【ダービー】エピファ角居師｢一歩一歩、工夫してきた｣

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提供：重賞トレンドジャッジ

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26日(日)に行われる日本ダービー(G1)に出走予定のエピファネイア(牡3、栗東・角居厩舎)を管理する角居調教師の一問一答は以下の通り(※22日、最終追い切り後)

－：皐月賞から振り返って頂きたいのですが、あのレースで見えた課題、あるいは得た成果などありましたらそれぞれ教えて下さい。

角居勝彦調教師：調教では折り合いをテーマにやっていて、うまくコントロール出来ていたんですけど、やっぱり競馬では少し掛かっていたみたいですね。

－：道中、前に壁が無いような感じだったんですが、やはり壁のようなものがあったほうが良いとお考えですか？

角：壁があったほうが折り合いが付きやすい子ではあるんです。

－：レースそのものですが、勝ち馬から外に来られました。しかし、最後もよく食い下がっています。振り返ってどんな印象をお持ちですか？

角：力んで走っていた割には最後も踏ん張っていたなって思います。

－：色々と課題も見えたレースかもしれませんが、それを修正するために何か工夫されたことがありましたら教えて下さい。

角：そうですね、折り合いを課題に。前回は祐一君（福永祐一騎手）にずっと乗ってもらったんですけど、やっぱり、ある程度体重のある調教助手で、我慢を教え込んでしまったほうが良いのかなと。

－：その中で何かポイントに置かれたものというのはありましたか？例えばハミを抜いたり、噛ましたりというような調整ですが。

角：まあ、それは助手に任せています。

－：今日の最終的な調整なんですが、どういった点に主題を置かれましたか？

角：折り合いは出来ていますのでね。様子を確かめてもらう感じでしたけど。ちゃんと動いていたと思います。

－：調教を終えてあがってきた馬の状態などチェックされて、どんな印象をお持ちだったか教えて下さい。

角：坂路で一番、掛かりやすいようなポジションで、我慢の利いていたような乗り方でしたので、大丈夫かなと思いました。

－：レースに向けてひとつひとつ課題を修正するということは進んでいる訳ですね。

角：どこまで出来たかは競馬へ行かないと分からないですけど。それなりに一歩一歩、工夫してみました。

－：今回は東京の2400mと、また距離が延びる訳ですが、この点に関してはいかがでしょうか？

角：我慢できればいいなと思います。

－：左回りは初めての経験となりますが、この点についてはどんな印象をお持ちですか？

角：走らせてみてはいないんですけど、調教上では特に違和感は無いみたいですね。

－：ダービーに向けてすべて準備は揃ったという感じですか？

角：やれるところは色々と工夫してやってみたという感じですけど。

－：先生は牝馬でダービーを制している訳ですけど、今度は改めて牡馬での挑戦となります。それではダービーに向けての抱負という形で最後にひとこと頂けますか？

角：ホースマンすべての憧れであるダービーに人気馬で出走できますのでね。みんなに興奮してもらえるような競馬が出来るように頑張りたいと思います。