父譲りの脚!リターンラルクが大外一気の差し切り…東京新馬

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13年6月16日(日)、3回東京6日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、戸崎 圭太騎手騎乗の1番人気・リターンラルクが優勝。勝ちタイムは1:39.7(重)。

道中は後方2番手追走。直線で先に抜けだしたウインフェニックスが押し切るかに思われたが、大外一気。ディープインパクト産駒らしい瞬発力で差し切り勝ちをきめた。

2着にはクビ差で6番人気・ウインフェニックス(牡2、美浦・奥平厩舎)、3着には2番人気・デルカイザー(牡2、美浦・藤沢和厩舎)が続いて入線した。

勝ったリターンラルクは半兄は通算5勝、デビュー戦を圧勝し、話題になったオーシャンエイプスという血統。 馬主は山科 統氏、生産者は浦河のバンダム牧場。馬名の意味由来は「母名の一部+アーチ(仏)」。

1着 リターンラルク(戸崎騎手)
「攻め馬でもいい動きを見せていましたし、能力の高さを感じていました。ゲートで興奮する若さを見せ、馬っけを出してスタートしたので位置取りは後ろになりましたが、道中のリズムは良かったですよ。追い出しを待ち、加速してからのフットワークはすばらしかったですね。将来が楽しみです」

2着 ウインフェニックス(幸騎手)
「ゲートは歩いて出ましたが、いいポジションを取れました。スムーズに走れましたが、抜け出すのがひと呼吸、早かったですね。ただ、内容は上々ですし、走る馬ですよ」

5着 ダンディゴールド(吉田豊騎手)
「こんな馬場だし、道中はもたもた。追ってからもじわじわした伸びだった。まだ精神的に子供だし、これから集中力が出てくる」

14着 タカミルシエル(中谷騎手)
「能力はあるのに、それを出せずに終わった。こんな馬ではないし、使えば変わってくる」

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リターンラルク
(牡2、美浦・大竹厩舎)
父:ディープインパクト
母:リターンキャスト
母父:ノーザンテースト



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