初めての個人所有馬ジャスタウェイがレーティング世界No.1の評価を獲得し、種牡馬に。
人並み外れた馬運の持ち主が脚本家という本業のキャリアを活かし、馬主ライフを書き下ろします。
『カリボール出走』
2021/5/15(土)
前走後に骨折が判明し長期休養となり、骨折の傷がいえ、さあ入厩となったときに外厩にて裂蹄になってしまい少し入厩時期が延びました。蹄も治り入厩後は順調に調教を重ねようやく出走へとこぎつけました。
2年前からの凡走続き、長期休養明けとどう考えても今回人気はなさそうですが、調教のタイムがかなり良かったので個人的には期待しています。二週前、一週前と連続して坂路で52秒台でラスト1ハロンは12秒台でまとめています。3頭合わせ、CWで行われた最終追い切りではテンにもたついたと各所で書かれてはいますがソダシに首差ということですし、前をつかまえようと伸びてはいるはずなので問題ないでしょう。ソダシのほうは一週前ではありますが……。
鞍上は最近僕の馬によく乗ってくれている西村ジョッキー。一度乗ったことがあるので馬の特徴はつかんでいるはず(その時は内から出せずに惨敗でしたが……)。最近とても乗れているようですのでマジカルステージに引き続きカリボールのほうもなんとかよろしくお願いいたします。三歳春の時のように真面目に走ってさえくれればこのクラスでもやれるはず。勝たないまでも先に繋がるレースをしてくれることを願っております。
しかしこのカリボール君。本当に適したレースはどんなレースなのだろうか?といつも思います。母父がサクラバクシンオーということでもっと短い距離がよいのではという人も多いです。さらにはダートも試してみてもよいのではという意見もあります。
最近のジャスタウェイ産駒の傾向からいうとダートという選択肢もありなのかもしれませんが、ずっと芝で走っていたわけですので本当にもうどうにもならないくらい頭打ちになったら考えてみるのも手ではあるという感じでしょうか。
前走は骨折の影響があったのかもしれませんが、前々走、三走前はやる気がみじんも見られませんでした。まずは走る気を取り戻してもらいレースに参加してほしい。そして真面目に走るカリボールのあの頃の姿をとりもどしてほしいですね。
そして愛馬の近況です。近況というかなんというかなのですが、キンカメ×オツウの牡馬の名前が申請ではじかれました。理由は欧州に同じ名前の馬がいるとの理由です。
その名前なのですがどうやら1800年代の馬らしいのですが、仕方ないかもしれませんが、なんだかもやもやするのです、某ネット競馬のデータベースによると同名の馬が過去に1980年代と90年代に二頭もいるのです。その頃はネット環境というか海外の情報が今のように入ってこないとかそういう理由もあるのかもしれませんが、80年代90年代は気にせずオッケーだった名前が今はダメというのはいかがなものでしょうか?と思ってしまうのは僕だけですかね。非常に熟考して考えた名前なだけになんとも惜しい気持ちがします。
そんなこんなで出走直前の更新になってしまいましたが、カリボールには是非頑張ってほしいです。応援よろしくお願いいたします。
了
プロフィール
大和屋 暁 - Akatsuki Yamatoya
脚本家・作詞家・ライター。若くして一口馬主に出資を始め、クラブ馬主歴2年目にハーツクライと運命的な出会いを果たすと、有馬記念、ドバイシーマクラシックを制す大活躍。しかし、ノド鳴りによるアクシデントに見まわれ、突如として引退したことに一念発起、馬主になる決心を固めた。個人馬主としては、初めてデビューを果たした所有馬ジャスタウェイが大活躍の強運ぶりを発揮。遂には、目標であったドバイ遠征を実現させ、ドバイデューティーフリー(現在のドバイターフ)を圧勝。「自らの馬でドバイを勝つという」夢を実現させたばかりでなく、そのパフォーマンスが評価され、2014年度のワールドベストレースホースランキングでは、日本馬史上初の1位を獲得している。
現在の現役所有馬はカリボール、マジカルステージ、ジャスコ、キングロコマイカイ。一口馬主や共有馬ではアウィルアウェイ、ルーツドール、イストワールファムなどに出資している。
本業ではアニメ版「銀魂」、「スーパー戦隊シリーズ」などの脚本を手がけ、2020年公開の映画「デジモンアドベンチャー」も担当。愛馬との数年間に及ぶ足跡を綿密に綴った『ジャスタウェイな本』などの執筆も手がけた。