【ラジオNIKKEI賞】アーデント「スタートが大きなカギ」

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27日、日曜福島11レース・ラジオNIKKEI賞(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、皐月賞11着のアーデント(牡3、美浦・加藤征厩舎)は、助手を背にウッドコースで追われ、5F68.9-52.7-37.5-12.7をマークした。

追い切りに関して、加藤征弘調教師
「先週も、併せ馬で後ろから行って、十分な負荷がかかった調教が出来ました。今日は半マイルくらいからやるつもりで、直線は外から並んで馬の気持ちに任せて走らせて、ラスト50メートルはハミを外して追いました。動きは良く見えましたし、いつも良い状態で使ってきていますが、今回も8割以上の状態だと思います」とコメント。

「前走の皐月賞は、根本的に道悪が上手ではありませんし、最初の行き脚から良くありませんでした。G1に向けて仕上げていった分、レース後は若干疲れが出たので、馬の様子を見てから、ノーザンファームしがらきに放牧に出しました。厩舎に戻ってきてからも普段と変わらない様子です。
この馬には小回りコースが向いているイメージがあると思いますが、周りの動き出しも早いので、その辺りがカギになるでしょうし、皐月賞でもスタートが悪かったので、スタートも大きなカギになると思います。ここまで戦ってきた相手が違いますし、ハンデ56キロは仕方ないと思います。ぜひ良馬場でやりたいですね」と重賞制覇に意欲を見せる。

内の芦毛馬がアーデント