも踏んでいかないといけなかった」とおっしゃっているように、道中促しての追走が印象に残りました。
ずっと促し通しではありましたが、調教では少しずつ前向きさも出ていたんです。2戦目で変わってくれましたね。
——新馬戦前は"おとなしくおっとりしている仔"という評価でしたが、1度使って気性面も大きく変わってきたのでしょうか?
かなり元気になりました(笑)。今回の小倉1800mはポケットからゲート裏まで距離があるのですが、ここでもう我慢できずに立ち上がったり、頭を下げて走り出そうとしたり、デビュー前よりだいぶ気が入ってきましたね。
——お姉さんのソアラもテンションが高いところがあったとのことですが、また違った気の入り方なのでしょうか。
お姉ちゃんのソアラはガーっと引っ掛かるところがありましたが、マナミンは跳びが大きく綺麗ですし、道中はむしろ促していくところがあるので違ったタイプだと思います。
——次走が楽しみになる2着でしたが、この次は…
マナミンはそのまま小倉に滞在していて、小倉の最終週(7月21日日曜1R)に乗せていただきます!
——土曜日はメインレースの釜山Sで7番人気のクロデメニルに騎乗され、しぶとく粘って3着。先週のコラムで「揉まれなければいい競馬をしてくれると思います」というまなみ騎手のコメントを見て馬券を取られた人も多いかもしれません。
枠も外で良かったですし、最初スタートから出していったところ今までよりハミを取ってくれました。前3頭が並んでいく厳しい形でしたが、しっかり食い下がって頑張ってくれました。
——前走の安芸Sは少し重かったとのことで、-18kgも良かったでしょうか。
そうですね、プラスに向いてくれたと思います!
——忘れてはいけないのが先週のもう一つの勝利となった日曜小倉6R・2歳新馬です。名付け親となったスリールミニョンとのコンビでの勝利、おめでとうございます!
ありがとうございます!初めて名前を付けさせていただいた馬ですし、すごく嬉しかったです。私は一週前追い切りにしか乗っていなかったのですが、ずっと乗っていただいている攻め専の方が「新馬から楽しみだよ」と結構前からおっしゃっていて、期待も高かったんです。
——「直線スッと加速できなかった」とのことですが、これは新馬戦だったからということでしょうか。
そうですね、一週前追い切りの時もそこまでスッとキレる脚は使わなかったのですが、新馬戦だったこともあると思います。
トレセンではスタートも速かったものの、初めての競馬ということでスタートから結構出していかないと2番手のポジションは取れませんでしたし、レースを経験した分この次は道中の行きっぷりなんかも変わってくるのではないでしょうか。
——名付け親がまなみ騎手であることはレース前から話題だっただけに、ゴール後検量室での反響も凄かったのでは…?
いろんな方が「名付けた馬やな」と声をかけてくださいましたね。
——マナミンと同じ福盛訓之オーナーの愛馬ですが、前日のマナミンが2着だったこともあって福盛オーナーの喜びようもひとしおだったのではないでしょうか。
そうなんです、実は前日のマナミンの時に、レース前にオーナーと(高橋)先生と記念に写真を撮ったのですが、その時にピースサインで撮ったところ2着だったんです…。なのでミニョンのレース前に写真を撮った際は指を1本だけ立てたら勝てました!これからオーナーと写真を撮る時は指1本ですね(笑)
今週、厩舎でリラックスするスリールミニョン
※まなみ騎手ご提供
——注目の次走ですが、どのあたりになるのでしょうか?
新潟2歳S(8月25日、新潟芝1600m)に行く予定になっています。乗せていただけるとのことで頑張ります!
——好調・まなみ騎手の勢いは止まらず、今週水曜の園田10Rでは地元兵庫のラピッドベルとのコンビで見事逃げ切り勝ちを決められました。
エキストラで乗せていただいて勝たせていただきました。ラピッドベルには栗東トレセンにいた時に一度調教で乗せていただいたことがあるのですが、その時に比べて精神面でだいぶ大人になってくれていましたね。
その分落ち着いて競馬に臨めましたし、追ったら切れる馬ではないものの、後ろから来られてもしっかり粘ってくれました。
——そういえば先週、土曜の小倉競馬終了後に日本騎手クラブ主催のチャリティーゼッケン販売が行われ、まなみ騎手も参加された握手会が行われたようですね。
たくさんの人が暑い中最後まで残ってくださって、ありがたかったです!
——コラムを読んでいただいている多くのまな民の方も参加されたようで、「握手できて感動しました!」というご感想がこちらにも届いています。
それはありがたいですね(笑)
——なぜか坂井瑠星騎手がお客さん側で参加されていたとか?
サプライズだったんです。最後の最後に姉と、瑠星さんと、(団野)大成さんのバレットさんの3人が並んでいて、聞いていなかったのでビックリしました(笑)
——販売ゼッケンの収益は全て能登半島地震の災害義援金として石川県に寄付されます。定期的にこのようなチャリティイベントが開催されるといいですね。
そうですね、ファンの方とも接することができる機会ですし、次を楽しみにしています!
土日は17鞍に騎乗!今週末もヤッタルデー!
——今週末も小倉競馬で騎乗され、土曜9鞍、日曜8鞍の計17鞍に騎乗されます。いつも通り実戦、追い切りに騎乗経験のある馬を中心に伺いますが、土曜2R・3歳未勝利のルージュベラドンナはデビュー戦だった前走に続き、2度目の騎乗となります。今回は400mの距離延長がポイントになりそうですね。
前走はデビュー戦ということもあって道中追走に忙しいところがありました。追走が忙しい分道中差が詰まらなかったので、距離延長はいいと思います。元々調教はいい動きをする馬ですし前進してほしいです。
——続く3R・3歳未勝利では同じ東京サラブレッドクラブのルージュレイナスと、こちらも2戦連続のコンビ結成です。
前走は内で詰まってしまって、最後進路を見つけられていればという内容でした。今回はうまく進路を見つけてスムーズに導ければと思います。力はある子だと思います。今回も外過ぎなければいいですね。
——先ほど枠順が発表され、2枠4番でした。
おお、いいかもしれません!
——今週最終追い切りに騎乗された5R・2歳新馬のラテライトはいかがでしょうか。
馬がまだかなり若い印象があります。ずっとキョロキョロと物見したりするところがありました。追い切りでは集中すればいい手応えで走ってくれましたし、集中力が散漫なところに気を付けてレースに挑みたいです。
——ちなみに今、まなみ騎手は新馬戦3連勝中です。4連勝チャレンジとなります。
本当ですか!頑張らないといけませんね。そういえばラテライトは顔がすごくかわいい仔なんです。ファンの方にもぜひ顔に注目していただきたいです。
——それはパドックなどで要注目ですね。続く6R・3歳未勝利の自厩舎ピンクピースは先々週のデビュー戦に続き、2度目のコンビ結成となります。
前回乗せていただいて、デビュー戦としては良い内容で走ってくれました。一度使った分の上積みはありそうですし、もう少し流れに乗っていければと思います。
——一週前追い切りに騎乗した8R・3歳上1勝クラスのウインリュクスは実戦初騎乗となりますね。
追い切りに2週連続で乗せていただいていい動きを見せてくれています。まだ未勝利ではありますが力のある子だと感じましたし、前で積極的に運びたいですね。
——昨年12月にまなみ騎手を背に1勝クラスを突破した10R・不知火特別のショウナンナダルは5走ぶりの騎乗となります。今回は前走から400m延ばして1800mですが、いかがでしょうか。
ちょっと力む部分がある子で、前に行き過ぎると止まってしまうところがあるだけに、前半折り合いに気を付けて乗りたいです。
——そういえばまなみ騎手がこの馬と初めてコンビを組まれた時は1800mで3着でした。
新潟でしたね。厩舎の方に聞いたら、3走前に浜中(俊)さんが1800mで乗った際に「1F長いかもしれない」とおっしゃっていたようなんです。初勝利は小倉の1800mなので、舞台設定は問題ないと感じていますし、小回りの分対応してくれればと思います。
——12R・3歳上1勝クラスのユメカナウケンは2週間ぶり、3度目の実戦騎乗となります。
結構前向きな子でスピードがあります。前回は3、4コーナーでしんどくなってしまっただけに、もう少し楽にポジションを取れれば終いもうひと踏ん張りしてくれるのではと思っています。
——日曜に話を移しまして、2R・2歳未勝利のダイメイハマダは新馬戦に続き2度目の騎乗となりますね。
新馬ではレース中ずっと物見していて…。最後はすごくいい脚を使ってくれたので、道中もう少し集中して走れれば結果は変わってくると思います。
——4R・3歳未勝利、自厩舎のアインハーディは今回が芝に戻っての一戦となります。騎乗された一週前追い切りの感触はいかがでしたか?
放牧から帰ってきてから馬が一段としっかりして、いいバランスになってきました。今週も助手さんがCWで乗ってくださってラスト1F11.1と切れる脚を使えていたように動きもいいです。実戦に行くと少しキレるところがないので、そういう部分を踏まえながら乗りたいです。
——"新馬のまなみ"がこの日の6R・2歳新馬でコンビを組まれるのが自厩舎のブレイジングスターです。先週坂路での追い切りに騎乗されていますね。
馬房で休むブレイジングスター ※まなみ騎手ご提供
先週乗せていただいた時は併せ馬で後ろから行ったのですが、併せた相手が普通キャンターで走っている時に抜かそうとしたら、少し相手を気にするようなところがありました。抜かさないということはないのですが、促さないと抜いていかないタイプと感じています。
ゴーサインを出したらしっかり応えてくれましたし、終いの反応は良かったです。今日(取材日は7月12日金曜)もゲート練習に行ったところスタートは速かったです。すごく従順な子なので、スタートを決めてうまく競馬の流れに乗れれば楽しみです。
——ちなみにブレイジングスターは普段、どんな性格の子なのでしょうか。
ちょっと怖がりなところがある男の子なんですが、馬房でも本当に人懐っこい子で、抱き着いても嫌がらないんです(笑)。乗っていても1頭でどこにでも行けるくらいドッシリしています。ちょっと怖がりな部分もかわいいなと思います。
ブレイジングスターとのイチャイチャタイム ※まなみ騎手ご提供
JRA通算100勝セレモニーの舞台裏!永島なまみ爆誕!?
——重賞初制覇に続いてJRA通算100勝達成、吉報が続きます。今週の栗東トレセンでも相当祝福していただいたのではないでしょうか。
そうですね、本当にいろんな方におめでとう、おめでとうと言っていただきありがたかったです!
——3年4カ月前、ルーキー・永島まなみ騎手が中京競馬場にて、アクイールで勝利を挙げてから、JRAで100の勝ち星を積み上げました。ご自身としては100勝達成は早く感じるでしょうか?
全然早いとは感じてないですね。これはいつもそうなのですが、取りこぼしたレースと言いますか、自分の未熟さでいい結果を出せなかったことが多々あるので…。もっと頑張らないといけないなと思います。
——デビューの地・小倉での達成となりましたね。
そうですね、デビューした場所で100勝を達成させていただいて…。小倉競馬場も大好きな競馬場なので嬉しいですし、ヤッタルデーが暑い中頑張ってくれたおかげです。
——ここまで積み上げたJRA100勝、どれも思い出深いものだと思いますが、ご自身の転機となる勝利を挙げるとするとどの勝利になるか伺いたいです。
やっぱり新潟の直線1000mで1枠1番から勝たせていただいたセルレア(22年10月16日新潟7R)ですね。あの勝利は転機の一つだったと思います。
——ここからはファンの方の質問も取り入れながら伺います。ペンネーム・leyさんからのご質問です。「100勝目のゴール通過後横を見ていましたが、2着の西塚騎手から何か声をかけてもらいましたか?」というメッセージをいただきました。
おめでとう!と声をかけてもらいました!
——西塚騎手が声をかけたと思われるタイミングから、まなみ騎手が横を見るまで一瞬間があったような…?
映像で見たらその前にしゃべりかけてくれているようなのですが、全然聞こえなくて(笑)。その後におめでとう!と聞こえたのでありがとう!と返せました。
——坂井瑠星騎手や団野大成騎手といった、まなみ騎手をかわいがってくれている皆さんもゴール後祝福してくださったのでは…
そうですね、検量室に帰ってきたらも皆さんに祝福していただきました!
——SNSではゴール後、スタンドから優しい表情で見守る高橋康之調教師の写真も見られました。先生からは何と?
先生からも「おめでとう!」と言っていただき、握手もしていただきました。喜んでくださっていましたね。
——JRA通算100勝達成セレモニーでは多くのジョッキーの皆さんが集まりました。お姉さんのみなみさんからターフィー人形を手渡されていましたが、みなみさんが泣いていたようにも見えます。
全然泣いてなかったです、ずっと笑ってました(笑)
——ちなみにみなみさんからはどのような祝福の言葉を掛けられたのでしょうか。
姉からも「おめでとう!」と言ってもらえました。姉はずっと私のことをサポートしてくれていて、姉がいてくれたからこそできたことだと思います。感謝したいです。
——みなみさんがこの文章を読んだら泣きますね…。
泣きますかね?(笑)。涙もろいんですよね、ある意味心が優しいのかすぐ泣くんです。私はそんなにすぐは泣かないんですが、姉妹でケンカなんかになっても私がバーっと言ったら姉はすぐ泣きます(笑)
仲良しのお姉さん・みなみさんと
——みなみさん、弱点をバラされてしまいましたね…。以前メモリアルセレモニーのうちわはバレットの皆さんの手作りだということをコラムで話していらっしゃいました。今回のうちわはみなみさんの作品なのでしょうか?
そうなんです、全部姉が作ってくれました!
——そんな中、団野騎手が"ま""な"と書かれたうちわを、誤って逆に持っていて…
"なま"ですよね(笑)。セレモニーが終わった後、私と姉がいるところに大成さんがやってきて、「みなみさんごめん、"なま"って持ってた…」とわざわざ言いにきてくださったんです。永島なまみになりました(笑)
——なまみ騎手へ、先ほど質問していただいたペンネーム・leyさんからもう一つ、「メモリアル表彰の時にターフィーくんぬいぐるみを持ってますが、終わったらもらえるのでしょうか?」という質問もいただいています。こちらのターフィーくんは今どこへ…
このターフィーくん人形はいただけます!デビューした時もいただけるのですが、その時のものも今回のものも母にあげました。日付をつけて実家に飾ってくれています。なかなかもらう機会がないですが、家中ターフィー人形でいっぱいになるくらい頑張らないといけないですね。
左が100勝時、右が初勝利時のターフィー人形 ※まなみ騎手ご提供
——さて、多くのまな民の皆様が気にしていたであろう"永島まなみ通算100勝プラカードダービー"ですが、大本命と見られていた田口貫太騎手…ではなく、同期の角田大和騎手でしたね。
そうなんです、角田さんが持ってくれました(笑)
——もちろん同期だからという理由が大きいと思いますが、どのような経緯で角田大和騎手が持たれていたのでしょうか?
私が馬を降りて写真を撮る時には、もう角田さんが持ってくださっていました(笑)。角田さんが持ってくださって、先輩方も集まってくださって、同期の小沢くんや松本くんもきてくれてすごく嬉しかったですね。
プラカードを持つ同期の角田大和騎手。うちわは姉・みなみさんの作品
——ちなみに当初持つと思われていた仲良しの田口貫太騎手からは何か祝福の言葉を掛けられたのでしょうか。
「おめでとうございます!今週なんとかまなみさんに(JRA通算100勝を)達成されないようにしようとしてたのに、アッサリ行かれました!」と言われました(笑)。「なんでやねん!」と言っておいたんですけれど(笑)
——先週のコラムでも少し話になりましたが、田口騎手、ちょいちょい悪いですよね(笑)
いや、ちょいちょいじゃなく普通に悪いです(笑)
——同期といえば、同日の函館メイン・マリーンSで永野猛蔵騎手が勝利し、37期生の2人が同日に100勝達成という快挙もありました。
永野くんがあと1勝なのは競馬前から知っていましたし、これからも同期で切磋琢磨してお互いを高め合えればと思います!
——同期が同日に100勝達成は19期の石橋脩騎手、松岡正海騎手以来、なんと18年ぶりの快挙とのことです。
そうなんですか…!知らなかった…。
——永野騎手とは開催後に連絡を取られたのでしょうか?
開催後に「おめでとう」と連絡が来て、「これからも頑張ろう!」というやり取りになりましたね。
——永野騎手は見た目からか、文面も真面目そうなイメージがあります。
全然そんな感じではないです(笑)。普段から優しいです、同期とはまったく連絡は取り合わないのですが(笑)
——そういえばJRA100勝達成記念のジャンパーの製作も進んでいるとか…?
そうなんです、もう少しでサンプルができそうです!
製作中の100勝記念ジャンパー(デザインは更に変わる可能性があります)
——こちらのジャンパーに関しましては、また完成した際に特集させていただこうと思います。今回多くの祝福の声が届いたと思いますが、今後も200勝、300勝とどんどんクリアされることを楽しみにしています。
はい、これからも頑張ります!
——100勝を達成された小倉開催終了後、羽田経由で北海道に入られ、セレクトセールにも姿を見せられていました。多くのオーナーさんやメディアに引っ張りだこでしたね。
たくさんの方に声をかけていただいて、ご挨拶させていただきました!
——翌日に佐賀競馬参戦を控えていたこともあり月曜のみの参加でしたが、セレクトセールの感想を伺いたいです。
普段競馬場でなかなかお会いできないオーナーの皆さんにご挨拶できてよかったです。あとは昨年もそうなんですが、福盛オーナーと高橋先生とセリで手を挙げさせていただく貴重な経験をさせていただきました。
——まなみ騎手が手を挙げて落とせたのでしょうか?
残念ながら落とせなかったんです…。1億近くまでは5回くらい挙げたのですが、5億9000万円まで上がってしまって…。
——デルフィニアⅡに挙げられていたのですね。来年は購買者欄に"20000 永島まなみ"という文言が見られることを楽しみにしています。
いつか…なれますように(笑)
——セレクトセールでは会場の隣にておいしいお食事も提供されることが恒例となっていますが、まなみ騎手も"セレクトグルメ"を楽しまれたのでしょうか?
ちょっといただきました!ソフトクリームを食べられなかったので、こちらは来年の楽しみにしておきます!
——今週もありがとうございました。来週もよろしくお願いいたします!
よろしくお願いします!
いつも永島まなみ騎手コラム"まなみの学び"をご覧いただきありがとうございます!コラム開始10カ月、ここまでまなみ騎手に色々な質問に答えていただきました。
"ファンの皆様と共に歩む"コラムとして、これからもファンの皆様の質問を幅広く頂戴し、ご本人に聞いていこうと思っております。
競馬に関すること、そして日常生活について、永島まなみ騎手にこれだけは聞いてみたい!ということをぜひご応募ください。頂いたご質問、メッセージは上記のようにご本人に届けさせていただきます。
すべてのご応募はメールにて受け付けております。メールの件名に「まなみ騎手へ」、本文にお名前(ペンネーム)を記載の上、以下のアドレスまでご質問をお願いいたします。皆様ぜひご投稿よろしくお願いします!
manami_nagashima@keibalab.jp
プロフィール
永島 まなみ - Manami Nagashima
2002年10月27日生まれ、兵庫県出身。
父は兵庫競馬で数多くの重賞を制した永島太郎元騎手(現調教師)。父の背中を見てジョッキーを志し、幼少期から乗馬を始め、2018年に競馬学校騎手課程37期生として入学。2021年にジョッキーデビュー。
同年3月14日中京2Rでアクイールに騎乗し初勝利を挙げると、1年目はJRA7勝を挙げる。そして2年目の22年に3倍となるJRA21勝を挙げ躍進。外枠有利が定説の新潟直線1000mで、セルレアを内ラチ沿いから勝利に導くなど大胆な騎乗も多く、ファンを魅了する騎乗に注目が集まっている。趣味は映画、ドラマ鑑賞、料理。好きな言葉は「一生懸命」。常に上を目指す期待のアスリート。