名手に落とし穴

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先週日曜日、東西のトップジョッキーが降着の憂き目にあった。
まずは新潟競馬4R、内田博幸騎手(38歳、美浦・嶋田潤厩舎)騎乗のスペシャルブラッドが3コーナーで内側に斜行、他馬の走行を妨害したとして、11着に降着。
続く小倉競馬4Rでは、武豊騎手(39歳、栗東・フリー)騎乗のナリタシリカが3コーナーで外側に斜行、他馬の走行を妨害したとして9着に降着となった。

勝ち星のみならず、そのクリーンな騎乗ぶりにも定評のある二人。
武豊騎手は昨年9月の中山競馬以来の騎乗停止、内田博幸騎手に至っては、地方所属時代を含めてJRAではじめての騎乗停止処分となる。

なお、武豊騎手が世界選抜のキャプテンとして出場することが決まっていたシャーガーカップ(8月9日、イギリス)だが、今回は馬の癖によるところが多いとのことから、開催日2日間の騎乗停止にとどまっており、予定通りの出場が可能となっている。

両騎手はともに今週小倉での騎乗を予定しており、土曜小倉の宮崎ステークス、フラムドパシオン(牡5、栗東・角居厩舎:内田博幸騎手予定)、日曜小倉の小倉記念、ドリームジャーニー(牡4、栗東・池江寿厩舎:武豊騎手予定)など有力馬に騎乗予定だった。