競馬路ひと筋、“白い稲妻”タマモクロスをターフに送り込んだ名伯楽が 走る馬を作り上げた【テキの極意】を特別に伝授。週末にはその目で見極めた重賞の注目馬などもお届けします。
王者を封じ込めた馬
2016/10/8(土)
日曜東京11R 毎日王冠(芝1800m)
毎日王冠は、本番前の前哨戦やから多くの陣営が「叩き台」「八分程度の造り」と口にしとるな。だいたい秋は少なくとも3戦はしたいだろうから、ここで目一杯に作ってこないのは厩舎事情を考えたらやむを得んのや。だからこそ、このレースは荒れる可能性がある。
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プロフィール
小原 伊佐美 - Isami Obara
宮崎県出身で、1944年2月15日生まれ。騎手として通算1814戦174勝を挙げ、1977年に騎手を引退。その後は調教助手に転身。1979年に調教師免許を取得し、翌1980年に厩舎を開業。天皇賞(春)、宝塚記念、天皇賞(秋)とGI3勝のタマモクロスをはじめ、ロンシャンボーイ、ルーブルアクト、タマモイナズマ、ナナヨーヒマワリなど重賞ウイナーをターフに送り込んでいる。2014年2月に定年を迎え、惜しまれつつ調教師を引退。