1着 ホッコータルマエ(幸騎手)
｢嬉しいの一言ですね。南部杯で負けられないレースを落としてしまったので、勝てて良かったです。体重は気にしていませんでしたが、いい状態でレースを迎えられました。 レース前はもしかしたら逃げてもいいのかと思っていましたが、逃げるレースをしたことがなかったので、不安も抱えながら乗っていました。それでも、向こう正面でハミをとってくれて、いけるかなと思いましたよ。
一戦一戦力をつけているし、負けられない立場になってきました。まだまだ掴みきれていない部分がありますし、(目標の)ドバイにも向いているんじゃないかと思います｣

(西浦調教師)
｢前回負けて、何とかここはと思っていました。できる限りのことはやって、いい状態には仕上げられていたし、どんな競馬場にも対応してくれる、かしこい馬です。逃げたのは意外でしたが、幸くんの判断に間違いはないと思っていました。安心して観ていられましたよ。
春から上手くレースをしてくれて、調教を重ねながらも、トモの筋力がみるからについてきましたね。次走はJCダートだと思いますが、来年の夢へ向けて頑張っていきたいです。
もっと馬に力をつけたいし、新たな競馬で勝つことができましたからね。今後も結果を出していきたいです｣

2着 ワンダーアキュート(武豊騎手)
｢道中でホッコータルマエとの間に1頭いたのが痛かったね。それでも力は出せたけど、距離は千八の方がいいかもしれません｣

3着 ソリタリーキング(福永騎手)
｢本命馬が逃げているから、誰かが追いかけてくれる、誰かが動いた時に勝機はある、と思ったのですが……。それでも、スタートは安定してきたし、どんな競馬もできる馬。晩成血統だし、これからの馬だと思います。賞金を加算しておきたかったけれど、ここから成長していくはずです｣

5着 クリソライト(内田博騎手)
｢返し馬の段階から気負っていて、道中も出していったところ、外を併走される形。ポケットに閉じ込められる中で行きたがってしまい、2周目にペースが上がったところでも置いてかれてしまいました。使われてガス抜きになるでしょうし、次は良くなってくると思います｣

(音無調教師)
｢前半に行ったら外から被されて、折り合いを欠いてしまいました。器用な脚がないから小回りも厳しいですね。負けても2着なら、とは思っていたのですが……｣

11着 ハタノヴァンクール(四位騎手)
｢(ゴール入線後に下馬)3コーナーから左前を引きずっていました｣