【小倉2歳S】スノーエンジェル「今後が楽しみになる競馬を」

3日、小倉2歳S(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。スノーエンジェル(牝2、栗東・浅見厩舎)は、田中健騎手(レースでは松山弘平騎手が騎乗)が手綱を取り、坂路を単走での追い切り。日曜日に実質的な追い切りを済ませていることもあり、終始楽な手応えで4F60.5-43.3-27.1-13.3秒をマークした。

「レース後に短期放牧へ出していましたが、先週も金曜に時計を出して、日曜に本追い切りで50秒台。これだけやってもカイ食いもしっかりしてるし、いい状態だと思います」とデビュー2連勝での重賞Vに向けて、意気揚々と話してくれたのは四方調教助手

「初戦は重馬場で勝ったけど、軽い走りをするし、良馬場の方がいいタイプと思う。今後が楽しみになる競馬をしてもらいたいですね」と良馬場希望を口にしているが、もちろんデビュー戦で4馬身差楽勝の内容から道悪も問題ないはずだ。

ちなみに日曜日の坂路では4F50.8-36.2-23.6-12.1秒と、2歳馬では破格ともいえる好タイムを計時。今年5月の千葉サラブレットセールで牝馬最高額となる3564万円で落札され、兄に2頭の重賞ウイナーを持つ逸材の走りが注目される。