サイレントメロディのめいアンズチャンが差し切り…東京新馬

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13年6月15日(土)、3回東京5日目5Rでサラ系2歳新馬(ダ1400m)が行なわれ、石橋 脩騎手騎乗の7番人気・アンズチャンが優勝。勝ちタイムは1:25.5(稍)。

2着には1.1/4馬身差で1番人気・シャークベイ(牡2、美浦・尾関厩舎)、3着には11番人気・エスティレイズ(牝2、美浦・成島厩舎)が続いて入線した。

レースは内枠3頭から勢いよくダッシュも、先行各馬はハイペースの出脚で直線半ばで脱落。直線では外から満を持して、一番人気のシャークベイが追い込み、ラスト150m付近で先頭へ躍り出たが、その後方から脚を伸ばしたアンズチャンが更に上手。上がり36秒1の末脚で差し切り勝ちを決めた。

勝ったアンズチャンはおじに昨年のマーチSの勝ち馬サイレントメロディがいる血統で、昨年の北海道オータムセールにおいて、430.5万円で取り引きされている。 馬主はケンレーシング組合、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「あんず+呼称」。

1着 アンズチャン(石橋脩騎手)
「返し馬で、ピッチ走法でスピードの乗りが良いなと思っていましたし、砂を被せても大丈夫でした。3コーナーで壁が無くなりましたが、自分のリズムで走れましたし、最後は本当に良い脚を使ってくれました。今日の感じなら距離が延びても大丈夫だと思います」

2着 シャークベイ(内田博騎手)
「折り合いがついて、ドンピシャのタイミングで追い出せました。この馬も良い脚を使っているんですけどね。勝ち馬が外からきているのは分かっていましたが、勢いが違いました」

3着 エスティレイズ(西田騎手)
「攻め馬に乗って新馬向きだと思っていました。センスが良い馬ですし、早い時期に勝たせてあげたいですね」

4着 レイヨンヴェール(江田照騎手)
「初めて追われたようなものですから、それを考えればよく頑張っています。気持ちが走る方に向いてくれば良いですね」

5着 ディアアイスバイン(蛯名騎手)
「ゲートで頭を下げたときにポコッと出る形になりましたからね。まだ緩さがありますし、これからの馬ですよ」

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アンズチャン
(牝2、美浦・大和田厩舎)
父:フレンチデピュティ
母:パラダイスバード
母父:エルコンドルパサー



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