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祖母譲りの切れでダンスアミーガ2連勝…長岡S
2014/9/6(土)
9月6日(土)、2回新潟11日目11Rで長岡ステークス(芝1600m)が行なわれ、吉田豊騎手騎乗の5番人気・ダンスアミーガ(牝3、栗東・中竹厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:32.4(良)。2着には3/4馬身差で9番人気・マイネルメリエンダ(牡3、美浦・和田郎厩舎)、3着にはクビ差で1番人気・ダノンジェラート(牡5、美浦・萩原厩舎)が続いて入線した。
3番人気のスイートサルサが出遅れ、カオスモスが押し出されるような形になるところをアイムヒアーが押して押してハナへ。一気に後続を振り切ると、それを見るようにカオスモス、エンドレスノット、マイネルメリエンダが続き、縦長の展開で前半を通過。1番人気のダノンジェラートは中団やや後方からいつものポジション。
直線に入ると、飛ばしたアイムヒアーをカオスモスが早々に捕らえにかかるが、勢いはなく、その外を手応え良く進出したマイネルメリエンダが力強く先頭。押し切りをはかろうとするも、更に外から伸びたダンスアミーガがしっかりと差し切って連勝ゴール。ダノンジェラートはメンバー最速タイとなる上がり3F32.9秒の末脚で迫ったが3着までが精一杯だった。
勝ったダンスアミーガは祖母にオークス、エリザベス女王杯を勝ったダンスパートナーを持つ血統。春のクラシックには間に合わなかったが、マイルに矛先を向けたここ3戦で2勝。連勝のここ2走はどちらも上がり3F33秒台前半の切れ味で、今後の飛躍が大いに期待される。
馬主は有限会社社台レースホース、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「ダンス+仲間(スペイン語」。
1着 ダンスアミーガ(吉田豊騎手)
「切れることは分かっていましたからね。馬の後ろに入れた方が良いと聞いていましたが、今日は外枠だったのでそこがポイントだと思っていました。上手く馬の後ろに入れることが出来てラチ沿いを走れましたし、折り合いもバッチリでした。
馬群が縦長で乱ペースで流れていたので、直線はバラけるだろうと思ってギリギリまで溜めました。最後は、いかにも牝馬らしい切れ味でビュッと伸びてくれました。返し馬の雰囲気も良かったですし、落ち着きが出てきていると思います」
2着 マイネルメリエンダ(丹内騎手)
「今日は思い通りの競馬が出来ましたし、よく頑張ってくれました。新潟コースにも対応できましたし、馬が力を付けています」
3着 ダノンジェラート(横山典騎手)
「少しモタモタするところはありましたが、外に出してからよく伸びてくれましたし、よく頑張っていると思います。勝ち馬は強いですし、この相手で3着なら悪くないですよ」
4着 ベステゲシェンク(杉原騎手)
「良い位置でガマン出来ました。3、4コーナー辺りで少し力んでいましたが、最後は渋太く伸びてくれました」
5着 アトム(岩田騎手)
「馬の雰囲気は良かったです。最後はそれなりにきていますけど、位置取りの差があったかもしれませんね。もう少し流れに乗りたかったです」
長岡ステークスの結果・払戻金はコチラ⇒
ダンスアミーガ
(牝3、栗東・中竹厩舎)
父:サクラバクシンオー
母:ダンスオールナイト
母父:エルコンドルパサー
通算成績:8戦4勝



※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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