ダイワバーチュー差し切りV ブリランテの全妹は8着…新潟新馬

8月23日(土)、2回新潟7日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、蛯名正義騎手騎乗の4番人気・ダイワバーチュー(牝2、美浦・鹿戸雄厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:36.7(良)。

2着には1馬身1/4差で1番人気・ショウナンライム(牝2、栗東・須貝尚厩舎)、3着には1馬身1/4差で3番人気・ブランダルジャン(牝2、美浦・勢司厩舎)が続いて入線した。

ヴィクトリーノースがハナに立ち、アドラビリティ、ショウナンライムなどが追走。先頭のヴィクトリーノースがレースを引っ張り、単騎で逃げる。3コーナーを過ぎたあたりから徐々に馬群が固まり、直線を向くと好位からショウナンライムが抜け出す。そのまま押し切りを図るも、馬場の真ん中を突き抜けたダイワバーチューがゴール直前で差し切った。
また、ディープブリランテの全妹として注目された2番人気のパピーラヴは、直線で寄られるシーンもあり、最後に追い上げるも脚色は一息。8着に終わった。

勝ったダイワバーチューは近親に朝日杯3歳Sなどを制し、種牡馬としても一時代を築いたフジキセキがいる血統。
馬主は大城敬三氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+美徳」。

1着 ダイワバーチュー(蛯名騎手)
「最後は併せ馬のかたちにしたくなく、離して差し切れた。よく届いたよ。まだ緩いけど、先週の稽古に跨ったときも冷静で操縦が利いた。このままで姿でいてほしいね。それで力を付けてくれれば、文句はない」

2着 ショウナンライム(須貝尚調教師)
「ゲートは速すぎるくらい。最後に甘くなったけど、いい走りだった。まだまだ良くなる途上。これからが楽しみだよ」

3着 ブランダルジャン(北村宏騎手)
「ゲートを出なかったし、促しても馬群に入っていかなかった。能力は高く、レースに慣れれば」

4着 アドラビリティ(吉田豊騎手)
「手応えがあるのに、自ら先に出ようとしなかった。使ってぴりっとすれば、もっと走れるよ」

5着 メイショウサワヤカ(柴田善騎手)
「直線はラチにへばり付き、追いにくかったね。でも、慣れれば変わるだろうる初戦としてはいい内容だった」

7着 トーセンマリオン(武士沢騎手)
「まだもたもたしますが、使って変わるはず。能力は秘めています」

14着 ワラッチャオ(田中勝騎手)
「稽古の良さが出なかったね。大人しすぎる感じ。追ってからが案外だった」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

ダイワバーチュー
(牝2、美浦・鹿戸雄厩舎)
父:スウェプトオーヴァーボード
母:ダイワベルタ
母父:スペシャルウィーク

ダイワバーチュー

ダイワバーチュー

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