【秋華賞】最後の1冠へ!デニム内田博「大きなタイトルを獲れる」

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13日(日)に行われる秋華賞(G1)に出走予定のデニムアンドルビー(牝3、栗東・角居厩舎)に騎乗する内田博幸騎手の一問一答は以下の通り(10/9、最終追い切り後)。

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-:デニムアンドルビーについてお話を伺っていきます。よろしくお願いいたします。前走のローズSから振り返って頂きたいのですが、後方から、もの凄い勢いで差し届きました内田騎手から見て、レースはいかがだったでしょうか?

内田博幸騎手:あんなに後ろから行くつもりはなかったんですけどね。どうしてもスタートして、二の脚が付かなくて、馬場が重いせいか、より前に進んでないので、仕方ないな、という感じだったのですが、終わってみれば、ああいう強い競馬をしてくれたということで、前向きに捉えていけるかなと思います。

-:改めて、能力の高さも感じられたレースだったということでしょうか?

内:そうですね。ああいった力のいる馬場で、あれだけのパフォーマンスをしてくれるということは、本当に能力がなければ出来ないですし、良い馬場の時もしっかりと走れる馬なので、この馬の走りをさせれば、十分力を出せば、チャンスはあるなと思いますね。

-:良でも道悪でも問題ないでしょうか?

内:道悪もこなしていますし、良でも末脚を生かした競馬も出来ていますので、そこはあまり気にはしてないです。

-:そうなると焦点は、京都の内回り2000mに替わるというところですが、このあたりはいかがでしょうか?

内:それはそれで、コース形態をよく考えた騎乗をしなければいけないでしょうし、良い方向に自分が導いてあげられれば、この馬の力を信じて乗ってあげれば、いいかなと思います。

-:前走はプラス14キロということで馬体も増えていたのですが、夏を越えた成長というのは感じられましたか?

内:14キロ増えていましたが、そんなに重めという感じもしなかったですし、休み明けを叩いて、良い感じできているんじゃないかと思います。

-:中間の調教から感触を確かめていらっしゃいますが、本当に順調に、ローズSの後も、タフな馬場をこなした後ですが、反動もなく、順調にきている感じですか?

内:追い切りでこれだけやれるということは、順調にきていなければ、軽い追い切りになってしまいますから、これだけ併せ馬で先週も今週もやれてきたということは、調子が良いからそういう追い切りが出来るんだと思いますし、動きも良い動きをしているので、あとは相手関係がどれくらい、一回使って相手もどう変わってきているのかですから、この馬も休み明け1回使ってという形になって、楽しみにはしています。

-:追い切りの話で、少し重複しますが、今日は3頭併せの内で最後は同入になったんでしょうか。そういったCウッドでの追い切りでしたが、改めて、どんな感触で、どんな指示だったか教えてください。

内:指示は同入という形だったので、なるべくみんなと同じような形で入って、あとはちょっと感触を確かめる程度で、という指示だったので、十分じゃないかと思うぐらいの走りだったと思います。

-:コースは違いますけど、2000mは2戦2勝という成績。こういった距離に関してはいかがですか?

内:内回りということで、競馬の内容がどうしても後ろからというイメージが強いので、ちょっと難しい面があるんじゃないかと思われるかもしれませんが、あとは馬とよく相談して、リズムを考えて、良い結果になるようにしていきたいなと思ってはいます。

-:ローズSでも1番人気になったように、本当にたくさんの方が、最後の1冠に向けて応援しています。メッセージをお願いします。

内:この馬はスタミナもあるし、切れ味もあるので、それを生かしたいですね。今回は京都の内回りになりますが、最後の1冠に向けて、頑張って騎乗したいと思いますし、まだまだこの先も、この馬は大きなタイトルを取れるような器じゃないかと思いますので、これからの成長を是非、見守って応援して頂ければと思います。

3頭併せの最内が内田博幸騎手騎乗のデニムアンドルビー