カスティエルが早め先行策から押し切り…中山新馬

トピックス

12年12月8日(土)、5回中山3日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、吉田 豊騎手騎乗の3番人気・カスティエルが優勝。 序盤は頭が高い仕草もみせていたが、3コーナー過ぎから先頭に並びかけると、後続の追撃を凌ぎきった。勝ちタイムは1:36.4(良)。

2着には1/2馬身差で2番人気・デイドリーマー(牝2、美浦・久保田厩舎)、3着には6番人気・ナデシコニッポン(牝2、美浦・二ノ宮厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたアンレールは終始後方のまま、見せ場なく9着に敗れた。

勝ったカスティエルは昨年のセレクトセールにおいて、682.5万円で取引されていた。 馬主は世界的なオーナーブリーダーとして知られるオーストラリアのP.G.ファッジ氏、生産者は新ひだかの出羽牧場。馬名の意味由来は「スイスの地名」。

1着 カスティエル(吉田豊騎手)
「スタートを出れば良い位置につけようと思っていました。考えていた通りの競馬が出来ました。早めに先頭に立ちましたが、2着馬が後ろから来ると、また伸びました。まだ背中に緩さがありますし、しっかりしてくれば更にやれると思います。楽しみです」

2着 デイドリーマー(田辺騎手)
「先を考えて、我慢させる競馬をしました。勝ち馬にあの位置から残られては厳しいですね。気が良過ぎるくらいの馬なので、使った後も落ち着いているといいですね」

3着 ナデシコニッポン(戸崎騎手)
「悪さもせず素直な馬ですよ。まだ遊んでいる感じの走りなので、集中力が出てくれば更にいいですね」

4着 チェネレントラ(石橋脩騎手)
「良い感じの馬ですよ。まだビッシリと稽古をやっていないようですし、使っての上積みは大きいと思います」

5着 メイショウアザミ(渡辺騎手)
「手応え良く競馬が出来ました。馬込みも大丈夫でしたよ。次にテンションが上がっていなければいいですね」

9着 アンレール(藤沢和調教師)
「終いはきていますし、次は変わり身が期待出来ると思います」

≪関連リンク≫


【このレースの全着順・払戻金はこちら】

カスティエル
(牝2、美浦・尾関厩舎)
父:ストーミングホーム
母:メアリーポート
母父:Mark of Esteem



写真:武田明彦

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。