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JRA賞受賞者のコメント
2009/1/27(火)
26日夜、東京・グランドプリンスホテル赤坂で「2008年度JRA賞授賞式」が関係者500人を集めて行われた。
各受賞馬の関係者コメントは下記のとおり。
■年度代表馬、最優秀4歳上牝馬・ウオッカ(牝5、栗東・角居厩舎)
谷水雄三氏
「(3年連続JRA賞受賞に加え年度代表馬に選ばれ)まさに感無量です。今、録画で天皇賞のゴールを見させていただきましたが、当日、正確に言いますと13分の写真判定だったそうですが、現場におります私どもには30分、40分にも感じました。実は口から心臓が出そうな思いをしましたが、ちょっと忘れておりました。今また録画で心臓がドキドキいたしております。本当に大感激です。今年はまず一番最初はドバイのドューティーフリーを目指しております。そこから先は調教師と相談して決めたいと思っております」
角居勝彦調教師
「天皇賞は鞍を外す場所まで降りた時に、ダイワスカーレットの方が先に書いてあったので『あ、負けたのかな』と心配しました。確定が出た時は本当に嬉しく、一回は負けを覚悟していたので、不思議な気持ちになっていました。ドバイに行く準備も順調に出来ていますので頑張っていきたいと思います」
武豊騎手
「(天皇賞で)ゴールした時、僕は勝ったような気がしていたんですけど、安藤さんが一着のところに入っていったのであれはショックでしたね(笑)。同着でもいいから一着がいいなと思っていました。昨年は大きいレースで良い結果が出なかったんで、本当に嬉しかったですね。ウオッカは素晴らしい馬で、本当に世界に通用する馬。今年も楽しみです」
森山守三助手
「天皇賞はスタッフ一同で見ていました。『負けたかな』という感じがしましたが、VTRを観て『ひょっとしたら勝ってるんじゃないか?』と言って皆で騒ぎました。勝ったと分かった瞬間は、もう鳥肌がバーッと立った感じがしました。ウオッカは見ていて凄い迫力があります。近寄りがたいような感じがしますね。昨年以上に今年も頑張って走ってもらいたいと思います」
中田陽之調教助手
「精神的にしっかりしている馬なんで、海外に行っても逆にゆっくりしているぐらいでしたね。普段は気が強いところがありますが、間が空くと頼ってきたりとか探してきたり、僕が競馬に行ってしばらく会えなかったりすると、顔を出して近寄って来てくれます。天皇賞も凄く頑張ってくれて、まず最初にウオッカに抱きつきました。凄く嬉しかったですね。今年も一年無事にケガなく走って欲しいです」
西山貴司カントリー牧場場長
「牧場時代から丈夫な馬でした。天皇賞は結果が出るまでドキドキしました。確定が出た時は嬉しいの一言です。無事に走って勝ってくれれば有難いです」
■最優秀2歳牡馬・セイウンワンダー(牡3、栗東・領家厩舎)
大谷高雄氏
「(馬の購入に関して)調教師に全部お任せしていました。G1はドキドキハラハラして見ていました。領家先生に話を聞いたら次は弥生賞に出るという事です。生き物、馬のことですからハッキリ分からない事もありますが期待しております」
領家政蔵調教師
「JRAのセールで、こんな素晴らしい馬に恵まれまして大変ラッキーだったと思います。(セイウンワンダーの良いところは)全てが良いみたいです。スタッフがケアしてクラシック路線を大いに沸かせていきたいと思います」
■最優秀2歳牝馬・ブエナビスタ(牝3、栗東・松田博厩舎)
吉田勝己氏
「この馬の最大の魅力は末脚だと思います。今後はチューリップ賞から桜花賞という感じで考えています」
松田剛助手
「普段は凄く女の子らしく大人しく賢く良い馬ですね。瞬発力に凄くいい物を持っています」
■最優秀3歳牡馬・ディープスカイ(牡4、栗東・昆厩舎)
深見敏男氏 「(馬主になって3頭目の所有馬がダービーを勝って)ただラッキー、という感じです。ダービーの最後の直線は声が出て、胃が痛くなりました。今年は無事に走ってくれるのも楽しみですが、ウオッカさんやダイワスカーレットさんが海外に出られている間に活躍したいと思っております」
昆貢調教師
「今の気持ちは最高です。(NHKマイルC→ダービーというローテーションを決めたのは)今まで馬をいろいろ見てきて『この馬にはこういう事が出来るんじゃないかな』というのは触ってて分かりました。(2冠を達成した瞬間は)こんなに凄い事をしてくれる馬だと思ってはいましたが、実際にそうなると『凄い事をしたな』と実感しました。今後は大阪杯から始動しようと思っています。変則2冠を取った馬なので、可能な限りローテーションを考えていきたいと思っています」
■最優秀3歳牝馬・リトルアマポーラ(牝4、栗東・長浜厩舎)
吉田 晴哉氏
「なかなか3歳牝馬のクラシックでは勝てませんでしたが、古馬と一緒のエリザベス女王杯を勝って受賞できて非常に喜んでおります。(エリザベスで先行したことは)ルメールジョッキーが良い乗り方をしてくれました。今年は長浜先生と相談します。順調に長く走ってもらいたいです」
長浜博之調教師
「(父のアグネスタキオンも管理していて)タキオン自体は代表馬になれませんでしたが、その子供が良く走って、たくさん賞をもらって。それも感慨があります。春から順調に来ており、いましたけど、レースで力を発揮出来なかったというところがありました。また来年、この場所に来れればいいなという気持ちで頑張りたいと思います」
■最優秀4歳上牡馬・スクリーンヒーロー(牡5、美浦・鹿戸雄厩舎)>
吉田照哉氏
「(スピード出世には)ハッキリ言って私も驚きましたけど、ジャパンカップを勝った時に『この馬は本当に強い馬なんだな』と実感しました。この馬は丈夫な馬で、レースを重ねたことが素質を開花させたのではないかと思います。今も元気一杯で走りたがっている状態です。春の天皇賞からジャパンカップに行ければいいなと思っています」
鹿戸雄一騎手
「(開業初年度のJRA賞受賞は)嬉しく思いますし、吉田オーナーと社台ファーム関係者の皆さんが、こんな素晴らしい馬を新人の僕に預けてくれて、本当にありがたく思います。今年は天皇賞を目標に頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いします」
■最優秀短距離馬・スリープレスナイト(牝5、栗東・橋口厩舎)
吉田勝己
「父がクロフネなので、ダートの馬だと思っていましたけれど、これは芝の馬でしたね。スプリンターズステークスは橋口先生が凄く自信がありそうだったので心配はしていませんでしたが、勝ててよかったです。ちょっとジンマシンが出ましたがだいぶ良い方向に向かってきたので、まだ相談はしていないですけど高松宮に行こうか、と思っています」
橋口弘次郎師
「何といっても上村ジョッキーが目の病気を克服してG1ジョッキーになれた、というのがやっぱり一番嬉しかったですね。当初ドバイ遠征を楽しみにしていましたが、先ほどオーナーがおっしゃったようにジンマシンが出たので、日程も苦しく行けなくなりましたが、高松宮記念で十分な態勢を整えて行けるかと思います」
■最優秀ダートホース・カネヒキリ(牡7、栗東・角居厩舎)
金子真人氏
「(長期休養からJCダートを勝って)あんな復活劇って普通ないですもんね。驚いたし『我慢と忍耐』かな、という気がしました。レース後は、復活というより『脚元が再発していないかな』という心配の方がありましたね。健康な脚のまま、引退するまで走って欲しいと思います」
角居勝彦調教師
「ほとんどのリハビリは牧場の方でやっていただき、牧場のスタッフに本当にたくさん手をかけていただいたと思います。(長期休養明けからJCダートを勝ち)あきらめちゃいけないんだな、と思いました。28日の川崎記念のあとフェブラリーステークスに行こうと思っています」
■最優秀障害馬・キングジョイ(牡7、栗東・増本厩舎)
松岡隆雄氏
「あの馬は平場で17戦して未勝利で3着1回でしたが、増本先生が『障害に目がありそうだから、そこに行きましょう』という事で障害入りしました。私はあきらめていたのですが、そのあとこんなに馬が立派になって、見違えるように筋肉質になりまして、本当に喜んでいますとともにビックリしております。(中山大障害の最後の直線で)アナウンサーの方が『追い詰めろ』と言っていましたが、本当に追い詰めて勝っちゃったものですから本当に嬉しかったですね。もうこれで十分ですから怪我しないで引退してくれたらいいと思います」
増本豊調教師
「中山大障害で優勝した時は『アッ』と一言、『やった!』と思いました。高田君も好騎乗で、落ち着いて乗ってくれて。厩舎は通過点の500勝を達成しましたし、今年もキングジョイは春、暮れに大障害がありますから、それに良い状態で無事に走らせてあげたいという一言に尽きます」
各受賞馬の関係者コメントは下記のとおり。
■年度代表馬、最優秀4歳上牝馬・ウオッカ(牝5、栗東・角居厩舎)
谷水雄三氏
「(3年連続JRA賞受賞に加え年度代表馬に選ばれ)まさに感無量です。今、録画で天皇賞のゴールを見させていただきましたが、当日、正確に言いますと13分の写真判定だったそうですが、現場におります私どもには30分、40分にも感じました。実は口から心臓が出そうな思いをしましたが、ちょっと忘れておりました。今また録画で心臓がドキドキいたしております。本当に大感激です。今年はまず一番最初はドバイのドューティーフリーを目指しております。そこから先は調教師と相談して決めたいと思っております」
角居勝彦調教師
「天皇賞は鞍を外す場所まで降りた時に、ダイワスカーレットの方が先に書いてあったので『あ、負けたのかな』と心配しました。確定が出た時は本当に嬉しく、一回は負けを覚悟していたので、不思議な気持ちになっていました。ドバイに行く準備も順調に出来ていますので頑張っていきたいと思います」
武豊騎手
「(天皇賞で)ゴールした時、僕は勝ったような気がしていたんですけど、安藤さんが一着のところに入っていったのであれはショックでしたね(笑)。同着でもいいから一着がいいなと思っていました。昨年は大きいレースで良い結果が出なかったんで、本当に嬉しかったですね。ウオッカは素晴らしい馬で、本当に世界に通用する馬。今年も楽しみです」
森山守三助手
「天皇賞はスタッフ一同で見ていました。『負けたかな』という感じがしましたが、VTRを観て『ひょっとしたら勝ってるんじゃないか?』と言って皆で騒ぎました。勝ったと分かった瞬間は、もう鳥肌がバーッと立った感じがしました。ウオッカは見ていて凄い迫力があります。近寄りがたいような感じがしますね。昨年以上に今年も頑張って走ってもらいたいと思います」
中田陽之調教助手
「精神的にしっかりしている馬なんで、海外に行っても逆にゆっくりしているぐらいでしたね。普段は気が強いところがありますが、間が空くと頼ってきたりとか探してきたり、僕が競馬に行ってしばらく会えなかったりすると、顔を出して近寄って来てくれます。天皇賞も凄く頑張ってくれて、まず最初にウオッカに抱きつきました。凄く嬉しかったですね。今年も一年無事にケガなく走って欲しいです」
西山貴司カントリー牧場場長
「牧場時代から丈夫な馬でした。天皇賞は結果が出るまでドキドキしました。確定が出た時は嬉しいの一言です。無事に走って勝ってくれれば有難いです」
■最優秀2歳牡馬・セイウンワンダー(牡3、栗東・領家厩舎)
大谷高雄氏
「(馬の購入に関して)調教師に全部お任せしていました。G1はドキドキハラハラして見ていました。領家先生に話を聞いたら次は弥生賞に出るという事です。生き物、馬のことですからハッキリ分からない事もありますが期待しております」
領家政蔵調教師
「JRAのセールで、こんな素晴らしい馬に恵まれまして大変ラッキーだったと思います。(セイウンワンダーの良いところは)全てが良いみたいです。スタッフがケアしてクラシック路線を大いに沸かせていきたいと思います」
■最優秀2歳牝馬・ブエナビスタ(牝3、栗東・松田博厩舎)
吉田勝己氏
「この馬の最大の魅力は末脚だと思います。今後はチューリップ賞から桜花賞という感じで考えています」
松田剛助手
「普段は凄く女の子らしく大人しく賢く良い馬ですね。瞬発力に凄くいい物を持っています」
■最優秀3歳牡馬・ディープスカイ(牡4、栗東・昆厩舎)
深見敏男氏 「(馬主になって3頭目の所有馬がダービーを勝って)ただラッキー、という感じです。ダービーの最後の直線は声が出て、胃が痛くなりました。今年は無事に走ってくれるのも楽しみですが、ウオッカさんやダイワスカーレットさんが海外に出られている間に活躍したいと思っております」
昆貢調教師
「今の気持ちは最高です。(NHKマイルC→ダービーというローテーションを決めたのは)今まで馬をいろいろ見てきて『この馬にはこういう事が出来るんじゃないかな』というのは触ってて分かりました。(2冠を達成した瞬間は)こんなに凄い事をしてくれる馬だと思ってはいましたが、実際にそうなると『凄い事をしたな』と実感しました。今後は大阪杯から始動しようと思っています。変則2冠を取った馬なので、可能な限りローテーションを考えていきたいと思っています」
■最優秀3歳牝馬・リトルアマポーラ(牝4、栗東・長浜厩舎)
吉田 晴哉氏
「なかなか3歳牝馬のクラシックでは勝てませんでしたが、古馬と一緒のエリザベス女王杯を勝って受賞できて非常に喜んでおります。(エリザベスで先行したことは)ルメールジョッキーが良い乗り方をしてくれました。今年は長浜先生と相談します。順調に長く走ってもらいたいです」
長浜博之調教師
「(父のアグネスタキオンも管理していて)タキオン自体は代表馬になれませんでしたが、その子供が良く走って、たくさん賞をもらって。それも感慨があります。春から順調に来ており、いましたけど、レースで力を発揮出来なかったというところがありました。また来年、この場所に来れればいいなという気持ちで頑張りたいと思います」
■最優秀4歳上牡馬・スクリーンヒーロー(牡5、美浦・鹿戸雄厩舎)>
吉田照哉氏
「(スピード出世には)ハッキリ言って私も驚きましたけど、ジャパンカップを勝った時に『この馬は本当に強い馬なんだな』と実感しました。この馬は丈夫な馬で、レースを重ねたことが素質を開花させたのではないかと思います。今も元気一杯で走りたがっている状態です。春の天皇賞からジャパンカップに行ければいいなと思っています」
鹿戸雄一騎手
「(開業初年度のJRA賞受賞は)嬉しく思いますし、吉田オーナーと社台ファーム関係者の皆さんが、こんな素晴らしい馬を新人の僕に預けてくれて、本当にありがたく思います。今年は天皇賞を目標に頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いします」
■最優秀短距離馬・スリープレスナイト(牝5、栗東・橋口厩舎)
吉田勝己
「父がクロフネなので、ダートの馬だと思っていましたけれど、これは芝の馬でしたね。スプリンターズステークスは橋口先生が凄く自信がありそうだったので心配はしていませんでしたが、勝ててよかったです。ちょっとジンマシンが出ましたがだいぶ良い方向に向かってきたので、まだ相談はしていないですけど高松宮に行こうか、と思っています」
橋口弘次郎師
「何といっても上村ジョッキーが目の病気を克服してG1ジョッキーになれた、というのがやっぱり一番嬉しかったですね。当初ドバイ遠征を楽しみにしていましたが、先ほどオーナーがおっしゃったようにジンマシンが出たので、日程も苦しく行けなくなりましたが、高松宮記念で十分な態勢を整えて行けるかと思います」
■最優秀ダートホース・カネヒキリ(牡7、栗東・角居厩舎)
金子真人氏
「(長期休養からJCダートを勝って)あんな復活劇って普通ないですもんね。驚いたし『我慢と忍耐』かな、という気がしました。レース後は、復活というより『脚元が再発していないかな』という心配の方がありましたね。健康な脚のまま、引退するまで走って欲しいと思います」
角居勝彦調教師
「ほとんどのリハビリは牧場の方でやっていただき、牧場のスタッフに本当にたくさん手をかけていただいたと思います。(長期休養明けからJCダートを勝ち)あきらめちゃいけないんだな、と思いました。28日の川崎記念のあとフェブラリーステークスに行こうと思っています」
■最優秀障害馬・キングジョイ(牡7、栗東・増本厩舎)
松岡隆雄氏
「あの馬は平場で17戦して未勝利で3着1回でしたが、増本先生が『障害に目がありそうだから、そこに行きましょう』という事で障害入りしました。私はあきらめていたのですが、そのあとこんなに馬が立派になって、見違えるように筋肉質になりまして、本当に喜んでいますとともにビックリしております。(中山大障害の最後の直線で)アナウンサーの方が『追い詰めろ』と言っていましたが、本当に追い詰めて勝っちゃったものですから本当に嬉しかったですね。もうこれで十分ですから怪我しないで引退してくれたらいいと思います」
増本豊調教師
「中山大障害で優勝した時は『アッ』と一言、『やった!』と思いました。高田君も好騎乗で、落ち着いて乗ってくれて。厩舎は通過点の500勝を達成しましたし、今年もキングジョイは春、暮れに大障害がありますから、それに良い状態で無事に走らせてあげたいという一言に尽きます」
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