【札幌2歳S】スワーヴジョージ 四位絶賛!「扱いやすい馬」

3日、札幌2歳S(G3)の追い切りが札幌競馬場にて行われた。スワーヴジョージ(牡2、栗東・庄野厩舎)は四位洋文騎手を背にダートコースで併せ馬で、長めの距離から追い切られ6F87.0-70.9-55.7-40.9-12.7秒を記録。直線は軽く気合を付けられる程度だったが、先行した僚馬を残り1F付近で捉え、2馬身ほど突き離してのフィニッシュと好内容。

追い切りを終えた四位騎手は開口一番、「併せ馬で感触を確かめました。順調に仕上がっていると思います」と合格点のジャッジだ。

デビュー戦はスタートこそ遅かったものの、内々から徐々にポジションを押し上げ、直線では大外に持ち出されての差し切り勝ち。味のあるレースぶりを見せた。

「新馬はボーッとした感じで勝ってしまった」と苦笑いを交えて振り返ったが、「その辺はいい意味で今も変わらない感じ。人間を信頼してるのがわかるし、こちらの指示にも素直に反応する扱いやすい馬です」と最後は前向きなコメントで締めくくった。

日本ダービー連覇など、数多くのG1を制してきた名手に「先が楽しみですよ」と言わしめる逸材。徐々に頭角を現しつつある種牡馬ハービンジャーの、初年度産駒としても注目が集まる。

スワーヴジョージ

併せ馬を行うスワーヴジョージ(内)


スワーヴジョージ