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平林雅芳の2歳戦回顧
2009/8/4(火)
土曜小倉1R
2歳未勝利
芝1200m
勝ちタイム1.10.00
勝ち馬:パリスドール(牝2、栗東・川村厩舎)
デビュー戦でカレンナホホエミの2着となったパリスドールが、圧倒的な一番人気。
同じく、一般の新馬戦デビューだったコウエイマーチが次いでの2番人気と、力を二分した感じのこのレース。 2番手から危なげなく勝ったのが、パリスドールだった。
逃げたテイエムヨカゲナが33.6で飛ばす展開となった。
向う正面では、前から離れた2番手のパリスドールだが、3角に入る時にはもうヨカゲナの直後に付ける行きっぷりであった。
もう一方の人気馬のコウエイマーチはと観ると、あまりゲートの出が速くなく、ちょっと前からは置かれた感じだった。
でも内ラチに近い位置で前へ前へと進んでいた。
3角では、好位グループにはいたが、初戦ほどの軽快さではなかった。
4角手前では、もう逃げたテイエムヨカゲナを交わす勢いで外から首をのぞかせたパリスドールは、そのまま先頭に踊り出てゴールを目指していた。
しっかりと直線も伸びての快勝であった。
2着には、何とか直線で伸びたコウエイマーチが上がった。
直線で、初戦同様に外へもたれ出したカシノロケットを尻目に、いい脚を使っていたのがスズノブレイヴ。
初戦と同じように、伸びが目立つ感じであった。
勝ち時計は1.10.0とちょっと地味ではあるが、完勝であり時計は心配なかろう。
先々も楽しみな馬であろう・・・。
土曜小倉4R
2歳新馬
芝1200m
勝ちタイム1.09.1
勝ち馬:ファイティングピサ(牡2、栗東・白井厩舎)
一番速くゲートを出たのはファイティングピサ。
しかし、外からコウエイスマイルのダッシュが速く、前へと出かかった。
それでも、ファイティングピサのスピードの乗りが良かった。
内からフェブスカイが、ダッシュをつけて並んで前に出て、それを楽に行かせての2番手となったが、余裕の手応えであった。
前にはタムロガッツ、内にエーシンドットコムと、先行グループは4、5頭で形成された。
でも、終始ファイティングピサの行きっぷりが良く、4角ではもう一番前に出て直線へと向った。
馬場の内目を真っ直ぐに伸びて行ったファイティングピサ。
最後までステッキは入れない余裕のゴールとなった。
2着には、道中あまり行けてなかったジュエルオブナイルが、直線で少し外へ出してからの脚色も良く、グイグイと伸びて前で粘るタムロガッツを抜いて2番手に上がった。
勝ったファイティングピサは、ケイコでもなかなかの動きを見せていた。
最終調整は、オープン馬のライブコンサートに遜色ない動きで、順当勝ちだったと言えるだろう。
この勝利で、オーナーの市川義美氏は200勝目を達成した。
節目の勝利に、武豊Jとグッドタイミング。
道中も、他馬の行きっぷりを見ながらと、余裕あるレース運び(後で聞くと物見をしていた様子)であり、競馬しやすいタイプのようだ。
先々もかなりやれるだろう。
小倉2歳Sへと進む予定だそうだ・・・。
日曜小倉1R
2歳未勝利
芝1200m
勝ちタイム1.09.7
勝ち馬:ドリームフォワード(牡2、栗東・吉田厩舎)
パドックではそうでもなかったが、ポールラッシュは馬場入りしてドンドンとテンションが上がっていた。
『ちょっと実戦でどうかな?』との不安が的中してしまった。
いいゲートを切って行ったのが、ケージーハナコ。
その外へポールラッシュ、テイエムキバッドと、馬体を並ばせての先行。
ポートサンダーが、内目の進路を進んだ。
ドリームフォワードは、そんなに前を意識しない位置取りで、向う正面では前から8番手ぐらいの処だっただろうか。
後方にはダッシュがつかなかったクニサキロンチーがブービーで、さらにその後ろに1頭がいた。
3角を過ぎて4角へ向うあたりでは、ドリームフォワードも前との間隔を詰めて内目を上がってきていた。
直線に向いて、軽快に逃げるケージーハナコに追いすがるテイエムキバッドだが、その外へジワジワっとドリームフォワードが接近して行き前を捕らえ、そして抜いて行った。
大外には、離れたブービーを進んでいたクニサキロンチーが、前の集団に追いついて、かなり長い脚を使って上がってきていた。
やはりポールラッシュは、4角あたりでやや手応えがなくなってしまい、下がってしまった。
今日も馬場が速い。
ケージーハナコが33.8で3Fを飛ばし、千通過が57.3。
最後の1Fもそんなにバテてはいないのだが、12.4だから勝ち馬の切れが優ったという事か。
勝ったドリームフォワードは、馬体が10キロ減ってはいたが、そんなに細く感じなかった。
アドマイヤマックス産駒の2頭目の勝ち星。
ちょっと渋い感じの馬である。
日曜小倉2R
2歳未勝利
芝1800m
勝ちタイム1.50.8
勝ち馬:ベストブルーム(牡2、栗東・森厩舎)
長い距離はほとんどが前々での決着となる。
このレースもそんな例に漏れず、前を行っていた内々の馬での決着となった。
逃げたのが、減量起用で軽快さが出たのか、タイキエイワン。
2番手にマイネルゴルト。
人気の中心、ダイワバーバリアンも好位グループ。
だが器用さを感じない行きっぷりで馬の外々と、仕方ない感じか。
最内をベストブルームが内ラチ沿いを進んだ。
結局、前半の千通過が1.03.6と、前が有利な流れとなり、当然、内々を進んでいる馬には断然有利な流れとなった。
その千を通過したあたりから、当然にペースが上がって行った。
直線では、前を行っていた馬たちももうフラフラしていた。
一番内を通ってきたベストブルームが、労せず前に出て伸びての勝利。
2着には逃げたタイキエイワンを交わすのにちょっと手間取ったマイネルゴルトが、やっと伸びだしてゴール。
後方からいい脚を使ったローザミスティカが4着。
そして人気のダイワバーバリアンが5着といった内容だった。
あとは、その前の5頭から少し離れてしまった。
やはり先行できないと勝負にならない感じだ。
森厩舎の2歳馬はこれで関西圏で3頭、北海道シリーズで1頭の勝ち上がりを見せている。
牧場でしっかり乗り込んできているのだろうし、我々に見える栗東に入ってからもけっこうやって臨んできている。
やはりそれが結果に出ているものと思える。
内容もいいし、これからますます注目だろう・・。
日曜小倉4R
2歳新馬
芝1800m
勝ちタイム1.50.8
勝ち馬:ロードヴィオレット(牡2、栗東・安田隆厩舎)
パドックではタッチマイハートが良く見えて、チャームドライフがちょっとうるさいなと言った印象を受けた。
ところが馬場に入ってキャンターに移ると、チャームドライフがいい感じで、タッチマイハートは頭を上げて今ひとつの印象。
コウユーユメダンスあたりは、牝馬のせいかいい雰囲気だった。
そしてロードヴィオレットはというと、雄大な馬格で、何か大人びた感じの馬。
中心は間違いなさそうだと、確信した。
内からローゲがスッと出て行き、タッチマイハート、スペシャルイモン、そしてコウユーユメダンスが前のグループを形成した。
ロードヴィオレットは、フットワークが大きい馬だけにゆったりした行きっぷりで、中団の外目に付けた。
3角あたりまで、そんなに流れに大きな変化はなかったが、徐々に上がって行ったのがチャームドライフ。
ロードヴィオレットも、鞍上が追っつけながらの行きっぷりであるが、前へ前と進んで行った。
4角手前で、ペガサスマーチが前の馬に乗っかかかった格好で転倒、落馬。
ちょっと後ろの馬たちに影響もあったのだろうが、確認は出来なかった。
前のグループには影響もなく、直線で先に出たチャームドライフを、ジワジワと伸びたロードヴィオレットが半馬身交わしてのゴールとなった。
3着に少し離れたが、コウユーユメダンスが粘った。
後ろから、マイネルトレースにエイシンアポロンがいい脚を使って突っ込んできていた。
勝ったロードヴィオレットは、コース追いのケイコで、古馬1600万下クラスを問題にしない動きを見せていた。
体も510キロを超す雄大な馬格である。
ここではケイコだけで抜けた存在となったが、馬自体はまだまだ余裕ある体。
能力の半分も走っていない感じに見受けられたし、楽しみな今後であろう。
2歳未勝利
芝1200m
勝ちタイム1.10.00
勝ち馬:パリスドール(牝2、栗東・川村厩舎)
デビュー戦でカレンナホホエミの2着となったパリスドールが、圧倒的な一番人気。
同じく、一般の新馬戦デビューだったコウエイマーチが次いでの2番人気と、力を二分した感じのこのレース。 2番手から危なげなく勝ったのが、パリスドールだった。
逃げたテイエムヨカゲナが33.6で飛ばす展開となった。
向う正面では、前から離れた2番手のパリスドールだが、3角に入る時にはもうヨカゲナの直後に付ける行きっぷりであった。
もう一方の人気馬のコウエイマーチはと観ると、あまりゲートの出が速くなく、ちょっと前からは置かれた感じだった。
でも内ラチに近い位置で前へ前へと進んでいた。
3角では、好位グループにはいたが、初戦ほどの軽快さではなかった。
4角手前では、もう逃げたテイエムヨカゲナを交わす勢いで外から首をのぞかせたパリスドールは、そのまま先頭に踊り出てゴールを目指していた。
しっかりと直線も伸びての快勝であった。
2着には、何とか直線で伸びたコウエイマーチが上がった。
直線で、初戦同様に外へもたれ出したカシノロケットを尻目に、いい脚を使っていたのがスズノブレイヴ。
初戦と同じように、伸びが目立つ感じであった。
勝ち時計は1.10.0とちょっと地味ではあるが、完勝であり時計は心配なかろう。
先々も楽しみな馬であろう・・・。
土曜小倉4R
2歳新馬
芝1200m
勝ちタイム1.09.1
勝ち馬:ファイティングピサ(牡2、栗東・白井厩舎)
一番速くゲートを出たのはファイティングピサ。
しかし、外からコウエイスマイルのダッシュが速く、前へと出かかった。
それでも、ファイティングピサのスピードの乗りが良かった。
内からフェブスカイが、ダッシュをつけて並んで前に出て、それを楽に行かせての2番手となったが、余裕の手応えであった。
前にはタムロガッツ、内にエーシンドットコムと、先行グループは4、5頭で形成された。
でも、終始ファイティングピサの行きっぷりが良く、4角ではもう一番前に出て直線へと向った。
馬場の内目を真っ直ぐに伸びて行ったファイティングピサ。
最後までステッキは入れない余裕のゴールとなった。
2着には、道中あまり行けてなかったジュエルオブナイルが、直線で少し外へ出してからの脚色も良く、グイグイと伸びて前で粘るタムロガッツを抜いて2番手に上がった。
勝ったファイティングピサは、ケイコでもなかなかの動きを見せていた。
最終調整は、オープン馬のライブコンサートに遜色ない動きで、順当勝ちだったと言えるだろう。
この勝利で、オーナーの市川義美氏は200勝目を達成した。
節目の勝利に、武豊Jとグッドタイミング。
道中も、他馬の行きっぷりを見ながらと、余裕あるレース運び(後で聞くと物見をしていた様子)であり、競馬しやすいタイプのようだ。
先々もかなりやれるだろう。
小倉2歳Sへと進む予定だそうだ・・・。
日曜小倉1R
2歳未勝利
芝1200m
勝ちタイム1.09.7
勝ち馬:ドリームフォワード(牡2、栗東・吉田厩舎)
パドックではそうでもなかったが、ポールラッシュは馬場入りしてドンドンとテンションが上がっていた。
『ちょっと実戦でどうかな?』との不安が的中してしまった。
いいゲートを切って行ったのが、ケージーハナコ。
その外へポールラッシュ、テイエムキバッドと、馬体を並ばせての先行。
ポートサンダーが、内目の進路を進んだ。
ドリームフォワードは、そんなに前を意識しない位置取りで、向う正面では前から8番手ぐらいの処だっただろうか。
後方にはダッシュがつかなかったクニサキロンチーがブービーで、さらにその後ろに1頭がいた。
3角を過ぎて4角へ向うあたりでは、ドリームフォワードも前との間隔を詰めて内目を上がってきていた。
直線に向いて、軽快に逃げるケージーハナコに追いすがるテイエムキバッドだが、その外へジワジワっとドリームフォワードが接近して行き前を捕らえ、そして抜いて行った。
大外には、離れたブービーを進んでいたクニサキロンチーが、前の集団に追いついて、かなり長い脚を使って上がってきていた。
やはりポールラッシュは、4角あたりでやや手応えがなくなってしまい、下がってしまった。
今日も馬場が速い。
ケージーハナコが33.8で3Fを飛ばし、千通過が57.3。
最後の1Fもそんなにバテてはいないのだが、12.4だから勝ち馬の切れが優ったという事か。
勝ったドリームフォワードは、馬体が10キロ減ってはいたが、そんなに細く感じなかった。
アドマイヤマックス産駒の2頭目の勝ち星。
ちょっと渋い感じの馬である。
日曜小倉2R
2歳未勝利
芝1800m
勝ちタイム1.50.8
勝ち馬:ベストブルーム(牡2、栗東・森厩舎)
長い距離はほとんどが前々での決着となる。
このレースもそんな例に漏れず、前を行っていた内々の馬での決着となった。
逃げたのが、減量起用で軽快さが出たのか、タイキエイワン。
2番手にマイネルゴルト。
人気の中心、ダイワバーバリアンも好位グループ。
だが器用さを感じない行きっぷりで馬の外々と、仕方ない感じか。
最内をベストブルームが内ラチ沿いを進んだ。
結局、前半の千通過が1.03.6と、前が有利な流れとなり、当然、内々を進んでいる馬には断然有利な流れとなった。
その千を通過したあたりから、当然にペースが上がって行った。
直線では、前を行っていた馬たちももうフラフラしていた。
一番内を通ってきたベストブルームが、労せず前に出て伸びての勝利。
2着には逃げたタイキエイワンを交わすのにちょっと手間取ったマイネルゴルトが、やっと伸びだしてゴール。
後方からいい脚を使ったローザミスティカが4着。
そして人気のダイワバーバリアンが5着といった内容だった。
あとは、その前の5頭から少し離れてしまった。
やはり先行できないと勝負にならない感じだ。
森厩舎の2歳馬はこれで関西圏で3頭、北海道シリーズで1頭の勝ち上がりを見せている。
牧場でしっかり乗り込んできているのだろうし、我々に見える栗東に入ってからもけっこうやって臨んできている。
やはりそれが結果に出ているものと思える。
内容もいいし、これからますます注目だろう・・。
日曜小倉4R
2歳新馬
芝1800m
勝ちタイム1.50.8
勝ち馬:ロードヴィオレット(牡2、栗東・安田隆厩舎)
パドックではタッチマイハートが良く見えて、チャームドライフがちょっとうるさいなと言った印象を受けた。
ところが馬場に入ってキャンターに移ると、チャームドライフがいい感じで、タッチマイハートは頭を上げて今ひとつの印象。
コウユーユメダンスあたりは、牝馬のせいかいい雰囲気だった。
そしてロードヴィオレットはというと、雄大な馬格で、何か大人びた感じの馬。
中心は間違いなさそうだと、確信した。
内からローゲがスッと出て行き、タッチマイハート、スペシャルイモン、そしてコウユーユメダンスが前のグループを形成した。
ロードヴィオレットは、フットワークが大きい馬だけにゆったりした行きっぷりで、中団の外目に付けた。
3角あたりまで、そんなに流れに大きな変化はなかったが、徐々に上がって行ったのがチャームドライフ。
ロードヴィオレットも、鞍上が追っつけながらの行きっぷりであるが、前へ前と進んで行った。
4角手前で、ペガサスマーチが前の馬に乗っかかかった格好で転倒、落馬。
ちょっと後ろの馬たちに影響もあったのだろうが、確認は出来なかった。
前のグループには影響もなく、直線で先に出たチャームドライフを、ジワジワと伸びたロードヴィオレットが半馬身交わしてのゴールとなった。
3着に少し離れたが、コウユーユメダンスが粘った。
後ろから、マイネルトレースにエイシンアポロンがいい脚を使って突っ込んできていた。
勝ったロードヴィオレットは、コース追いのケイコで、古馬1600万下クラスを問題にしない動きを見せていた。
体も510キロを超す雄大な馬格である。
ここではケイコだけで抜けた存在となったが、馬自体はまだまだ余裕ある体。
能力の半分も走っていない感じに見受けられたし、楽しみな今後であろう。
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