【ジャパンC】ゴールドシップ須貝尚師「具合がいいときの沈むフォーム」

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24日(日)に行われるジャパンカップ(G1)に出走予定のゴールドシップ(牡4、栗東・須貝尚厩舎)を管理する須貝尚介調教師の一問一答は以下の通り(11/20、最終追い切り後)。

-:それでは、ゴールドシップについて、須貝尚介調教師にお話を伺ってまいります。まずは今朝の最終追い切り、坂路での動きを先生はどうご覧になりましたか?

須貝尚介調教師:指示通りの攻め馬ができたんじゃないかなと思います。

-:1週前も同じように内田騎手が乗って坂路での追い切りでしたが、その時と比べていかがですか?

尚:1週前はちょっとしっかりとやりたかったんでね。ゴールドシップの具合がいい時の沈むフォームを確認できたので、それはうまいこと調整できたかなと思います。

-:今朝、追い切りが終わった後、内田騎手とは何かお話はされましたか?

尚:今回はこっちでやっておくつもりだったんですけど、彼がどうしてもこっちに来たいというので、乗ってもらいました。前回よりはそんなに攻めなくていいという、そういう形で攻め馬を消化出来たのでよかったと思います。

-:仕上り具合としては、先生の中ではどんな評価ですか?

尚:もう完全に先週スイッチが入っているので、それをあまり高く上げないように、今回は調整に少し色をつけたぐらいの感じです。時計云々じゃなくて、車で言ったら、5速使うところを、前回の攻め馬では5速まで入れたんですけど、今回は4速くらいにしといた。その確認はできたと思います。

-:今回は久々に東京で走ることになりますが、先生はこの舞台に関してはどうお考えですか?

尚:距離や馬場云々じゃなくて、内田くんとコンタクトが上手く取れればギアチェンジができる馬なんで、それを上手く調整して乗ってもらえればいいかなと思っています。

-:今回は厩舎にも非常に勢いがある状態で臨めるんじゃないかと思うのですが、先生の中ではいかがですか?

尚:勢いっていうか、まあ、みんな一生懸命頑張ってくれていますね。ゴールドシップ自体に小さい子どもたちからお手紙をもらったり、ファンが年齢に関わらずついて来ているので、そういう子たちに夢と感動を与えられるような競馬をしてほしいと思っています。

-:今年のジャパンカップは、同世代のライバルもまた出てきます。外国の馬との戦いもあります。今年のメンバーを見渡して、先生はどんな印象でしょう?

尚:メンバーどうのこうのというよりも、本来のゴールドシップと内田くんで最高のレースをしてくれればいいと思いますよ。結果は後からついてくるものだし、競馬なんてやってみなきゃわからないです。

-:たくさんのファンの方々が応援してくださっています。是非そのファンの皆様へ、ジャパンカップへの想いを伝えていただけますか?

尚:さっきも述べたように、小さい子供に人気がある馬と聞いているので、ゴールドシップの存在をもっともっと多くの人に知ってもらえるような、そういう競馬をしてほしいなと思っています。