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平林雅芳の2歳評
2008/7/29(火)
今週からわたくし平林雅芳が、自分の眼で実際に目の前で観た2歳戦の競走を分析してみることとなりました。
現在3場の競馬が施行されている中で、全部を自分の眼で観るのは絶対出来ないこと。
グリーンチャンネルで随時見れる時代ではあるが、実際にそこに居て感じるものと、画面を通して観るのでは大きな違いがあるのは当然な事。
ならば自分で見たものを記録として残して、後日のいろんな処での参考になるかも知れないとのコンセプトで始めてみました。
7/26
土曜新潟6R
2歳新馬
芝1000m 勝ち馬 クリノスレンダー
新潟名物の直線だけの競馬。
それも1000mという短距離ながらカーブがないだけに、ゲートからゴールまでがトップスピードでの競馬となり、意外な結果になっている独特の競馬である。
新馬戦でもあり、おおいに楽しみにしていた競馬だった。
ただ実際に現場で観ていると、スタンドのかげに隠れるようになってしまい非常に観にくい。
この競馬はテレビ画面でみるのが一番いいようだ。
ゲートが開いて、すっと出たのが内田博J騎乗のクリノスレンダー。
徐々に馬首を外へと向けていく。
外枠の馬の方がダッシュが利いて追走がいいように見えるのだが、2番手は横一線とは言わないまでも差はない。
後2Fを残すというのに各馬ステッキが飛び、一杯に追われている馬が多いのには驚く。
後でラップを見ると、ここらを通過する時が10・8と、かなりスピードが出ている時で苦しいところなのだろう。
結果はそのまま逃げ切ったクリノスレンダーが、後続に少しの差を付けてゴールイン。
タヤスツヨシの子供だが、なかなかいいスピードを持っているようだ。
実際に観ていてあまりジックリ観れてないのが実感として残った競馬であった・・・。
7/26
土曜新潟8R
マリーゴールド賞
芝1400m 勝ち馬 ツルマルジャパン
たった6頭、それも地方馬が1頭参戦に未勝利馬が2頭。
本命対抗の馬が2頭とも関西馬と、新潟での競馬のわりには寂しい内容であった。
どちらも武豊Jで新馬を勝ったツルマルジャパンとバンガロール、結局背中に彼を乗せたのは阪神初日で勝ち名乗りをあげたツルマルジャパンであり、人気もその雰囲気を読んでか、1.3倍の圧倒的な支持であった。
デビュー戦より体を10キロ増やして登場したツルマルジャパン。
ピカピカに光る馬体はなかなか見栄えもいい。
ゲートオープンでポンと出たのがツルマルジャパン。
2番手にすかさずスガノメダリストが出て行き、バンガロールは3番手の隊列。
ちょっと先頭のツルマルジャパンは、やや掛り気味な行きっぷり。
離れていた後のとの差も、3角過ぎからは2馬身もないぐらいの間隔。
どうやら引き付け逃げの感じだ。
4角もそう差を開けずに廻ったツルマルジャパン。
後からはエンジンのかかったバンガロールがいい感じで前を追う。
ゴールちょっと前では捕まえれるのではないか、と思わせるところもあったが、ゴール前でまたグイと伸びたツルマルジャパンが0.2秒の差をつけてゴールインした。
鞍を外している時に坂口則師が「ちょっと一杯だったね?」と声をかけると、武豊Jがすかさず「いやいや楽でしたよ」とアッサリしたものである。
担当の岩本厩務員さんが「体が増えていいのや、緒戦はちょっと細く作ってしまっていたし、これでいい数字なんだ」と説明してくれた。
この後新潟2歳S(距離1600m)に行くのか小倉2歳S(距離1200m)か、どのレースにするのかは協議して決めるのであろうと思える。
勝ったツルマルジャパンにバンガロールは今後もいいライバルとして戦うのだろうし、関西にはセイウンワンダー(緒戦ツルマルJに惜敗)が居るだけに現在ではこの上位3頭が強い馬達と言えよう・・。
7/27
日曜小倉4R
2歳新馬
ダ1000m 勝ち馬 ヒットヒットヒット
入念なケイコを消化していたヒットヒットヒットが、ゲートオープンの時はともかくも、ダッシュを利かして3角過ぎには先頭に立ちそのまま押し切った。
2番手3番手が直線で入れ替わっただけの競馬内容で、前の3頭から後続は離されてしまう競馬となってしまった。
1番人気に押された武豊Jのナリタシリカは、3コーナーをそのまま真っ直ぐに行きそうになり抑え気味のコーナーリングとなったが、後続の馬が大きく外へ膨れてしまい万事休す。
8着から9着へと降着となってしまった。
砂を被って嫌気を出して外へ逃避するような競馬となってしまい、若さをモロに出してしまった様子で残念な結果となった。
勝ち馬はケイコ量の豊富さを生かした感じで能力は出していた競馬。
でもレベルとして先々は何とも言えない顔ぶれか。
7/27
日曜小倉5R
2歳新馬
芝1200m 勝ち馬 エリモプリンセス
ポンと出たのが小柄な牝馬エリモプリンセス。
しかしダッシュを利かしてマルカゼウスがハナを主張して先頭。
33・6-45・8とペースはやや早く後続を離していく2頭である。
直線になるとエリモプリンセスがすっと先頭におどりでてそのまま押し切る。
2番手が混戦気味となり粘るマルカの外から3番手を進んでいたジョーシンドバッドが伸びて2着。
前とは0・6秒もの差があった。
さらに行けず追走が手一杯だったアグネスジェードがゴール前だけ渋とく伸びて3着にあがった。
ちょっとエンジンのかかりの遅いタイプなようであり先々は悪くなさそうだが今日はズブさが出てしまったようである。
小柄な牝馬で仕上がりの良さを生かした感じの勝ち馬だけに今後はパワーアップが望まれるものだろう。
このメンバーも強力な馬は居ない組み合わせだったと言えよう・・。
現在3場の競馬が施行されている中で、全部を自分の眼で観るのは絶対出来ないこと。
グリーンチャンネルで随時見れる時代ではあるが、実際にそこに居て感じるものと、画面を通して観るのでは大きな違いがあるのは当然な事。
ならば自分で見たものを記録として残して、後日のいろんな処での参考になるかも知れないとのコンセプトで始めてみました。
7/26
土曜新潟6R
2歳新馬
芝1000m 勝ち馬 クリノスレンダー
新潟名物の直線だけの競馬。
それも1000mという短距離ながらカーブがないだけに、ゲートからゴールまでがトップスピードでの競馬となり、意外な結果になっている独特の競馬である。
新馬戦でもあり、おおいに楽しみにしていた競馬だった。
ただ実際に現場で観ていると、スタンドのかげに隠れるようになってしまい非常に観にくい。
この競馬はテレビ画面でみるのが一番いいようだ。
ゲートが開いて、すっと出たのが内田博J騎乗のクリノスレンダー。
徐々に馬首を外へと向けていく。
外枠の馬の方がダッシュが利いて追走がいいように見えるのだが、2番手は横一線とは言わないまでも差はない。
後2Fを残すというのに各馬ステッキが飛び、一杯に追われている馬が多いのには驚く。
後でラップを見ると、ここらを通過する時が10・8と、かなりスピードが出ている時で苦しいところなのだろう。
結果はそのまま逃げ切ったクリノスレンダーが、後続に少しの差を付けてゴールイン。
タヤスツヨシの子供だが、なかなかいいスピードを持っているようだ。
実際に観ていてあまりジックリ観れてないのが実感として残った競馬であった・・・。
7/26
土曜新潟8R
マリーゴールド賞
芝1400m 勝ち馬 ツルマルジャパン
たった6頭、それも地方馬が1頭参戦に未勝利馬が2頭。
本命対抗の馬が2頭とも関西馬と、新潟での競馬のわりには寂しい内容であった。
どちらも武豊Jで新馬を勝ったツルマルジャパンとバンガロール、結局背中に彼を乗せたのは阪神初日で勝ち名乗りをあげたツルマルジャパンであり、人気もその雰囲気を読んでか、1.3倍の圧倒的な支持であった。
デビュー戦より体を10キロ増やして登場したツルマルジャパン。
ピカピカに光る馬体はなかなか見栄えもいい。
ゲートオープンでポンと出たのがツルマルジャパン。
2番手にすかさずスガノメダリストが出て行き、バンガロールは3番手の隊列。
ちょっと先頭のツルマルジャパンは、やや掛り気味な行きっぷり。
離れていた後のとの差も、3角過ぎからは2馬身もないぐらいの間隔。
どうやら引き付け逃げの感じだ。
4角もそう差を開けずに廻ったツルマルジャパン。
後からはエンジンのかかったバンガロールがいい感じで前を追う。
ゴールちょっと前では捕まえれるのではないか、と思わせるところもあったが、ゴール前でまたグイと伸びたツルマルジャパンが0.2秒の差をつけてゴールインした。
鞍を外している時に坂口則師が「ちょっと一杯だったね?」と声をかけると、武豊Jがすかさず「いやいや楽でしたよ」とアッサリしたものである。
担当の岩本厩務員さんが「体が増えていいのや、緒戦はちょっと細く作ってしまっていたし、これでいい数字なんだ」と説明してくれた。
この後新潟2歳S(距離1600m)に行くのか小倉2歳S(距離1200m)か、どのレースにするのかは協議して決めるのであろうと思える。
勝ったツルマルジャパンにバンガロールは今後もいいライバルとして戦うのだろうし、関西にはセイウンワンダー(緒戦ツルマルJに惜敗)が居るだけに現在ではこの上位3頭が強い馬達と言えよう・・。
7/27
日曜小倉4R
2歳新馬
ダ1000m 勝ち馬 ヒットヒットヒット
入念なケイコを消化していたヒットヒットヒットが、ゲートオープンの時はともかくも、ダッシュを利かして3角過ぎには先頭に立ちそのまま押し切った。
2番手3番手が直線で入れ替わっただけの競馬内容で、前の3頭から後続は離されてしまう競馬となってしまった。
1番人気に押された武豊Jのナリタシリカは、3コーナーをそのまま真っ直ぐに行きそうになり抑え気味のコーナーリングとなったが、後続の馬が大きく外へ膨れてしまい万事休す。
8着から9着へと降着となってしまった。
砂を被って嫌気を出して外へ逃避するような競馬となってしまい、若さをモロに出してしまった様子で残念な結果となった。
勝ち馬はケイコ量の豊富さを生かした感じで能力は出していた競馬。
でもレベルとして先々は何とも言えない顔ぶれか。
7/27
日曜小倉5R
2歳新馬
芝1200m 勝ち馬 エリモプリンセス
ポンと出たのが小柄な牝馬エリモプリンセス。
しかしダッシュを利かしてマルカゼウスがハナを主張して先頭。
33・6-45・8とペースはやや早く後続を離していく2頭である。
直線になるとエリモプリンセスがすっと先頭におどりでてそのまま押し切る。
2番手が混戦気味となり粘るマルカの外から3番手を進んでいたジョーシンドバッドが伸びて2着。
前とは0・6秒もの差があった。
さらに行けず追走が手一杯だったアグネスジェードがゴール前だけ渋とく伸びて3着にあがった。
ちょっとエンジンのかかりの遅いタイプなようであり先々は悪くなさそうだが今日はズブさが出てしまったようである。
小柄な牝馬で仕上がりの良さを生かした感じの勝ち馬だけに今後はパワーアップが望まれるものだろう。
このメンバーも強力な馬は居ない組み合わせだったと言えよう・・。
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