ブエナ弟・トーセンレーヴが秋初戦で古馬なで斬り…アイルランドT

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11年10月15日(土)、4回東京4日目11RでアイルランドT(芝2000m)が行なわれ、N.ピンナ騎手騎乗の1番人気・トーセンレーヴが優勝。勝ちタイムは2:00.6(稍)。

2着には1.1/2馬身差で4番人気・カワキタコマンド(牡4、美浦・小桧山厩舎)、3着には10番人気・アースシンボル(牝6、美浦・宗像厩舎)が続いて入線した。

勝ったトーセンレーヴは半姉があのブエナビスタ、兄もアドマイヤジャパン、アドマイヤオーラなどがいる超良血ファミリーの出身。
今年2月にデビューし2連勝を飾るも、毎日杯、青葉賞と勝ちあぐね、プリンシパルSを制して、なんとかダービーに出走。その日本ダービーでは9着に敗れるも、秋初戦、古馬相手にもポテンシャルの高さをみせつけた。

馬主の島川 隆哉氏は、08年のセレクトセールにおいて、同馬を2億3,1000万円で購入していた。生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+夢(仏)」。

1着 トーセンレーヴ(ピンナ騎手)
「ゲートで少し遅れましたけど、何もしないでも馬が中団に行きました。前に行っている馬は下がってくるだろうし、この馬は伸びてくれると信じて、慌てずに乗りました。以前に乗っていたリスポリ騎手からのアドバイスも役に立ちました。とにかく馬が強かったですね」

2着 カワキタコマンド(後藤騎手)
「調子の良さがそのまま出た形になりましたね。真面目な馬なので、オープンのペースに巻き込まれると潰されると思って、あの位置から競馬をしました。勝ち馬には、あっという間に置いていかれましたけど、こういう競馬が出来たのは良かったと思います。競馬の幅も広がりますね」

3着 アースシンボル(田中勝騎手)
「流れが向いたこともありますけど、馬の具合が良くなっていたことが大きいですね。これからも楽しみです」

4着 ポルカマズルカ(横山典騎手)
「飛ばして逃げる馬がいたので好位からになりましたけど、追走に脚を使った分、終いの伸びを欠きました。苦しくなっても嫌がる素振りを見せなかったので、そういう点は次に向けて良いと思います」

5着 マイネルスターリー(三浦騎手)
「ゲートを上手に出て、若さのある競馬をしてくれましたね。斤量が互角なら、もっとやれますよ」

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トーセンレーヴ
(牡3、栗東・池江厩舎)
父:ディープインパクト
母:ビワハイジ
母父:Caerleon
通算成績:7戦4勝

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